お役立ち情報
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放課後等デイサービスへ就職する際、志望動機にはどのようなことを書けばよいか迷っている方もいるでしょう。実務経験の有無など、経歴や背景によって志望動機は大きく異なります。今回は、放課後等デイサービスの就職や転職に役立つ志望動機の書き方をまとめました。例文も紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
■目次
就職や転職の際の志望動機は、履歴書などの応募書類だけでなく面接でも必ず聞かれる項目です。
以下のポイントを押さえて印象に残る志望動機を作成しましょう。
志望動機を作成するにあたっては、自己分析が欠かせません。
なぜなら、志望動機には「自分らしさ」が必要になるためです。
まずは、今までの経歴や経験してきたことや力を入れてきたことを、紙に書き出してみましょう。
自分では大した経験ではないと思っていても、他人から見ると非常に魅力的な経験だと思われることもあります。
また、ここでの分析は、放課後等デイサービスの仕事に関することではなくても構いません。
自分自身のことについて、なるべく細かく振り返ることがポイントです。
応募先がどんな人に来てほしいか、求めている人材を理解しておくと志望動機が書きやすくなります。
例えば、放課後等デイサービスでは以下のような能力が求められそうです。
●子どもが好き
●忍耐と体力に自信がある
●人の気持ちを理解できる
●コミュニケーション能力が高い
●障がいについて知識がある
●福祉サービスの経験がある
これらが応募先の求める人材とマッチしていれば、採用されやすくなるでしょう。
また、求人の募集要項には「歓迎するスキル」や「求める人物像」が記されている場合があるため、よくチェックしてみてください。
応募先のホームページなどで、企業理念や施設の特徴について確認してみるのもよいでしょう。
キャリアアドバイザーに理念を聞いてみるのも一つの手ですよ。
志望動機では、なぜその施設を選んだのかという理由を明確にし、志望動機の中に入れることが重要です。
通勤のしやすさや勤務条件なども職場を選ぶ理由になりますが、応募先の施設が掲げる理念やビジョンに焦点を当てると、その施設にしかない部分が見えてきそうです。
採用担当者に「この施設に魅力を感じたから働きたい」という思いが伝わるように、ほかの施設と比べて良いと思った点、惹かれた点などを織り込みましょう。
志望動機で自分をアピールするには、説得力が出るようなエピソードを入れることが効果的です。
NG例「障がいについて学んだ経験があります。」
↓
OK例「学生時代にボランティアに参加した際、障がい児支援について学んだ経験があります。」
上記のように具体的に説明することで、事実をより鮮明に伝えられます。
加えて、自分が入職後にどう活躍できるかをイメージしてもらえ、採用につながりやすくなるでしょう。
就職や転職では「新しい環境でさまざまなことを学んでいきたい」という志望動機をよく見かけます。
しかし、これは受け身な姿勢と捉えられることもあり、志望動機としてはあまりおすすめしません。
謙虚さよりも、自分の主体的な考えをストレートに伝える方が志望動機として印象に残るでしょう。
先述したポイントを踏まえながら例文をご紹介します。
私は、保育士として3年間勤めてきました。
以前の保育園では、配慮が必要な子への関わり方に悩むことがあり、より一人ひとりの子どもに寄り添いながらサポートがしたいと考えていました。
そんな中、自分なりにコミュニケーションを取っていき、少しずつ子どもからの信頼を感じられた際は非常に嬉しかったです。
先日、貴施設に見学に伺った際に、職員の方々が子どもたちに対する穏やかで丁寧な接し方を拝見し、このような環境で子どもたちのサポートができることに強く惹かれました。
保育士としての今までの経験を活かし、貴施設で一人ひとりに合った支援をしたいと思っております。
私が貴施設を志望した理由は、地域との交流を大切にしながら子どもたちの支援をしている点に魅力を感じたからです。
大学で社会福祉学を専攻し、障がいやそれに伴う社会的な支援方法について学んできました。
また、学生時代に参加したボランティア活動で障がいのある子どもたちと交流し、周りの人の助けや理解がいかに大切かということを実感しました。
子どもたちが安心して社会で生活して行けるよう、地域に密着した福祉活動に取り組んでいきたいと考えております。
