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【出初式の絵本】年齢別！読み聞かせにおすすめ絵本8選
今回は、読み聞かせにおすすめな出初式にちなんだ絵本を紹介します。出初式は、消防の仕事始めの儀式のこと。保育活動の一環として、毎年参加している園も多いのではないでしょうか？出初式の参加前や振り返りとして、消防士や消防車にまつわる絵本の読み聞かせをしてみましょう。子どもの、防災への興味を掻き立てることにもつながりますよ。
■目次
出初式ってなに？
出初式とは、消防の仕事始めの儀式のことです。
毎年1月4日〜10日の1月上旬に行われ、新春恒例行事の一つとなっています。
一般にも公開され、消防車の行進や一斉放水などのパフォーマンスが行なわれます。
出初式の目的は、消防への理解と信頼を深めることや、人々に火災予防に対する意識を持ってもらうことです。
普段あまり意識していないからこそ、消防団という存在を身近に感じられる大切な機会となります。
＞＞＞あわせて読みたい「保育園で出初式に参加する目的は？ねらいや園での取り組みなど」
保育活動の一環として、毎年出初式に参加するという園も多く、子どもの中には「消防士さんに会える」と楽しみにしている子もいることでしょう。
保育園で出初式に参加することには、地域の方と交流することや子どもが防災について学ぶためという目的があります。
より子どもが消防に興味を持てるよう、この機会に消防士や消防車にちなんだ絵本を読み聞かせしてみましょう。
出初式に参加する前の導入としてはもちろん、参加した後の振り返りとして読むのもおすすめです。
0～1歳児におすすめの出初式の絵本
働く車が勢ぞろい！『とどくかな』
出典：amazon.co.jp
クレーン車や消防車など、人や物を高い場所に運び上げる車達が登場します。
”ういーん””ぐいーん”、高いところまで届くかな？
「とどくかな」「とどいた！」の繰り返しが楽しい絵本です。
子ども達に「とどくかな？」と問いかけながら読み聞かせを進めていきましょう。
街中で見かける働く車に興味を持ち始めた赤ちゃんが喜ぶ一冊です。
- 著者：三浦 太郎
- 出版社：偕成社
- 発売日：2007/6/1
働く車に乗った動物達を見つけよう『のります のります！』
出典：amazon.co.jp
「のります のります！」とさまざまな動物達が消防車やパトロールカーに乗ります。
動物達がどこに乗っているのか探してみましょう。
シンプルな言葉の繰り返しが思わず繰り返したくなる乗り物絵本です。
乗り物に乗った動物を探すことで、乗り物の名前や動物の名前を知ることができます。
色々な楽しみ方ができ、赤ちゃんも夢中になれる一冊です。
- 著者：わだ ことみ/冬野 いちこ
- 出版社：岩崎書店
- 発売日：2015/12/11
2～3歳児におすすめの出初式の絵本
街の人々のピンチを救う！『はしれ はしごしゃ』
出典：amazon.co.jp
消防署からはしご車が出動していきました。
遠くのビルの向こうから煙が見えます。
その煙は、煙突から出る煙？焚火の煙？もしかして、本物の火事でしょうか…？
切り抜きページをめくるたびに、煙の正体が分かる仕掛け絵本です。
火事だけでなく、街の人々のピンチにも出動するこの物語を通して、子ども達は楽しく消防士の仕事について学ぶことができるでしょう。
はしご車が出動した目的が明かされる最後のページまで目が離せない一冊です。
- 著者：間瀬 なおかた
- 出版社：ひさかたチャイルド
- 発売日：2009/12/1
勇気を出せばできることを教えてくれる『こわがりやの しょうぼうしゃ ううくん』
出典：amazon.co.jp
消防車のううくんは、怖がり屋さん。
だから、「火事がありませんように」といつも小さい声でお祈りしています。
ある日、「火事だ、出動！」とベルが鳴り、ううくんも外に飛び出しますが…。
怖がりな消防車ううくんに思わず「頑張れ！」と応援したくなる絵本です。
怖くても勇気を出すううくんの姿は、子ども達にも良い刺激を与えてくれることでしょう。
ちょっぴり怖がりで勇気を持てない子どもにおすすめしたい一冊です。
- 著者：戸田 和代/にしかわ おさむ
- 出版社：ポプラ社
- 発売日：2013/4/2
消防車の夢と憧れがたくさん詰まった『ぼくの しょうぼうしゃ』
出典：amazon.co.jp
男の子が欲しいのは、はしごとホースとサイレンがついた小さくて赤い消防車。
火事が起きたらサイレンを鳴らして現場に駆けつけたり、ホースから火元に向かって放水したり…
火事だけじゃなくて、お花に水やりをしたり、泥んこの象を洗ってあげたり…男の子が消防車に乗ってやりたいことは…？
男の子が消防車に乗ってやりたいことが描かれた絵本です。
読み終わった後に、子ども達に「消防車に乗ったら何をしてみたい？」と聞いてみるのも楽しそうですね。
絵本の男の子のように、聞いている子どもの想像も膨らみそうな一冊です。
- 著者：竹下 文子/鈴木 まもる
- 出版社：偕成社
- 発売日：1993/11/1
4～5歳児におすすめの出初式の絵本
何度読んでも胸がドキドキする『しょうぼうじどうしゃ じぷた』
出典：amazon.co.jp
じぷたは、ジープを改良した車体にポンプやサイレンがついている小さな消防自動車。
ところが、じぷたはいつも大きくて立派な働きをするはしご車や高圧車、救急車のみんなから”ちびっこ”扱いをされています。
そんなある日、山火事が起こり…？
レトロな雰囲気が漂うこの絵本は、今から50年以上も前に誕生しました。
絵本から伝わる迫力のあるスピード感やキャラクターの愛嬌は、子ども達を夢中にさせることでしょう。
読み終わった後には、心がスカッとする一冊です。
- 著者：渡辺 茂男/山本 忠敬
- 出版社：福音館書店
- 発売日：1966/6/10
子どもの心を癒す姿にほっこり『おさるのジョージ しょうぼうしゃにのる』
出典：amazon.co.jp
黄色い帽子のおじさんと一緒に消防署へ見学に行ったおさるのジョージ。
すると、本物の火事が発生しました！
ジャージも消防車に飛び乗って出動します…。
子どもに人気な「おさるのジョージ」シリーズの今回のテーマは『消防車』。
好奇心旺盛なジョージが何をするのか、子ども達も終始ドキドキすることでしょう。
ハラハラドキドキしつつも、ジョージの優しい姿に最後はほっこりする一冊です。
- 著者：M.レイ/H.A.レイ
- 出版社：2006/4/14
- 発売日：岩波書店
リアルな消火活動の様子が見られる！『ありがとうしょうぼうじどうしゃ』
出典：amazon.co.jp
どんぐり山で火事が発生しました！
虫や動物達が逃げまどう中、村や町から消防車が駆けつけます。
池に住むカッパ達と一緒に、消防士達の消火活動が始まります…。
消防活動の様子が細かくリアルに描かれている新しい乗り物絵本です。
ところどころ文字がないページがあり、ゆっくりと立ち止まって子ども達が絵本に集中することができます。
面白いストーリー展開とともに、火事の怖さを学べる一冊です。
- 著者：内田 麟太郎/西村 繁男
- 出版社：ひかりのくに
- 発売日：2009/7/1
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