保育士のクラスリーダーの役割は?仕事内容ややりがいについて

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未満児クラスでは主に複数担任制が設けられていますが、クラス運営がスムーズにいくようにするためにはクラスリーダーの存在が必要不可欠です。 子ども達が楽しく安全に毎日過ごせるようにクラスをまとめる役割があります。 今回は、保育士のクラスリーダーの役割や仕事内容、やりがいについて紹介します。

クラスリーダーはどんな仕事をするの?

クラスリーダーは、複数担任制が導入されている保育園に必要となる役職

同じクラスを受け持つ保育士をまとめる役割を担います。

クラスリーダーの主な仕事内容は、以下の通りです。

月ごとに保育計画を立てる

クラス全体に声かけをする

アレルギーや喘息、発達など注意すべき子どもの特性を把握し、全体へ共有

他の保育士への指示だし/仕事の割り振り

クラスリーダーは、スムーズに仕事が回るよう他の保育士に気を配る必要があります。

クラスの責任はリーダーにあるため、仕事の割り振りをした後は、必ず最後に自分の目で確認することが大切です。
>>>あわせて読みたい「一人担任制と複数担任制の違いとは?メリット・デメリットも解説」

クラスリーダーを経験するうえでの学び

クラスリーダーは、保育士を経験していると誰もが通る道ですが、どのような学びがあるのでしょうか。

得られる学びについて、以下の通り説明します。

1年後の子ども達の成長を見据えた保育ができる

クラスリーダーは、1年後の子ども達の未来を想像しながら年間行事を組み立てます。

一日の子ども達の成長を見守るだけではなく、1年先を見越した保育を行う力が身につきます。

責任が重いからこそやりがいを感じる

クラスリーダーは、同じクラスを受け持つ保育士の中心的存在です。

子ども同士のトラブル、保護者対応、会議の出席、クラス行事などクラスリーダーが中心となって対応します。

責任は確かに重いですが、自分の力でクラスがまとまっていったり、トラブルが解決できたりすると、保育士としてとてもやりがいを感じるのではないでしょうか。

保育士としてのスキルアップにつながる

クラスリーダーになると、目の前の仕事はもちろん、クラス全体を見る力が格段に養われます。

目の前の子どもだけではなく、クラスがまとまるためにはどうすればいいか?ということを常に考えながら行動することが大切です。

保育士としてのスキルアップにもつながり、自信にもなりますね。

自分のやりたい保育ができる

クラスリーダーになると、ある程度自分のやりたい保育を1年間の中で実現することが可能になります。

ただし、保育園には保育理念が設定されているため、何でもできるというわけではありません。

今までの経験の中で培ってきた自分の中の保育理念を活かせるチャンスです。

コミュニケーション能力が養われる

クラスリーダーは子どもや保護者はもちろん、他の保育士や園長、地域の方々、習い事の先生などさまざまな人とコミュニケーションを取る必要があります。

自分の気持ちをはっきりと分かりやすく伝えるコミュニケーション能力は、社会人としてもとても重要です。

クラスリーダーになると、そのようなコミュニケーション能力が養われること間違いなしです。

クラスリーダーの大変さとは?

クラスリーダーはクラスのトップですから、もちろん大変なこともあるでしょう。

クラスリーダーの大変さについて、以下の通り説明します。

責任が重い

なんといっても責任が重いということが挙げられます。

トラブルや子どものケガの対応時はその責任の重さを痛感するでしょう。

しかし、どの仕事にも責任は付きまといます。

ある程度責任感のある保育士でなければ、クラスリーダーは務まらないでしょう。

他の保育士との連携が難しい

複数担任制のため、もちろん他の保育士とのコミュニケーションは必要不可欠です。

自分の意見ばかり通すのではなく、他の保育士の意見も柔軟に取り入れたりしながら、よりよいクラスになるようにまとめていく必要があります。

また、保育士によって対応が違うなどというようなことは、避けなければいけません。

他の保育士と上手く連携し、業務を円滑に進めることが大切です。

見通しのある保育がうまくいかない

1年間のスケジュールを立てる必要があるため、ある程度子ども達の成長の見通しを立てる必要があります。

子どもの成長発達について理解を深めていないと、子どもに合った保育が出来なくなってしまいます。

初めてクラスリーダーを任された場合は、全て自分だけでやるのではなく、先輩保育士の意見や助言を参考にしましょう。

クラスリーダーはとてもやりがいのある仕事

保育士をある程度経験すると、クラスリーダーを任されることがあります。

責任のある仕事であるため、もしかすると少し気が重くなるかもしれません。

しかし、自分のやりたい保育を提案したり、それを実現するために試行錯誤したりすることは社会人としても、保育士としても大きな成長につながるでしょう。

また、クラスリーダーを任されるようになったということは、信頼されている証拠であり、それだけ保育士としての実力がついてきたということです。

ぜひ、このチャンスを生かしてさらなるスキルアップを目指しましょう。

 

まとめ

クラスリーダーは、複数担任制の中でとても重要な位置にあり、よりよい保育ができるように、中心となってクラスをまとめる役割があります。

もちろん責任は重いですが、自分なりに培ってきた保育理念を活かすチャンスでもあります。

保育士としてスキルアップできることは間違いないでしょう。

もし、クラスリーダーの役割が回ってきたら、尻込みせず前向きにチャレンジしてみてください。

 

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