保育園でマジックシアターを作ろう!作り方や盛り上げる方法は?

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枠から紙を引っ張ると絵が変わるマジックシアターは、保育園で人気のある遊びです。室内遊びや行事の導入にもぴったりのため、作り方が気になっている保育士も多いのではないでしょうか。保育にマジックシアターを活用すれば、場が盛り上がるだけでなく、子ども達の想像力や集中力を高めることもできます。今回は、保育園でマジックシアターを作る方法や、盛り上げ方のポイントについて解説します。

保育におすすめのマジックシアターとは?


マジックシアターとは、枠のなかに描かれた輪郭線が、枠から出ると動物や果物などの絵に変わるという不思議な仕掛けのこと

魔法のように絵が変身するため、子どもからの人気が高い遊びです。

輪郭だけの絵から「枠から飛び出たときに何になるのかな?」と考える遊びのため、子ども達の想像力を刺激し、身の回りの“物”や“形”に興味を持たせることができます。

また、絵を変えるだけでどんな季節にも使えるため、行事の導入や出し物にもぴったりです。

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保育士向けマジックシアターの作り方

難しそうに見えるマジックシアターですが、実は比較的簡単に作ることができます。
以下では、マジックシアターの作り方について解説します。

材料

  • 画用紙
  • クリアファイル
  • フェルトペン
  • 両面テープやセロハンテープ
  • はさみ
  • カッター
  • ホチキス

作り方

絵のパーツの作り方
白い画用紙を用意する。

クリアファイルを❶と同じ大きさにカットする。

画用紙の中央に絵を描く。枠を意識して大きく描きすぎないのがポイント。

絵を描いた画用紙とクリアファイルをテープで貼る。

クリアファイルの上から❸で描いた絵の輪郭をなぞる。

枠のパーツの作り方
画用紙を絵のパーツより一回り大きいサイズにカットする。

❶を縦長になるように置き、下から1cm部分を折ってのりしろにする。

❷を半分に折る。

のりしろがない方を枠にするため、カッターで切り抜く。

パーツを組み合わせる
白い画用紙を用意する。

クリアファイルを❶と同じ大きさにカットする。

枠ののりしろと枠を貼りつけて完成!

マジックシアターは身近な材料のみで簡単に作ることができるため、題材に合せてアレンジしながら作るのもおすすめです。

動画では輪郭線を画用紙で作っていますが、もちろんペンで線画として描いてもOK。

隠れている絵の内容や難易度にあわせて、輪郭線の描き方も変えていきましょう

子ども達の驚く顔を想像しながら作ってみてください。

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保育園のマジックシアターにおすすめの題材


マジックシアターを作る際、何の絵を描けばよいか悩んでしまう保育士は多いでしょう。
以下では、保育園のマジックシアターにおすすめの題材を紹介します。

果物・野菜

果物や野菜は種類が多く、子ども達にとってもわかりやすい題材です。

円形の輪郭線だけでも、りんご・みかん・スイカなど、さまざまな種類を描くことができます。

また、比較的描くのが簡単なため、絵を描くのが得意でない保育士にもおすすめです。

動物の顔

動物の顔は輪郭が似ているものが多いため、子ども達が集中しやすくなります

ねこときつね、くまとパンダなど、似ている動物を続けて出題すると盛り上がるでしょう。

子ども達が悩んでいるときは、鳴き声をヒントにするとよいですね。

乗り物

車や電車などの乗り物も、子ども達に人気のある題材です。

乗り物は形がはっきりしているため「輪郭線だけでもすぐに答えがわかるのでは?」と思うかもしれませんが、バスや電車など、意外と輪郭が似ている乗り物も多くあります。

形が似ている物

タイヤとドーナツなど、形が似ている輪郭線を使った引っかけ問題を出題するのもおすすめです。

「形が似ているのに全然違うね」と声掛けをすることで、子ども達は身の回りの物に興味を持ち、注意深く観察するようになります。

保育園でマジックシアターを盛り上げる方法


以下では、マジックシアターを盛り上げる方法を紹介します。

行事や季節に合わせた絵を描く

マジックシアターは時期を問わない遊びのため、さまざまな行事に活用できます。

春にはチューリップ、夏にはスイカなど、季節にちなんだ絵を描くのがよいでしょう。

また、誕生日会の出し物として使う場合はケーキなど、行事にちなんだ絵にするのもおすすめです。

クイズ形式にする

「これはなんの形かな?」という声掛けのほかにも「夏の果物といえばなんだろう?」「今日の給食に出てきたよ!」などのヒントを与えながら、クイズ形式で進行しましょう。

ヒントを頼りにすることで、子ども達が形をイメージしやすくなります。

鳴き声を真似する

答えを動物の絵にしている場合は、保育士が鳴き声を真似すると場を盛り上げることができます

「かくれんぼしているのは誰かな?」「絶対に見つからないニャー」のように、隠れている動物の台詞を喋るのも楽しいですね。

輪郭線の色をヒントにする

りんごが隠れているときは赤い輪郭線、ブタが隠れているときはピンクの輪郭線など、隠れている絵にあわせて輪郭線の色を変えてみましょう

色から得られる情報により、子ども達はイメージを膨らませ、楽しみながら答えを導き出すことができます。

輪郭線の形を統一する

輪郭線を円形や四角形など、同じ形に統一するのもおすすめです。

問題の難易度が少し上がるため、子ども達の想像力を掻き立てることができます

また「次はマジックシアターで出てきた丸い形のボールで遊びます!」のように、次へつなげやすくなる効果もありますよ。

まとめ

今回は、子ども達から人気のあるマジックシアターについて紹介しました。

マジックシアターは季節を問わない遊びのため、さまざまな行事に活用することができます。

場を盛り上げるだけでなく、子ども達の好奇心をくすぐり、探求心を育てることができるでしょう。

本記事を参考に、マジックシアターを保育に取り入れてみてください。

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