保育士の相談窓口はどこ?悩んだときにはここへ相談しよう!

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保育士はさまざまな悩みを抱えているため、悩みを打ち明けられる相談窓口はないかと考える方も多いでしょう。身近な人に話すことでスッキリしたり、改善方法が見つかったりするとよいのですが、そう上手くはいきませんよね。悩みを抱え込んでしまうと、体調不良や保育への支障をきたすことも考えられます。そこで今回は、悩んだときに相談できる保育士向けの相談窓口を紹介します。

保育士に相談窓口が必要な理由

保育士は子ども達の成長と発達をサポートし、安全な保育環境を提供する責任ある仕事です。

しかし、その一方で、保育士自身も悩みを抱えることがあります。

例えば、パワハラや過重労働などの問題に直面した場合、自分一人では解決できないこともあるでしょう。

また、自身のキャリアプランやスキルアップの方法に悩んだり、今後のキャリアに不安を抱えることもあります。

そんなときに相談窓口を通じて専門家の助言やサポートを受けることができれば、よりよい解決策を見つけられるのです。

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保育士の相談窓口一覧

保育士の相談窓口は数多くあります。
保育内容や職場環境、人権問題や心の問題など、さまざまな内容に応じて使い分けるのがよいでしょう。

以下では、保育士に役立つ相談窓口を紹介します。

全国福祉保育労働組合 労働相談

全国福祉保育労働組合は、福祉施設の労働環境について相談できる場所です。

「有給休暇を使わせてもらえない」や「暗黙の了解でサービス残業をさせられる」などと不満を持つ保育士は少なくないでしょう。

組合を通じて交渉してもらうことで、保育士の不満を伝えることができます。

団体交渉権を活用すれば、保育園側はそれに応じる義務があるため、個人的な要望が無視される心配はありません

実際に、休憩がきちんと取れるようになったり、時給が上がったりするケースもあるようです。

電話やFAX、メールで無料相談に応じてもらえますよ。

電話はフリーダイヤルのため、安心して利用できます。

ただし、直接交渉する可能性もあるため、匿名ではなく個人情報を伝えることが必要です。

全国福祉保育労働組合

介護・保育ユニオン

介護・保育ユニオンは、福祉業界で働く人々が集まり、働き方改善を目指して取り組んでいる団体です。

福祉業界で働く人が気軽に相談できる場所であり、労働基準監督署などを利用したり、団体交渉を行ったりして問題解決に取り組んでいます。

具体的には、パワハラや有給休暇が使えないなどの、職場でのストレスを軽減し、よりよい環境で働けることを目指しています

また、これらの活動は離職率の低下や、安心して働ける環境を整備することにもつながっています。

無料で電話相談が利用でき、平日は17時から21時まで相談が可能です。

仕事が終わってから相談できるのがうれしいですね。

介護・保育ユニオン
 

保育士・保育所支援センター

保育士・保育所支援センターは、地方自治体に設置され、主に求人や求職に関する相談に応じています

各自治体によって対応方法が異なるため、詳細についてはお住まいの保育士・保育所支援センターのホームページを確認してみましょう。

例えば東京都では、保育現場経験のあるコーディネーターが、就職に不安や疑問を抱える保育士を対象に、対面または電話で相談に応じてくれます。

また、ブランクがあって不安な方や未経験の方を対象にした研修も開催しています。

さらに、実際に使える手遊びのセミナーなど、就職後の不安を少しでも解消できるような取り組みを行っていることも特徴です。

保育士・保育所支援センター一覧

働く人の「こころの耳相談」(厚生労働省)

厚生労働省の「こころの耳相談」は、職場環境や将来のキャリア、生活全般、DVなど、さまざまな悩みに対応しています

悩みごとに担当が分かれており、相談者は自分が相談したい内容に合った連絡先に連絡することができます。

また、ストレスチェックやうつ病に関する知識を学ぶことができるなど、セルフケアで日々を快適に過ごすためのコンテンツが提供されていることも特徴の一つです。

自分ができることを探すための活用もできるため、相談する前に自己解決を試みることもできますね。

相談は、LINEや電話、メールを通じて対応してもらえます。

働く人の「こころの耳相談」


 

総合労働相談コーナー(厚生労働省)

厚生労働省の総合労働相談コーナーは、職場でのパワハラ、賃金、解雇など、あらゆる問題に対応する機関です。

また、職場への指導や調整を行ってくれる場所でもあります。

労働基準法に反していないか検討し、必要であれば行政指導を行う部署につないでくれますよ

希望があれば、裁判所や法テラスなどの情報提供も行っているため、真剣に悩んでいる人は相談してみるとよいでしょう。

全国に380ヶ所ほどあり、無料で面談または電話で相談に応じてもらえます。

日本語以外での相談も可能です。

厚生労働省 総合労働相談コーナー

みんなの人権110番(法務省)

法務省の「みんなの人権110番」は人権問題に特化した相談窓口で、法務局職員や人権擁護委員が相談に応じてくれます

担当者が中立かつ公正な立場で調査し、援助や助言から刑事訴訟法に基づく告発まで、適切な処置を行います

相談には、電話やインターネット、面談が利用できます。

電話をかけると、かけた場所から一番近い法務局につながります。

みんなの人権110番

法テラス

法テラスでは、借金や相続などあらゆる悩みの相談に応じてもらえます

もちろん、パワハラや突然の解雇などの労働問題の相談も可能です。

相談はメールか電話での対応となります。

サイト内にはよくある質問と、それに対する法律に基づいた回答が掲載されているため、非常に参考になります。

また、カテゴリー別に悩みを検索したり、検索ワードを入力して絞り込むことも可能です。

相談や検索にかかる料金は無料であり、誰でも気軽に利用することができますよ。

法テラス

保育求人ラボ(転職エージェント)

今の保育園で悩みを抱えて辛いと感じている場合は、転職を検討することも一つの選択肢です。

新しい環境に移ることで問題が解決することもあります。

その際には転職エージェントを利用するのがおすすめです。

サイトから申込をすると、あなた専任のアドバイザーがご希望・条件をヒアリングし、適切な求人を紹介してくれます

また、給与や条件の交渉などを代わりに行ってくれることもポイントです。

入社後から退職するまでサポートしてもらえるため、安心して就職できますよ。

転職エージェントに相談する

まとめ

意外と知られていませんが、実は保育士の相談窓口はたくさんあります。

「どうせ、どうにもならない」と思い込まずに、勇気を出して相談してみましょう。

「ただ聞いてほしいだけ」ということから、「本当にどうにかしてほしい」という内容まで、自分に合った相談窓口を選ぶことができます。

そのときの状況や内容に応じて使い分けることで、よりよいサポートが受けられるでしょう。

心の中で抱え込まず、適切な相談先を活用してみてくださいね。

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