保育園でひな祭り会をしよう!ねらいやおすすめな出し物を紹介

更新日:

3月3日のひな祭りにあわせて、保育園でひな祭り会を行うところも多いのではないでしょうか?ひな祭りは、女の子の成長を願ってお祝いする行事です。保育園でのひな祭り会では、女の子・男の子関係なく、子どもたち全員が楽しめるようにすることが大切です。今回は、保育園でのひな祭り会におすすめな出し物を、ねらいとあわせて紹介します。

保育求人ラボバナー

そもそもひな祭り(3月3日)ってどんな行事?

ひな祭りは、女の子の健やかな成長を願ってお祝いする行事です。

別名『桃の節句』ともいい、ひな人形に桜や桃の花、ひなあられやひし餅などを飾ったり、ちらし寿司やハマグリのお吸い物を食べたりしてひな祭りをお祝いします。

ひな祭りの時期になると、日本各地で”ひな人形”を飾るイベントが開催されます。

この”ひな人形”は、おひな様に女の子のけがれを移し、厄災を身代わりになってもらうという意味が込められています。

保育園でひな祭り会を楽しむ際は、実際にひな人形を飾りながら説明してあげると、子どもたちの理解が深まるかもしれません。

また、ひな祭りは一般的に女の子の行事ではありますが、男の子も楽しめるような工夫をすることが大切です。

>>>あわせて読みたい「ひな祭りって何?保育園で子どもに上手く説明しよう!」

 

保育園でひな祭り会を行うねらい

保育園でひな祭り会を行うねらいは、以下の点が挙げられます。

日本の伝統行事に親しみを持ち、季節感を味わう

ひな祭り会を通してひな祭りの意味を知り、興味を持つ

前述したように、ひな祭りは一般的に女の子の成長をお祝いする日です。

ですが、保育園では、女の子・男の子関係なく、みんなが楽しめる行事にすることが大切です。

絵本やパネルシアターを活用してひな祭りの由来や意味を伝えれば、行事への興味を掻き立てることができるかもしれません。

楽しいゲームや製作などを取り入れて、子どもたちが日本の伝統行事に親しみを持ってくれると嬉しいですね。

 

保育園でひな祭り会を行う際の主な流れ

以下では、保育園でひな祭り会を行う際の主な流れを紹介します。

❶ひな祭りの意味や由来を説明
まずは、ひな祭りの意味や由来を説明しましょう。
分かりやすいように簡単な言葉を使ったり、短絡で簡潔に伝えることを意識することがポイントです。
実際にひな人形を見せながら説明すると、子どもたちにも伝わりやすいです。
❷ひな祭りの歌を歌う
ひな祭りの歌(『うれしいひなまつり』)を歌って、気分を盛り上げましょう。
朝の会などで歌って練習しておくと、ひな祭り会当日にみんなで楽しく歌うことができます。
飾ってあるひな人形を眺めながら歌えば、ひな祭りへの知識も深まることでしょう。
❸保育士からの出し物
子どもたちが見ているだけでも楽しめるような出し物がおすすめです。
出し物を通して、改めてひな祭りの意味を説明するのも良いでしょう。
子どもの年齢に合った出し物を考えることが大切です。
❹おやつタイム
ひな祭りといえば、赤や緑、白の色味が可愛らしい”ひなあられ”が思い浮かぶ方も多いでしょう。
実際にみんなでひなあられを食べれば、特別な気分を味わうことができます。
また、ひな祭りクッキングと題して、桜餅や桜クッキーなどのお菓子を手作りして食べるのも楽しそうですね。
❺ひな祭りにちなんだゲームや製作などの出し物
ひな祭りにちなんだ楽しいゲームや製作などの出し物で盛り上がりましょう。
下記で詳しく紹介しますが、”ひなあられ探し”や”ひな祭りバスケット”といったこの行事でしか楽しめないゲームは、子どもたちも楽しんでくれること間違いなしです。
また、ひな祭り製作を通して、自分だけのオリジナルひな人形を作るのもおすすめです。
❻記念撮影
最後は、ひな飾りの前に並んで、みんなで記念撮影をしましょう。
製作した作品物も一緒に飾ったり、おひな様やおだいり様になりきれる小道具なども用意しておくと、子どもたちも最後まで楽しめます。

