お役立ち情報
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保育士の転職成功に必要な準備や心構えをご存知ですか?無鉄砲に転職を考えてしまうと、失敗に終わってしまいます。しっかりと準備をしておくことで、自分の理想の保育園に出会える可能性がグッと縮まることもあります。今回は、転職を成功させるために転職活動の際に必要な準備や、心構えを紹介します。
■目次
転職を考えるときというのは、「今の職場ではやっていけないな・・・」「今の職場よりも良い職場はないかな!?」というネガティブな感情が芽生えたときが多いです。
しかし、このネガティブな感情のまま転職活動を行ったり、希望する職場の面接に臨んでも上手くいかない可能性の方が高くなります。
転職をネガティブからポジティブに変える必要があります。
ここでは気持ちをポジティブに変え、転職を成功させるために必要な心構えを4つ紹介します。
新しい職場を探す際に、希望する条件というのが存在します。
「今の職場よりも給与が良い場所」「今の職場よりも仕事量が少ない場所」「今の職場よりも人間関係が良い場所」など、人によって条件はさまざまです。
この求める条件を明確にするためには、転職の理由を明確にする必要があります。
「とりあえず今の職場を辞めたい」「仕事に飽きた」という抽象的な理由では、新しい職場に求める条件が明確化できず、転職先が決まったとしても同じ理由でまた辞めたいと思い、失敗に終わってしまうのです。
転職の理由や、新しい職場に求める条件が明確でないと、転職は失敗になると話しましたが、求める条件にこだわり過ぎるのも良くありません。
例えば、「給与が良い」「残業がない」「休日出勤はない」という条件で職場を探すとします。
しかし、この3つの条件を満たした職場というのはそうそう見つかるものではありません。
全ての条件をクリアすることにこだわり過ぎると、いつまでたっても転職先すら見つからないという状態になってしまいます。
以下の求人を例に見てみましょう。
❶「残業、休日出勤があるが、その分手当が充実していて、給与が良い」
❷「給与は少し下がるが、残業や休日出勤はない」
❶の求人であれば「残業なし」「休日出勤なし」という条件は諦めるほかありませんが、「給与が良い」という条件を満たしています。
一方、❷の求人であれば「給与が良い」という条件は満たされませんが、「残業なし」「休日出勤なし」という条件は満たしています。
このように、「これなら諦められる!」という条件も明確にしておかなければ、転職先すら見つからないということになりかねません。
「転職活動をいつから始めれば良いのか」という悩みは、多くの人が抱えるでしょう。
保育士として次の職場を探す、転職活動を始めるベストなタイミングとしては、1月〜3月がおすすめです。
その理由は、4月から新しい職場で仕事を始められるからです。
大体の人が今の職場を退職してから転職活動を始めると考えますが、それでは次の職場が見つかるまで無職ということになります。
仕事に就いているときには厚生年金や健康保険が給与から天引きされていましたが、仕事を辞めてしまうと国民年金や国民健康保険への切り替え手続きを行わなければなりません。
今まで会社がやっていた事務手続きを自分で行うというのは、結構手間のかかる作業です。
こういった転職活動以外の手間というのは避けた方が良いでしょう。
多くの保育園は、4月から翌年3月までの1年間を一つのくくりとして業務を行います。
基本的にはその1年間でクラスや子どもが入れ替わることはないため、よっぽどの理由がない限り、年度途中の退職は避けた方が良いでしょう。
年度途中の退職というのは、新しい職場の面接時にも理由を聞かれたり、あまり良いイメージを抱かれません。
それだけでなく、残された子どもや保護者への対応、途中になってしまった仕事の対応、業務の引き継ぎなど、残された保育士の負担も極端に増します。
大体の保育園は年末年始頃に、施設長や園の上司と個人面談を行います。
そこでは、今年度の振り返りや次年度の抱負を話したり、次年度受け持ちたいクラスなどを確認し、そこから次年度のクラス編成などを考えていきます。
施設側としては、この場で退職の意思を伝えることで、次年度のクラス編成がスムーズに行われたり、保育士募集をかけるといったことが行えます。
転職を考える際には、こういった配慮を行うという心構えも必要です。
>>>あわせて読みたい「転職を繰り返す保育士の特徴は?続けられる職場選びのポイントも」
転職に向けていくつか必要となるものがあります。
忘れることのないよう、転職活動を始める前に準備しておくと安心です。
ぜひチェックリストを活用して、準備してくださいね。
スーツ・靴・カバンは、保育園によっては私服指定の場合もあるため、必ずしも必要になるとは限りません。
しかし、スーツ指定の保育園もあるため、事前にスーツの状態を確認し、必要であればクリーニングしておきましょう。
年金手帳・雇用保険被保険者証・源泉徴収票は、退職前の職場から退職後に受け取るものであり、新しい保育園に入職する際に必要となるものです。
これらは退職者へ渡す義務があるため、万が一時間が経っても渡されないという場合は、一度勤めていた職場へ連絡して確認してみましょう。
保育士の場合、ほとんどが面接で採用が決まるといっても過言ではありません。
どんなに優れたスキルを身につけていても、保育士として最も大切な人柄が良くなければ不採用も十分考えられます。
面接対策でやっておきたいこと2点を紹介します。
保育園の面接において、質問される内容はほとんど決まっています。
その内容を知り、事前に回答を考えて練習することで、面接独特の緊張感も克服できるかもしれません。
また、保育園の面接では回答の理由よりも、個人の人間性が見られます。
「何も答えられなかった・・」「何を話したのか自分でも分からない・・」という後悔で面接を終わらせないようにしましょう。
面接で聞かれる代表的な質問については、以下のものが挙げられます。
●自己PR
●長所と短所
●志望理由
●転職理由
●スキルや経験、特技
●他に応募している保育園の有無
●目指す保育士像
…など保育士はサラリーマンとは違い、接客を行ったり、スーツを着て外部に出かけるという業務はほとんどありません。
そういった面ではサラリーマンに比べて、マナーや振る舞いに欠ける部分があります。
スーツの着こなし方やドアの開閉の仕方、椅子に腰掛ける際の姿勢など、マナーと一言で言っても、細かい部分まで意識する必要があります。
マナーアップの講習などを受講し、今一度自らの身だしなみやマナーの確認を行うと良いでしょう。
>>>あわせて読みたい「【これで完璧】保育士の面接対策を完全解説|質問やマナー・服装」
面接前の対策として、園見学に参加し、情報収集をすることも転職を成功させるポイントです。
求人情報や保育園の口コミ、ホームページからでも情報は得られますが、実際に目で見て、そこで働く保育士とお話することでしか得られない情報もたくさんあります。
また、保育園の雰囲気や仕事の忙しさ、通う子ども達を知ることもできるため、入職後のミスマッチを防ぐこともできるでしょう。
保育園見学に参加する前のイメージと参加した後のイメージが違ったなんてこともあるため、保育園見学には積極的に参加することをおすすめします。
>>>あわせて読みたい「保育士の就職活動では園見学がカギ!マナーや質問内容をご紹介」
転職を考える保育士は、実際に多いです。
自分で考えた結果、転職をするということは決して悪いことではありませんが、何度も転職を繰り返すというのは自分のためにも良くありません。
「この転職で最後!」という気持ちを持ち、転職を失敗しないためにも、心構えや事前の準備をしっかりと行うようにしましょう。
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