お役立ち情報
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寒くて外で遊べない日の保育園では、室内で冬にちなんだ製作遊びをするのがおすすめです。冬といえば、雪だるまや手袋、マフラーなどのモチーフがありますね。子ども達が冬を存分に感じられるようなモチーフを取り入れて、保育園内を冬一色に彩りましょう。今回は、保育園でできる冬の製作遊びについて、おすすめのアイデアを紹介します。
■目次
冬は、クリスマスやお正月など、子どもがワクワクするようなイベントがたくさんある季節です。
一方で寒さも厳しくなり、外遊びやお散歩が減ってしまう保育園も多いことでしょう。
そんなときに大活躍するのが、製作遊びです。
冬の製作遊びでは、雪だるまやマフラー、手袋などの冬ならではのモチーフをはじめ、12月はクリスマスにちなんだモチーフ、1月はお正月にちなんだモチーフ、2月は節分にちなんだモチーフ…と、その時期ならではのイベントのモチーフを取り入れるのがおすすめ。
完成した作品を保育園内に飾れば、冬らしいキラキラとした雰囲気を味わえ、子ども達も季節を感じる良い機会となります。
保育で冬の製作遊びをするねらいは、以下の点が挙げられます。
●冬にちなんだ製作遊びをすることで、季節を感じる
●冬のイベントに親しみを持つ
●身近な素材を活用した製作を通して、想像力を養う
子どもの成長において季節を感じることは、大切な感性の1つです。
そのため、冬の製作遊びでは、冬を代表するモチーフを存分に取り入れましょう。
また、冬は、クリスマスやお正月、節分など、楽しいイベントが盛りだくさんです。
そういったイベントにちなんだ製作を行えば、子どもの興味を掻き立てられるかもしれません。
あわせて、どのようなイベントなのか、どんなことをして過ごすのかを伝えられると良いでしょう。
それぞれのイベントの導入として、製作遊びを取り入れるのもおすすめです。
>>>あわせて読みたい「クリスマスの由来や意味とは?子どもに分かりやすく説明しよう!」
>>>あわせて読みたい「お正月とは?意味や由来を知って子どもに分かりやすく説明しよう」
>>>あわせて読みたい「【節分って何?】子どもにも分かりやすい説明方法を紹介!」
真っ白な絵の具を使って、雪の世界を作りましょう。
絵の具のねちょねちょとした感触や冷たさ、乾いた後のかさかさとした感触も楽しむことができます。
子どもの中には、まだ雪を見たことがない子もいるでしょう。
「雪はどんなふうに降っているかな?」「風は吹いているかな?」と声掛けしながら、子どもの想像力に働きかけましょう。
●濃い色の画用紙(黒やグレーなど)
●白い絵の具
●折り紙を切って作った家や木の幹
●のり
<作り方>❶折り紙で作った家や木の幹を、濃い色の画用紙に貼り付ける
(あらかじめ画用紙に貼り付けておくのがおすすめです)❷指に絵の具をつけて画用紙にぺたぺたしたり、絵の具をたらして手で広げたりして雪を表現する
❸乾いたら完成
壁面装飾としてもおすすめな、ふわふわとした綿がついた手袋の製作です。
手袋に貼り付ける折り紙は、子どもに好きな色を選んでもらいましょう。
綿を貼り付ける前に、綿を握ったり、ちぎったりして感触を楽しむ時間を設けると、興味を持つきっかけになりそうですね。
●白画用紙 1枚
●色画用紙 1枚
●色々な色の折り紙
●綿
●はさみ
●のり
❶白い画用紙を手袋の形に切り、左右両方の手袋を作る
❷台紙となる色画用紙の上に❶をのりで貼り付ける
❸折り紙を細かくちぎり、手袋に貼ってデコレーションする
❹❸の手袋の手を入れる部分に綿を貼り付けて完成
乳児でも筆を使わずに、簡単にお絵描き遊びができるのが”たんぽ”という技法です。
絵の具を付けたガーゼなどの布を画用紙にポンッとする感覚や不思議な模様は、子どもの興味を掻き立てるでしょう。
そんなたんぽを活用し、可愛らしい雪だるまに雪を降らせてあげる製作です。
保育士はあらかじめ、雪だるまの顔・体のパーツを作ったり、雪だるまの形に切った白画用紙を色画用紙に貼り付けておくと、製作がスムーズに進められます。
●色画用紙(水色や紺色などの青系がおすすめ)
●白画用紙
●雪だるまの顔・体のパーツ(画用紙で作ってもOK)
●たんぽ
●白い絵の具
●絵の具入れ
●はさみ
●のり
❶雪だるまの形に切った白画用紙を、土台となる色画用紙に貼り付ける
❷❶の雪だるまに顔・体のパーツを貼り付ける
(子どもができる場合は、パーツの裏に両面テープを事前に貼り付けておくと自由に貼り付けられます)❸たんぽに絵の具を含ませ、雪のように画用紙にスタンプする
❹乾かしたら完成
最後までどんな模様になるのかが分からない、毛糸を使った製作です。
毛糸を穴に通す作業は、手先を扱う練習にもなります。
色々な色の画用紙や毛糸を用意して、子ども達に好きな色を選んでもらいましょう。
●厚紙
●色画用紙
●毛糸
●のり
●はさみ
●穴あけパンチ
●セロハンテープ
❶色画用紙を貼った厚紙を、手袋の形に切る
❷穴あけパンチで、手袋のふちに沿って穴を複数あける
❸毛糸の端を1つの穴に結びつけ、毛糸の長い方をさまざまな場所の穴に通していく
❹毛糸が短くなったら、裏にセロハンテープで留め、新しい毛糸を結び、穴に通していく
❺❶~❹を繰り返して左右両方の手袋を作り、毛糸でつなげたら完成
落ち葉や木の実、小枝など自然物を活用する毛糸の雪だるま製作です。
毛糸で丸い形にする作業は、子どもにとって少し難しいかもしれませんが、指先を扱う練習になるだけでなく集中力を養うことにもつながるでしょう。
好きな色の毛糸を使って、自分オリジナルの雪だるまを作ってみてくださいね。
キラキラとした結晶が素敵なオーナメントの製作です。
なんと、その結晶の正体は”塩”!
さらさらとした塩がどのように変化して結晶になるのか観察しながら製作すると、実験気分で楽しめますよ。
温度が高いお湯を使用するため、塩を溶かしたりお湯にモールを浸ける作業は、保育士が行いましょう。
冬気分が存分に味わえるスノードームの製作です。
動画では、雪だるまやクリスマスツリーのスノードームですが、子どもが好きなモチーフを自由に作って中に入れても楽しいです。
完成した後は、みんながどのようなスノードーム作ったのか飾って展示するのも良いでしょう。
今回は、冬におすすめな製作遊びを紹介しました。
冬は、子どもが大好きなイベントが盛りだくさんの行事です。
雪だるまや手袋などの冬ならではのモチーフを製作に取り入れるのも良いですが、その時期ならではのイベントにちなんだモチーフを取り入れるのもおすすめ。
寒くて外で遊べない日は、子どもが冬という季節を存分に感じられるような製作遊びで楽しみましょう。
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