保育園のひな祭り会でおすすめな出し物

保育士と子どもにおすすめなひな祭り会での出し物は、以下の通りです。

【保育士編】

ひな祭りにちなんだ絵本の読み聞かせ

ひな祭りにちなんだ絵本の読み聞かせをして、ひな祭りがどのような行事なのかを説明してみましょう。

ひな祭りには独自の習慣が多いゆえに、子どもたちの疑問も多いはずです。

柔らかい文章と可愛らしい絵を通してひな祭りについて学べば、子どもたちの理解も深まります。

>>>あわせて読みたい「【ひな祭りの絵本】年齢別!読み聞かせにおすすめ絵本8選」

パネルシアターで『うれしいひなまつり』を演じる

ひな祭りの歌の代表格ともいえる『うれしいひなまつり』にあわせて演じるパネルシアターもおすすめです。

歌詞のタイミングでおひな様やおだいり様、五人囃子などをパネルに貼っていきます

歌っている子どもたちも、最後はどんなひな飾りが完成するのか、ワクワクした気持ちで楽しんでくれるかもしれません。

>>>あわせて読みたい「保育に役立つパネルシアターとは?ねらいや基本の作り方を解説



ひな祭りに関するクイズ大会

ひな祭りに関するクイズ大会を行えば、ゲーム感覚で楽しくひな祭りについて学ぶことができます。

子どもの年齢に応じて、いろいろな難易度のクイズを用意しましょう。

また、〇✕クイズや2択クイズなど、さまざまなクイズ形式で出題すると子どもたちも飽きずに楽しめます。

<年少クラス向け>

Q:ひな祭りはどんな人のためのお祭り?【A:女の子】

Q:ひな祭りに食べるお菓子は?【A:ひなあられ】

Q:ひな人形と一緒に飾るお餅は鏡餅?【A:✕】


<年中・年長クラス向け>

Q:ひな人形は何の様子を表している?【A:結婚式】

Q:ひな祭りに飲むお吸い物に入っている食材は?【A:ハマグリ】

Q:ひな祭りに飾るお花は梅の花?【A:✕】

【子ども編】

ひな祭りのゲーム大会

ひな祭りにちなんだゲームを楽しみましょう。

以下では、ひな祭り会におすすめなゲームを紹介します。

普段の活動でも取り入れられているような遊びをアレンジしたものやひな祭りでしか楽しめないゲームなど…
子どもたちがワクワクする要素がたくさん詰まっているため、ぜひ取り入れてみてくださいね。

ひなあられ探し

個包装のひなあられを園内のさまざまな場所に隠し、子どもたちが探すゲームです。
ひなあられを隠す際は、子どもの目線に合わせて隠しましょう。
また、ひなあられが子ども全員の手に渡るよう、見つけられていない子どもにはヒントを与えるなど、状況にあわせてサポートしてあげることが大切です。

ひな祭りバスケット

普段の活動でも取り入れられている”フルーツバスケット”を、ひな祭りバージョンにアレンジしたゲームです。
通常のフルーツバスケットでは、フルーツの名前でグループ分けしますが、ひな祭りバスケットでは”おひな様”や”おだいり様”、”五人囃子”など、ひな祭りにちなんだ名前でグループ分けします。
そして、円の真ん中に立っている鬼役が「ひな祭り!」と言ったら、全員で席を移動しましょう。

ひな人形の真似っこゲーム

童謡「うれしいひなまつり」の歌詞を元に、保育士が言う人物の真似をするゲームです。
例えば、「おだいり様の顔は?」というお題に対して、子どもたちは”すました顔”をしたり、「五人囃子は?」というお題に対して、子どもたちは太鼓や笛を演奏するポーズをしたり…それぞれの人物の特徴を捉えて、楽しく真似っこしていきます。
特に準備するものはありませんが、ひな人形の絵があると子どもたちも分かりやすいかもしれません。

ひな祭り製作

保育室や園内に飾れば、ひな祭り気分がより高まるような、ひな祭り製作もおすすめです。

折り紙やお花紙、紙皿など…身近な材料を使って、さまざまなひな人形やひな飾りを製作してみましょう。

製作した作品は、クラスごとや年齢ごとに発表する機会を設けると、子どもたち同士で感想を伝え合えるきっかけにもなります。

>>>あわせて読みたい「保育園でひな祭り製作をしよう!おすすめ製作アイデアを紹介」

 

まとめ

今回は、保育園でのひな祭り会におすすめな出し物を紹介しました。

ひな祭りの意味や由来を伝えたうえで、ゲームや製作などの出し物を取り入れて、楽しいひな祭りを過ごしましょう。

『保育求人ラボ』では、ひな祭りをはじめとした行事に力を入れ、子どもたち一人ひとりの成長を大切にする保育園の求人情報を多数掲載しています。

行事の企画や演出で自分のアイデアを活かし、心に残る保育を実現できる職場を見つけてみませんか?  

新しい環境で、あなたの保育への想いをさらに輝かせましょう!

レクに力を入れる園を探す

保育求人ラボの利用者の声

保育士さんの転職サポートは【保育求人ラボ】【保育求人ラボ+】

保育求人ラボ 

保育求人ラボプラス

 ★保育求人ラボ公式SNS★
フォローお願いいたします