お役立ち情報
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保育園で意向調査が行われる際、書き方に迷う保育士は多いでしょう。何の不満もなく来年も働き続ける場合はよいですが、「辞めたいな」「姉妹園に異動したいな」と思うときに、どのように書いたら希望が通るのか悩みますよね。保育士不足のため、退職希望時は引き止められるケースが多いようです。今回は、意向調査の際に気をつけたいことや例文を紹介します。
■目次
保育園では、来年度どのようにしたいかの希望を、園長が意向調査という形で保育士に尋ねます。
子どもの人数に対して必要な保育士の数を揃えなくてはいけないため、運動会が終わった9月末から10月末頃に行われるところが多いようです。
面談で行う場合や、退職希望者だけ申し出る場合、書面に記入する場合などがあります。
以下では、意向調査に答えるときのポイントを紹介します。しっかりと意思を固めて臨みましょう。
意向調査の際、退職や異動希望の理由をどう伝えるべきか悩む保育士は少なくありません。
印象を悪くする恐れがあるため、不満をそのまま書くのは避けた方がよいでしょう。
また、改善策を提案されて退職を引き止められるケースもあります。
前向きに頑張っていく姿勢を見せた方が引き止められにくく、自分の意向を受け入れてもらいやすくなります。
退職や異動を希望する理由を、事前にしっかりと決めておきましょう。
その内容によって人事異動が決まるため、強い意思がなければ、周りに迷惑をかけてしまう場合があります。
また、退職や異動はその後の人生を大きく変える分岐点にもなるため、将来のプランを具体的に考えることが大切です。
異動は他の人事異動との兼ね合いもあるため、必ず叶うわけではありません。
異動したい保育園で退職者が出た場合などのタイミングを見計らうことや、説得力のある理由を考えることが大切です。
新しい職場ではどんな形で活躍できるのか、具体的に考えるとよいでしょう。
>>>あわせて読みたい「保育士の異動事情とは?メリットやデメリットを紹介」
以下では、意向調査の例文と注意事項を、事例ごとに紹介します。
例文を参考に、退職や異動希望の理由を考えてみましょう。
●異動を希望する際は、貢献できることをアピールする。
●現在の位置での成果や経験などを書く。
●引っ越しや結婚など家庭の事情の場合は、そのまま正直に伝える。
●体調が思わしくない場合は、素直に伝えてよい。診断書や具体的な病名を伝えると伝わりやすくなる。
●退職理由を伏せたい場合は「一身上の都合」と書くのがベスト。
●給与や待遇に不満がある場合は、改善策を出し引き止められる場合があるので、退職する意思が固まっているのであれば、理由は伏せる。職場への不満が理由でないことを伝える。
●現状では達成できないことを前向きに希望している内容にする。
>>>あわせて読みたい「円満退職を目指せ!保育士の退職理由と伝えるときのポイント」
●曖昧な理由は引き止められやすい。
●会社の悪口は印象を悪くする。
以下では、意向調査で退職が決まった保育士が取り組むべきことを紹介します。
退職後は社会保険が切れたり収入が途絶えたりするため、すぐ次の仕事に就けるのがベストです。
現職中は就職活動を行うのが難しいかもしれませんが、タイミングを逃すと大変です。
段階を踏んで早めに行動しましょう。
転職活動は、保育専門の転職エージェントを活用するのがおすすめです。
面接日程の調整や保育園との連絡などを、アドバイザーが代わりに行ってくれます。
有給休暇は退職後に消化することができません。
3学期は新年度に向けて忙しくなり、休みが取りづらくなるため、計画的に有給休暇を使いましょう。
可能であれば、年度末にまとめて有給休暇を取得し、早めに退職するのがおすすめです。
有給休暇は労働基準法で定められた権利のため「人手不足だから有給は取らないで」と言われた場合は、迷わず労働基準監督署に相談しましょう。
泣き寝入りは避けるべきです。
>>>あわせて読みたい「保育士は有給消化できない?悩まずに有給消化して退職する方法!」
退職する際は、書類や子どもの連絡事項などを、滞りなく引き継がなければなりません。
「自分はいなくなるから」と思わず、残された子ども達のことを考えてしっかりと準備をしましょう。
特に、自分が担当した行事などは注意が必要です。ファイルにまとめて渡すと親切ですね。
職場から借りていたものは、退職時にすべて返さなくてはいけません。
筆記用具やエプロン、名札などを、忘れずに返却しましょう。
受け取るものとしては、失業保険を受け取る際に必要な離職票があります。
次の仕事が決まっていて失業保険を受け取らない場合は不要です。
また、雇用保険被保険者証や年金手帳が会社側で保管されている場合は、忘れずに受け取るようにしましょう。
保育士にとって意向調査は、今後の人生を大きく左右するものです。
意思が揺らいでいると、結局は上司に説得されて同じ悩みを抱えたままの一年を過ごしてしまいます。
しっかりと考えたうえで、意向調査に答えられるように準備しましょう。
揉めることなく、円満に異動や退職希望を通すことが大切です。
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