保育士は適職?保育士に向いている人・向いていない人の特徴

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「保育士は子どもが好きでいつもニコニコ笑っている」そんなイメージがあるかもしれません。保育士に向いている人、向いていない人の特徴が分かれば、保育士は適職なのかどうか簡単に判断できますよね。 今回は保育士に向いている人の特徴、向いていない人の特徴について解説します。

保育士に向いている人の特徴

保育士に向いている人の特徴は、以下の通りです。

子どもが好き

保育士をしている多くの方が共通して持っていることが「子どもが好き」と言うことではないでしょうか。

ですが、ただ単に子どものことが好き、という気持ちでは務まらないのが保育士の仕事。

ここでの「子どもが好き」を噛み砕いて説明すると、子どもの育ちに感動し、子どもの発見を一緒に喜び、子どもの成長を援助するといったことをプロの視点から見て、子どもと関わることが楽しいと感じられることです。

保育士になりたての新卒保育士から「子どもがこんなに大変だとは思わなかった」という声をよく聞きます。

こんなに大変だと思わなかったけれど、それでも子どもと関わっていきたいと考える方なら、保育士には向いているといえるでしょう。

体力がある

保育士は体力勝負の仕事であるため、、体力があれば向いているといえます。

抱っこやおんぶは、0歳児に限らず、1歳児・2歳児でもしてほしい気持ちがある子どもにはしてあげます。

また学年が上がるにつれて、一緒に走り回ったり、全ての子どもに目を配ったりしなくてはいけません。

保育士の腰痛や肩こりは、職業病だとさえ言われます。

また、風邪を引きにくいタイプの人も保育士向きといえるでしょう。

先生が子どもに風邪をもらってお休み…なんてことは、なるべく避けたいですね。

コミュニケーションを取ることが好き

保育士は、子どものみならず、保護者や職場の同僚、地域の人など多くの人と関わります。

特に保護者対応では、保護者にポジティブなことは伝えられてもネガティブなことは伝えにくいと感じることもあるでしょう。

しかし、それを当たり障りなく、そして保護者の気持ちにも寄り添いながら伝えることが大切です。

また、保育園は、地域全体の協力があってこそ、運営ができています。

ときには、地域の人たちとコミュニケーションを取り、保育園にお招きするといった行事を行う園もあります。

多くの人とコミュニケーションを取ることが好きだという方は、保育士に向いているといえるでしょう。

文章を書くことが苦にならない

保育士は子どもと遊ぶ仕事と思われがちですが、実は書類作業が多い仕事でもあります。

最近の保育園ではIT化が進んできていますが、やはり手書きでの書類が多いことには変わりないでしょう。

毎日の連絡帳をはじめ、クラスだよりや園だより、日案、週案、月案に個人記録など、膨大な書類作業をこなす必要があります。

文章を書くことが苦にならないというのは、保育士に非常に向いているといえるかもしれません。

保育士に向いていない人の特徴

一方で、保育士に向いていない人の特徴は、どのようなものあるのでしょうか?

極度の恥ずかしがり屋

保育士は人前で話すことが非常に多いです。

30人前後のクラスの前はもちろん、 学年や園全体、保護者会など人前に立つシーンはたくさんあります。

また、人前に立ってお話するだけでなく、 面白い劇をしたり、紙芝居を読んだり、手遊びをしたり、お遊戯の踊りをしたり…

こういったシーンは、恥ずかしがり屋さんにとっては辛いと感じるでしょう。

しかし、恥ずかしくてもそれを頑張ってこなせるのであれば”保育士に向いていない”とは言えないでしょう。

極度の恥ずかしがり屋の場合は、その点を改善していく必要があるかもしれません。

パニックになりやすい

決められたことならきちんとこなせるけれど、突発的なことは苦手、という人はいますよね。

その場合、保育士には残念ながら向いていません。

保育は突発的な出来事の連続といっても過言ではないからです。

「○○君がまた牛乳こぼした!」「お友だちが叩いた!」など同時にいくつものトラブルが起こるのが基本であり、日常茶飯事です。

それを全部予測するのは不可能な上に、子どものケガなどにつながるトラブルの場合もあります。

突発的なことにすぐに対応できず、パニックになりやすいという方はあまり保育士には向いていません。

予測をしない人

前述で、全部を予測するのは不可能だと述べましたが、だからといって全く予測をしなくても良いというわけではありません。

例えば、保育活動で使ったはさみを一時的に小さな子ども達が届く場所に置いてしまったとします。

子ども達はもちろんそのはさみに届いてしまうため、そのはさみで遊んでしまうでしょう。

これにより怪我のリスクが発生しますが、ここにはさみを置いて、子どもたちが気付いたらどうなるか?ということをしっかり予測できていなかったために生じた問題です。

このように、保育園では予測をすれば未然に防げるトラブルが多くあります。

また、子どもの普段の姿から予測して遊びを設定することもあります。

予測ができない人や予測をしない人では、保育は広がりません。

子どもの育ちには保育者の経験や知識に基づく「予測」が大切です。

潔癖症

子どもがいる環境を清潔に保つことは、非常に大切です。

壁や床を毎日掃除したり、使用した玩具を都度アルコール消毒したりといったことを日常的に行っています。

しかし、清潔と潔癖では、その意味合いは異なります。

潔癖の場合、子どものおむつ交換をはじめ、嘔吐やよだれ、くしゃみを浴びるなどは非常に辛いと感じることでしょう。

そもそも保育の仕事は3K(きたない、くさい、きつい)と昔から言われています。

基本的に潔癖症の方は保育の仕事には向いていませんが、普段は潔癖症だけど、子どもの汚れは大丈夫!という方の場合であれば、保育には向いていないとは言えません。

特徴に当てはまっていないと保育士は務まらない?

「保育士に向いている人の特徴」に当てはまっていないからといって、必ずしも保育士が務まらないというわけではありません。

もちろん「子どもが好き」ということが大前提にある必要があります。

ですが、それ以外については、働いていく中で慣れていったり、克服できる場合があります。

もしも、今後保育士を目指している人の中に「自分は特徴に当てはまっていないから向いていない…」と思う人がいるのであれば、これからでも保育士に必要な適性を高めていくことが可能です。

ぜひ諦めずに挑戦していってくださいね。

まとめ

以上、保育士に向いている人、向いていない人の特徴を見てきました。

基本的によほどの場合でなければ、保育士に向いていない人はいないでしょう。

できないことがあっても頑張れるのであれば、それは子どもの成長にとってある種のお手本になります。

向いていない!とショックを受けるのではなく、向いていなさそうな性質だからどうしようか…と考えてみてください。

きっとそこから、自分の個性にあった保育が生まれるでしょう。

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