子どもが小学校に入学し自由な時間が増えたため、誰かの役に立つ仕事がしたいと思い貴施設を志望いたします。
私は、子育てをする中で、どんなときも子どもの声をしっかり聞くことを大切にしてきました。
子どもの気持ちを知ることで、一緒に考えて悩みを解決へ導いてあげられ、子どもから相談されることも増えました。
福祉施設での勤務経験はありませんが、丁寧なコミュニケーションを心掛け、子どもたちやご家族の声をしっかり聞ける職員を目指したいと思っております。
前職では6年間事務職をしており、新人育成にも携わってきました。
昔から子どもが好きで学生時代に学童のアルバイト経験もあり、再び子どもと関わる仕事に就きたいと思っていたとき、放課後等デイサービスの仕事を知りました。
私の強みは、個々に合ったアプローチ方法を見極めて人を成長させることです。
貴センターの「みんなが活躍できる」という理念の下、子どもたちと一緒に成長できる喜びを味わい、笑顔を作る手助けをしたいと思っております。
放課後等デイサービスではさまざまな人が働いています。
ここでは、職種別の志望動機の例文を紹介します。
私は、5年間児童指導員として働いてきました。
多くの子どもを支援するうえで、保護者の方々とお話しする機会に比例して手厚い支援を実施できました。
ご家庭と密に話し合うことでその子に合った療育を行えるのだと感じています。
貴施設が大切にされているご家庭との発達相談や関連施設との連携に強く共感し、ぜひ貴施設で働きたいと思います。
家庭環境をはじめとする子どもを取り巻く環境をよりよくする支援を行い、ご家族の皆様とともに成長を見守っていきたいです。
子育てを通じて障がいを持つ子どもと関わることで、児童支援に関心を持ちました。
息子の通う保育園には障がいを持つ子どもが多く通っており、すべての子どもが快適に過ごせる配慮のなされた保育をされていました。
その後、障がいを持つ子どもたちがより生きやすい世の中にしたく、子育てをしながら児童指導員の資格を取得しました。
さまざまな障がいをもつ子どもが通う貴センターで、一人ひとりに合った支援を見つけ、どんな子も楽しく生きていけるよう尽力したいと思っております。
施設実習の経験から、一人ひとりに寄り添った支援ができる貴施設を志望します。
大学で保育学を専攻し、さまざまな園や施設で実習をしました。
保育実習に行った際、多くの子どもをまとめて保育することから、どうしても配慮しきれない子どもがいました。
しかし、施設実習では一人ひとりの意向に準じたゆとりのある支援がなされており、私には一人ひとりに寄り添った支援をする方が向いているのだと感じました。
温かく家庭的な支援を行う貴施設で、誰も取り残さない支援がしたいです。
貴施設の「すべての子どもを笑顔にする」という理念に共感し、志望いたします。
言語聴覚士の資格を取得し、病院のリハビリテーション科で3年間働いていました。
利用者様の得意・不得意を把握し、できるようになるための支援を同じ目線で行うことに注力していました。
幅広い年齢、症状の方と関わりましたが、嚥下機能のリハビリにより、おいしいご飯を食べられるようになった子の笑顔が忘れられません。
貴施設で今までの経験を活かし、より多くの子どもの笑顔を作る手助けがしたいと思っております。
放課後等デイサービスで働くには、専門的な知識が必要になることもあり、経験者であれば即戦力として採用される可能性が高いといえます。
しかし、放課後等デイサービスに関連した経験やスキルがなくても、人柄の良さや働くことへの熱意を伝えられれば、採用に大きく近づくでしょう。
放課後等デイサービスの仕事は「福祉に興味がある」「子どもの成長を後押ししたい」など志す理由はみんな違います。
どんなきっかけや動機でも、教科書に載っているようなありきたりな文章ではなく、それぞれの言葉で自分をアピールすることが大切です。
難しいと感じる場合は、書きたいことを箇条書きしてみたり、ほかの人に見てもらったりするのも効果的です。
自分らしい志望動機でやる気を示し、採用を目指しましょう。
今回は、放課後等デイサービスの志望動機のポイントや例文を紹介しました。
志望動機は就職・転職活動の重要項目であり、結果を大きく左右する要素です。
今回の例文を参考に、自分の魅力が伝わる志望動機を考えてみてください。
また、施設によって方針や支援内容も大きく変わります。
自分にはどんな施設があっているか、想像しにくいかと思います。
一度、専門のアドバイザーに相談してみると、どのように働きたいかが鮮明になりますよ。
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