お役立ち情報
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子どもたちが保育園を旅立つ卒園式。小学校入学を控えた子どもたちが、人生の第一歩を歩み出す門出の日です。子どもたちが長く記憶に残るような感動的な式にするには、事前の準備が必要不可欠。今回は、卒園式のねらいや準備などについて解説します。
卒園式は、小学校入学を控える子どもたちが保育園を飛び立つ日。
また子どもたちにとっては、人生最初の「旅立ち」のシーンでもあります。
子どもたちの門出を華やかにお祝いする一日ですが、そのねらいや目的をしっかり把握することが大切です。
<卒園児のねらい>
●小学校への期待を高める
●園生活を振り返り、自分自身の成長に誇りを持つ
●保護者や保育士など、たくさんの人に支えられてきたことに感謝する
●お友達と共に成長する喜びを感じる
●「卒園」「卒業」という人生の節目があることを知る
<在園児のねらい>
●卒園児の姿を見て、進級することへの期待を高める
●卒園児に感謝の気持ちを伝え、送り出す
準備が忙しく運営面に気を取られがちですが、子どもたち一人ひとりの気持ちのケアをしてあげることが重要。
ただ送り出すだけでなく、子どもたちにとって卒園式が一生の思い出となるような、記憶に残る卒園式をつくりあげましょう。
卒園式の準備を行う流れについて解説します。
まずは卒業式前日から当日までの保育士の役割分担を決定します。
担当となった保育士は、当日までの間でリハーサルを行い、当日の同線などを確認しておきましょう。
<卒業式当日の保育士の役割>
●司会
●ピアノ伴奏者
●園児誘導係
●受付
●プログラム担当者
卒園式に必要な準備物を用意します。
<卒業式に必要なもの>
●卒園証書
●卒園記念品
●園児の胸につける花やリボンなど
●式場装飾品
卒園証書は子どもの名前が間違っていないか、記念品は誰に渡すものかがハッキリしているか、胸につける花やリボンは適切な大きさで危なくないかなど、細かくチェックしましょう。
卒園式に向けて、園内の整理整頓と式場の飾り付けを行いましょう。
園内はきれいに掃除し、保育室のレイアウトもすっきりと整頓します。
式場は卒園式仕様に飾りつけを行いましょう。
式場装飾には以下のものがあげられます。
また卒園式の装飾は、テーマを決めて統一感を持たせるとより素敵に見えます。
当日の進行方法を記入した進行表を作成しましょう。
どのタイミングで誰がどう動くかを把握するために、当日はすべての保育士が携帯することが大切。
進行表を作成しておくことで、もし当日に欠員が出た場合でも代役を立てやすくなります。
進行表には以下の内容を、旅程表のように時系列でまとめるようにしましょう。
卒園式当日は、以下のような流れで進行します。
●園児入場
●開会のことば
●卒園証書授与
●園長先生の式辞
●来賓、PTAからのお祝いの言葉
●卒園児より
●在園児より
●歌
●閉会のことば
●園児退場
●保育室などで最後の時間
一般的に、保育士はスカートスーツで出席することが多いです。
グレーやブラックなど落ち着いた色味のスーツをチョイスし、全体が暗くなりすぎないようにインナーは白や薄ピンクなどの明るい色でバランスを取りましょう。
黒いストッキングは喪服を想起してしまうため避け、ベージュなど肌色を選ぶこともポイント。
粒の小さなパールネックレスや胸元のコサージュで、華やかさもプラスします。
なお袴などの和服は、担任の先生のみが着用することが多いです。
園でも袴に関する方針が異なっていることがあるため、事前に確認するようにしましょう。
>>>あわせて読みたい「【保育士さん向け】卒園式に着ていく服装やマナーを解説」
子どもたちの旅立ちの日となる卒業式。 華やかな演出で、感動的な式にしたいですね。
卒園式は大きな行事となるため、事前の準備をしっかり行うことが何よりも大切。
子どもたちの記憶に長く残る日をつくりあげましょう。
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