お役立ち情報
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保育園で子ども達に成人の日について説明してみましょう。成人の日は、子どもがその日を境に大人になる特別な日です。成人の日について説明して、子どもが将来を考えるきっかけ作りをしてみませんか?今回は、子どもに分かりやすく成人の日を説明する方法やおすすめの過ごし方について解説します。
■目次
成人の日とは、新しく成人になった若者達をお祝いする国民の祝日です。
内閣府が定めている国民の祝日に関する法律では、”おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます”日としています。
成人の日には、新成人の門出のお祝いをするとともに、社会人の一員となる新成人に向けて、責任や義務を負う自覚を促すための成人式が各自治体で執り行われます。
ですが、必ずしも成人の日に行うというわけではなく、地域によっては、お盆や春など、地元の人達が戻りやすい時期に合わせて開催するというところもあるようです。
引用:内閣府|「各「国民の祝日」について」
成人とは、大人のことを言います。
日本では、20歳になると大人の仲間入りになると民法で定められていましたが、この民法の改正により2022年4月1日から20歳が18歳へと引き下げられました。
18歳になると、さまざまな契約を親の同意なしで決定することができるようになりますが、飲酒や喫煙はこれまでと同様、20歳からになります。
また、成人式についても、多くの自治体が20歳になる年の成人を対象とした成人式を開催するとしています。
成年の日は、男性は”元服”、女性は”裳着”という儀式が由来だと考えられています。
以下では、それぞれの儀式について説明します。
●元服
元服は、12〜16歳頃の男性が成人の仲間入りをするために、奈良時代以降に行われていた儀式です。●裳着
裳着は、平安時代の貴族女性を中心に行われ、服装や髪型を大人のものに改める儀式です。成人の日は、街中で綺麗な振袖を着た人を見かけることも多いのではないでしょうか?
成人の日に振袖を着る理由として、振袖には『厄除け』という意味があることが挙げられます。
古くから”振る”という動作は、神様を呼び起こして厄を払うといわれています。
また、長い袖を振ることで、無病息災を願う意味も込められているようです。
加えて、女性は19歳になると、最初の厄年を迎えます。
振袖が着られるようになった背景には、「成人の年には厄が去って、幸せになりますように」という願いも込められているとされています。
子どもに分かりやすく成人の日について説明する方法は、以下の通りです。
乳児への説明は、成人式などの写真を見せても難しいため、簡潔に説明してあげると良いでしょう。
幼児への説明は、成人式や2分の1成人式についてもあわせて説明し、大人になったら何をしたいか、など将来の話につなげてみると良いかもしれません。
将来の夢を考えるきっかけとなることはもちろん、みんなで発表する機会を設ければ盛り上がりそうですね。
以下では、保育園での成人の日におすすめな過ごし方について紹介します。
将来の夢を聞くことは、子どもが「自分はいつか大人になる」という意識を自覚することにつながります。
「将来の夢はなにかな?」と質問するのも良いですが、少し言い方を工夫することで、子どもの発想はグッと膨らみます。
「お父さん・お母さんみたいに大きくなったらなにになりたい?」「たくさん食べて大きくなったら、○○くん(ちゃん)はなにになりたい?」と、子どもが大人になることを想像しやすくなるような聞き方がおすすめです。
具体的にイメージしにくいという子どもの場合は、色々なお仕事が出てくる絵本を読んであげると、夢を考えるヒントになるかもしれません。
成人の日に開けるタイムカプセル作りも、保育園でのおすすめな過ごし方の一つです。
未来の自分へのお手紙や絵、家族や友達と撮った写真、好きなおもちゃなどをビンやステンレス製のケースなどに入れましょう。
タイムカプセルを作ることは、未来の自分や周りの環境を想像する良い機会となります。
成人の日は、子どもがその日を境に大人になる特別な日です。
成人の日について説明することは、子どもが自分の将来を考える機会となります。
将来の夢についてみんなで話し合ったり、タイムカプセルを作ったりして、成人の日を思い出に残るような日にしてみてくださいね。
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