保育士が風邪で休む際の注意点とは?連絡方法や対処法を紹介!

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風邪を引いて体調不良になってしまった場合、「休んでもよいのかな……」とためらってしまう保育士は少なくないのではないでしょうか。ほかの保育士に迷惑をかけることを心配して、なかなか休めずに無理をしてしまうという経験は、多くの保育士に共通していることでしょう。そこで今回は、保育士が風邪などで休む際に気をつけたい注意点を紹介します。

保育士が風邪で休む際の連絡方法は?

まず前提として、風邪や体調不良の症状がある場合は無理をせず休むようにしましょう。
保育士は体力がいる仕事でもあります。自分の健康を第一に考え、我慢せずになるべく早く治すことが大切です。

連絡方法は電話が基本!

保育士が風邪などで休む際は、保育園に電話で連絡することが望ましいです

まずは園長に連絡し、園長が不在の場合は主任などの役職者に連絡します。

症状が重いときは少し辛いかもしれませんが、自分の声で直接伝えることで、相手にも状況が伝わりやすくなります。

普段はLINEなどのツールで業務連絡をしている場合でも、欠勤の連絡は電話が最も適切な方法です。

なるべく早く連絡する

休むことを決めたら、なるべく早めに連絡するようにしましょう

前日に判断できていれば前日のうちに、当日の朝であれば出勤時間の前までに連絡します。

連絡が早ければ早いほど、保育園側は担当の配置替えやスケジュールを調整するうえで助かります。

休むかどうか悩んでいる場合でも、早めに保育園に相談することをおすすめします。

休む理由を明確に説明する

保育士が仕事を休む際は、現在の状況や症状などを明確に伝えることが大切です。

いつからどのような症状があるのか

感染症の心配があるか

病院を受診する予定があるか

いつ頃復帰できそうか

など、分かる範囲で伝えておきましょう。

現状をしっかり説明しておくと、保育園側も今後の見通しを立てやすくなります。

保育士が風邪で休む際の注意点

以下では、保育士が風邪などで休む際の注意点を紹介します。

無断欠勤は絶対にNG

社会人として、連絡をせずに休むことは絶対に避けなければなりません

また、親しい保育士や同僚にのみ休むことを伝えたり、ほかの人経由で園長に伝える方法も好ましくありません。

万が一連絡が遅れてしまった場合は、その理由をきちんと説明し、誠意を持って対応しましょう。

病気の自己判断はしない

密接に子どもたちと関わる保育士は、日頃から体調を崩しやすい職業です。

多くの人と触れ合う場所で働くため、体調不良の原因はさまざまです。

そのため「これくらいだったら大丈夫だろう」という安易な気持ちで復帰してしまうと、感染症を子どもに移したり、悪化して再び休むことになったりする可能性があります

その結果、ほかの保育士や保護者からの信用を失ってしまうかもしれません。

気になる症状がある場合は速やかに病院を受診し、適切な判断を仰ぐことが保育士としての責任でもあります。

仕事の代役を探すこともある

基本的には保育園側が代わりの保育士を手配してくれますが、場合によっては自分で代役を探さなければなりません。

代役を探す必要があるかどうかは保育園に確認し、指示に従いましょう。

日頃から子どもたちの様子や進行中の業務について、保育士同士で共有できていれば、急な欠勤時にも慌てずに済みます。

毎日の保護者対応や行事に向けての準備など、業務が滞りなく行われるように日々備えておくと安心です。

次の出勤時にお礼の言葉を

元気になって仕事に復帰できたら、園長や代わってくれた保育士に直接謝罪とお礼を言いましょう。

基本的には口頭で伝えるだけで十分ですが、菓子折りを持参する習慣がある保育園もあります。

ただし、菓子折りを用意して逆に気を遣わせてしまうこともあるため、園でどのような決まりがあるか事前に確認するとよいでしょう。

風邪や体調不良での欠勤は、誰にでも起こりうることですが、その後に誠意を見せられるかが重要なポイントとなります。

職場での人間関係を良好に保っていくためにも、信用を失わないような対応が求められます。

新卒保育士は風邪で休みやすい?

新卒保育士は、慣れない仕事から心身ともに疲れが蓄積しやすく、抵抗力や免疫力が低下しやすい傾向にあります。

また、体調不良を感じても「ほかの保育士に迷惑をかけたくない」という想いから、無理をしてしまうこともあるでしょう。

体の不調を感じたら、いち早く自分でケアを行い、悪化させないことが大切です。

睡眠時間を確保する

健康を維持するためには、十分な睡眠時間を意識的に確保することが重要です。

保育士は体力勝負の仕事なため、食事や睡眠などの基本的な生活習慣の維持は健康管理に欠かせません。

仕事を家に持ち帰ると寝不足になりやすく、免疫力が低下する原因にもなります。

日中の子どものお世話に影響を及ぼさないためにも、毎日しっかりと体を休める時間を設けましょう。

>>>あわせて読みたい「保育士がワークライフバランスを確保するには?働き方を紹介!」

日頃から信頼関係を築く

風邪や体調不良で休むのは仕方がないことですが、多少の引け目を感じてしまうのも事実です。

そこで大切になってくるのは、信頼関係と普段の働きぶりです。

ほかの保育士や同僚、上司と日頃からコミュニケーションが取れていて信頼関係が築けていると、休まざるを得ないときでも仕事を頼みやすくなります。

また、「仕事のことはこっちに任せてゆっくり休んでね」と言ってもらうために、普段の働きぶりをよいものにしておくことも必要かもしれません。

同じ職場で長く働くためにも、お互いにとって気持ちのよい休み方というものを心得ておきたいですね。

>>>あわせて読みたい「保育士の人間関係の解決策!人間関係がよい保育園の見つけ方とは」

保育士が風邪で休んだら有給扱いになる?

風邪や体調不良で休んだ場合、休暇の扱いはどのようになるのでしょうか。

結論としては、園の判断に委ねられます。

風邪などの急な欠勤の場合、休んだ分の給料が減るのか、有給休暇扱いになるのかは、会社規定によって異なる場合があります。一度確認しておくといいでしょう。

一般的に、年次有給休暇を利用するためには事前の申請が必要です。

有給休暇は、原則本人の申し出により取得できるため、会社は勝手に欠勤を有給休暇として適用することはできません。

しかし、病欠によって給料が減ってしまうのは職員としても負担になるため、会社と本人の合意のもとで、有給休暇として振り替えているケースもあります。

>>>あわせて読みたい「【保育士の有給】有給休暇の仕組みと取りやすくするコツを解説」

保育士が風邪で休めないときの解決方法

保育士の人数が少ない園や、一人で担任を務めている場合は、なかなか休みを申請しづらいですよね。

しかし、無理をして働き続けると、ますます体調を崩しやすくなり、子どもたちと接するうえでもよくありません。

そんなときは、保育士の人数がしっかり確保されている園や、複数担任を実施している園を探してみるとよいでしょう。

今は多様な働き方ができる時代です。自分の体調を大切にしながら、無理なく働ける職場を見つけてみてはいかがでしょうか。

保育士の職探しには、転職エージェントの活用がおすすめです。

理想の職場を詳しくヒアリングして、就職までのサポートをしてくれますよ。

アドバイザーに相談する!

まとめ

今回は、保育士が風邪や体調不良で休む際の注意点などを紹介しました。

保育士には持ち帰りの仕事や休日出勤などもあり、十分な休息を取ることが難しいケースが少なくありません。

体調を崩しやすい職業だからこそ、日頃から規則正しい生活を心がけ、心身ともに健康に働けるよう務めましょう。

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