お役立ち情報
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保育士は、年に数回研修に参加する機会があります。通常、動きやすいパンツやジャージで勤務するため、研修に参加するときの服装には迷ってしまいがちです。社会人としてTPOに応じた服装を心がけたいですね。今回は、保育士が研修に参加するときに適した服装について紹介します。服装についてよくある悩みとその対処法についても、参考にしてみてください。
■目次
保育士が研修に参加するときの服装は大きく分けて3つあり、研修内容によって変わってきます。
研修内容に応じて適切なものを選ぶようにしましょう。
講義がメインの研修はスーツで参加することが多いです。
入社前の新人研修もスーツの場合があります。
ただし、実習がある場合は動きやすい服装の用意もしておきましょう。
スカートスーツの場合は、膝が隠れる丈の長さを選ぶことがポイント。
椅子に座ったときに、短すぎないか長さを確認しましょう。
リトミックや遊びの研修など体を動かす研修では、動きやすい服装で参加することが多いです。
Tシャツの上にパーカーを羽織るなど、体温の調整ができるようにするのが望ましいです。
ジャージや伸縮性のあるパンツなど動きやすい服装を心がけましょう。
スニーカーや、動きやすい上履きの準備も必要です。
他園との交流を交えての研修など、スーツまではいかなくとも清楚な服装を求められる場合は、オフィスカジュアルが一般的。
襟のついたシャツにジャケットを羽織ったり、白のインナーにカーディガンを羽織るなどの服装がいいでしょう。
ボトムスは黒のパンツや膝下までの長さのスカートが望ましいです。
研修の服装選びで悩みがちなことには、以下のような点が挙げられます。
それぞれの対応方法についても解説します。
よくある悩みが、服装の指定がないときにどうすればよいかということ。
開催場への確認が可能であれば確認することがベターですが、難しい場合はスーツで伺い、動きやすい服装を持参するのがいいでしょう。
また一緒に参加する同僚と合わせた服装にすると、「一人だけ違う」ということにはなりません。
スーツで参加するけど動きやすい服装も持参したい場合、どうしても荷物がかさばってしまいます。
そういったときは、ストレッチ性のある黒のパンツスーツで向かうことがおすすめ。
上にはオフィスカジュアル風の白いブラウスにすると、どちらにでも対応できます。
リトミックの研修などは一緒に体を動かすことが多いですが、まれに講習のみの場合もあります。
座学のみの講座なのか、体を動かす実習なのか分からないと服装を悩むでしょう。
そういったときは、半袖シャツにジャケットやパーカー、カーディガンなどの羽織を持っていき、調節できるようにするといいでしょう。
指定された服装であれば何でもよいという訳ではありません。
社会人として、保育士としてモラルのある服装を心がけましょう。
以下では、保育士の研修という場では避けるぶき服装について解説します。
だぼっとして見えるオーバーサイズの服装は避けるべきです。
ルーズな印象を与えてしまうようなこれらの服装は、研修の場の服装としてはふさわしくありません。
研修での服装は、プライベートのファッションと分けて考えましょう。
保育士をしていると、泥や絵の具などで服を汚してしまいます。
そういった極端に汚れた服装で研修に参加するのは、周りの人にとって不愉快な気持ちを与えてしまうことも。
新品を用意するとまではいかずとも、清潔感のあるものを選びましょう。
頻繁に研修に参加する場合は、専用の服装があるといいですね。
露出度が高い服は、研修という場にふさわしくありません。
胸元や背中など、動いても肌が見えにくい服装を心がけましょう。
パーカーを羽織ったり、エプロンをしたりすると安心です。
全体的にラフな印象を与えてしまうサンダルは、研修のTPOに添いません。
サンダルを履いていると「遊びに来たのか」と思われてしまうことも。
靴はパンプスや運動靴、上靴など、服装に応じて適切なものを選ぶようにしましょう。
靴の判断に困る場合は、ストラップ付でヒールの低いパンプスがおすすめです。
保育士が研修に参加するとき、服装以外の身だしなみにも気を配る必要があります。
以下では、研修で気を付けるべき身だしなみについて解説します。
お辞儀をしたときに髪が流れてくるほど長い髪の場合は、髪を束ねましょう。
体を動かす場合は、後ろに束ねるスタイルがおすすめです。
また過度に明るい髪色は、研修の場ではふさわしくありません。
当日だけでもトーンを落とすようにしましょう。
>>>あわせて読みたい「保育士の髪型は清潔感が重要!おすすめの髪型や注意点も紹介」
自分では控えめに香水つけたつもりでも、香水が苦手な人にとっては少量でも匂いを強く感じるもの。
また研修は密閉された会議室の中で行われることが多いため、匂いが充満しやすくなります。
通常の保育士業務をするときと同じように、研修での香水の使用は控えましょう。
研修の場で、華美なアクセサリーを身に付けるのは避けましょう。
またリトミックや遊びなど体を動かす研修において、アクセサリーの着用は危険を伴います。
小さなものでも必ずはずすようにしましょう。
保育士が研修に参加する際、服装に気をつけることはもちろんですが、忘れずに持参したい物があります。
研修であると便利な持ち物について解説します。
スーツやオフィスカジュアルな服装で参加した場合、忘れがちなのが動きやすい靴。
用意するのが難しい場合は、汚れが酷くない外靴の靴底を拭いて持っていくといいででしょう。
体を動かすことが予想される場合は、念のため持っていくことがおすすめです。
普段保育士業務で使用している手帳があれば、持参するようにしましょう。
研修内容のメモも含め、仕事に関するメモは1冊の手帳にすべて収まっていると、見返す際に分かりやすいでしょう。
別研修の日程調整などでスケジュールをすぐに確認でき、おすすめです。
研修では、たくさんのプリントをもらうことがあります。
帰ってプリントの整理をしようとするとカバンの中でぐちゃぐちゃになっていたり、研修疲れでそのまま放置したりしがち。
そういった際に、もらったときにすぐに整理できるクリアファイルがあれば便利でしょう。
研修の様子を撮影する場合、まずは主催者の許可を得ましょう。
可能な場合は、研修内で紹介されたグッズや作品などの写真を撮っておくと、園内で披露したり記録を残したりする際に役に立ちます。
文字を記録するだけよりも遥かに分かりやすくなるでしょう。
研修で絵画などの実技がある場合は、服に汚れが付いてしまう可能性があります。
普段使用しているエプロンでもなんでも、1つ持参していると安心です。
派手すぎるものは控えましょう。
実技がある場合は、汗をかく可能性があります。
タオルを持参して、汗をすぐ拭えるようにしましょう。
タオルを首からかけるのは見た目があまりよくないため、ハンドタオルくらいの大きさのタオルがおすすめです。
研修に参加する際は、自分の保育園を代表しているということをわきまえて、恥ずかしくない格好をしましょう。
身だしなみを整えることは社会人としてのマナーです。
日頃から気をつけていればいざというときでも対応できるでしょう。
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