保育士のエプロンの選び方｜種類や選ぶときのポイントを解説

保育士さんのトレードマークともいえるエプロン。制服のように毎日身に付けるもののため消耗が早く、エプロンを購入する機会は多くあることでしょう。今回は、保育士さんがエプロンを選ぶ際のポイントなどについて紹介します。毎日エプロンを着る保育士さん、保育実習を控えている学生さん必見です。

保育士はどうしてエプロンを付けるの？

保育士さんといえばエプロン、というイメージがありますが、そもそもどうして保育士さんはエプロンが必要なのでしょうか。

①衣類が汚れるのを防ぐため

保育業務は子どもたちと遊んだり、食事、排泄の介助、絵具やのりなどを使う製作を行うなど、衣類が汚れやすい業務が多め。

それらの汚れから衣類を守るために、エプロンを着用します。

またエプロンは着脱が簡単で、汚れたらすぐに替えられるという点から、保育士の身なりを清潔に保つという目的もあります。

②ポケットにものを入れて持ち運ぶため

例えば子どもが転んだときの絆創膏や、書類を記入するための筆記用具、子どもに与えるおもちゃなど、保育士は常備すべき持ち物がたくさん。

このご時世では、体温計や消毒液を持ち運ぶ保育士さんも多いでしょう。

持ち物のためにカバンを持ち歩くよりも、エプロンのポケットに収納できれば便利ですよね。

そのため、保育士用のエプロンには大きめのエプロンが付いていることが多いです。

③子どもが保育士だと認知できるため

エプロンを付けていると、子どもが一目で「先生だ」と判別することができます。

散歩に出かけたときなど周りに大人がたくさんいる環境で、子どもがすぐに保育士を見分けることができるためのツールになるのです。

またキャラクターなどかわいらしいデザインのエプロンを身に付けることで、子どもたちが親しみを感じやすいというメリットも。

保育士のエプロンの種類

保育士さんが身に付けるエプロンには、主に4つのタイプがあります。
以下では、それぞれのタイプについて解説します。

ノーマルタイプ

一般的によくある形のノーマルタイプ。

紐を交差させて頭から被り、後ろで紐やボタンなどで固定して着用します。

肩ひもが細く背中の部分が空いているため、暑い季節におすすめです。

チュニックタイプ

袖のないスモック（割烹着）のようなデザインのチュニックタイプ。

ふわっとしたシルエットで、優しい印象を受けます。

肩ひもや後ろの固定部分などを気にしなくても良いという利点があります。

スモックタイプ

割烹着のように着るタイプのエプロン。

服のように着用できるため、動きやすくあたたかいです。

正面や後ろにボタンがついているものもあります。

カフェエプロン

カフェで着用するようなスタイリッシュなタイプのカフェエプロン。

デザインはシンプルで、装飾品が付いていないことが多いため洗いやすいという利点があります。

腰に巻いて着るスタイルのものも。

エプロンを選ぶときのポイント

たくさん種類のあるエプロンですが、選ぶときにチェックすべきポイントにはどのようなものがあるのでしょうか。

①素材をチェック

エプロンの素材としては、ポリエステルや綿が人気。

ポリエステルの高い耐久性と綿の肌触りの良さという、両方の利点を取り入れたポリエステルと綿の混紡素材もおすすめです。

最近では、速乾性と保温性のあるフリース素材を選ぶ保育士さんも増えています。

②デザインをチェック

エプロンのデザインは、温かみや明るさを感じるカラーがおすすめ。

かわいらしいチェック柄や、控え目の花柄なども人気のデザインです。

ポケットを開くとキャラクターが現れたり、アップリケが動くなどの仕掛けがあるデザインも。

③安全性をチェック

ボタンやフリルなど外れて落ちる可能性のあるものは、子どもの怪我や誤飲などが危惧されます。

しっかり固定されているか、外れそうな部分はないかなどの確認が必要です。

また金具やジッパーなど、子どもが触れて怪我をする可能性があるものも避けましょう。

④園の規定をチェック

園によっては、エプロンの色やデザイン、キャラクタープリントの有無などに規定を設けている場合があります。

新しい園でエプロンを準備する際は、まずは園に規定があるかどうかを聞くようにしましょう。

【学生さん向け】保育実習のエプロンはどんなものが無難？

保育実習で着用するエプロンは、ノーマルタイプ・チュニックタイプ・スモックタイプから選ぶようにしましょう。

できるだけ、キャラクターデザインのないシンプルなものが無難です。
明るめの色で、優しい印象を与えるものを選ぶようにしましょう。

また、メモ帳や資料などの物を持ち運べるように、大きめのポケットがついていると便利。

園でエプロンの規定があるかどうかを事前に聞ける場合は、どのようなエプロンが相応しいかどうかを聞いておくようにしましょう。

まとめ

買い替えることの多い保育士さんのエプロン。

素材やデザイン、種類などによってさまざまなエプロンがあるため、季節や行事によって使い分けるのもいいですね。

子どもたちにも「かわいい！」といってもらえるようなエプロンを身に付けて、楽しくお仕事できればいいですね。

 

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