お役立ち情報
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保育に水遊びを取り入れよう!安全対策や水遊びのアイデアなど 夏になると始まる水遊び。水遊びは、子どもの成長にとって多くのメリットがあるため、ぜひ保育には取り入れて頂きたい遊びの一つでもあります。しかし常に危険と隣り合わせであるため、保育士は十分な安全対策を行うことが大切です。今回は、保育園での水遊びを行う上での安全対策や水遊びのアイデアについて解説します。
夏になると始まる保育園での水遊びやプール遊び。
特に子どもの全身運動やリフレッシュに非常に良いとされていることから、夏場の保育園にぴったりの遊びです。
また五感が刺激されたり、バランス感覚を養うなど子どもにとって多くのメリットがあることが特徴です。
ただし一歩間違えれば事故や怪我につながる可能性が高いため、保育士は常に目を光らせておく必要があります。
水遊びのねらいは、以下の点が挙げられます。
●水の感覚を楽しみ、水への親しみを持つ
●保育士やお友達と一緒に水遊びの楽しさを味わう
●水の面白さや怖さを体験的に学ぶ
水遊びを通して水の冷たさや気持ちよさ、水が流れる音などさまざまな感覚や水独特の不思議さを肌で感じ、知ることができます。
また水の怖さをきちんと教えてあげることで、安全意識を養うことにもつながるでしょう。
ただし子どもの中には、水に苦手意識を感じる子もいます。
水が苦手な子どもに対しては保育士の配慮が必要であるため、無理にみんなと同じ遊びをせずに、その子どもに合った遊び方をしてあげると良いでしょう。
水遊びは子どもにとって楽しい遊びではありますが、一歩間違えれば大きな事故につながりかねません。
実際に毎年水遊びでの事故は発生しており、常に危険と隣り合わせなのです。
ここでは、保育士がすべき水遊びの安全対策について説明します。
水遊び中や終わった後は、十分な休憩時間を設けて水分補給を促すことが大切です。
水遊びは想像以上に体力を消耗し、それと同時に多くの汗をかいています。
また水を浴びているから安心と思いがちですが、暑い気温の中水遊びを行うことは熱中症になる可能性も高いです。
休憩時間は日陰でゆっくりと休息を取り、保育士は子どもの体調管理を徹底するようにしましょう。
特に保育園に常設されたプールを使用する際は水質検査を行ったり、プールの破損がないかの確認を行うことが重要です。
また水遊びで使用する玩具や浮き輪なども破損していないか確認を行いましょう。
合わせて転倒防止用のマットの設置や熱中症予防の日陰の確保なども行うと良いですね。
水遊びを行う際の保育士は複数人配置し、その中で指導者と監視者と役割分担しましょう。
特に監視者を任された保育士は、監視以外の他の業務を行うことは絶対にNGです。
分かりやすいようにゼッケンなどを着て、子ども達にも「今日はみんなを見守る役だよ」と説明しておくと良いでしょう
水遊びを行う前に、子ども達と約束事を決めましょう。
水遊びは、子ども達に水の危険性を教える重要な機会にもなります。
なぜ危ないのか、ということをきちんと説明したうえで約束事を決めると、子ども達も理解しやすいかもしれません。
子ども達との約束事の例は、以下の通りです。
水遊びの前日や当日に保育士全員で事前に打ち合わせを行い、緊急時の対処法や子どもの健康管理、それぞれの役割について再度確認することが大切です。
子どもの水難事故を未然に防ぐためには、保育士同士の連携が必要不可欠です。
水遊びへの参加・不参加に関わらず、保育士全員が統一意識を持っておくようにしましょう。
ここでは、水遊びにおすすめなアイデアについて紹介します。
まだ水に慣れていない乳児には、まずは水の感触になれることから始めてみましょう。
水をビニール袋やジップロックに入れて、タプタプとした感触を楽しんだり、たくさんの水風船をプールに浮かべて、その様子を見て楽しんだりするのはいかがでしょうか。
普段感じることがない水の感覚や冷たさを感じられ、子ども達も楽しむことができるでしょう。
簡単に作ることができるペットボトルのシャワーは、水遊びでは定番の手作りおもちゃです。
保育士が上から子ども達にシャワーをかけたり、一緒に持って遊びましょう。
穴の大きさや位置が異なるペットボトルのシャワーを作れば、水の出方がさまざまであるため、子ども達は不思議に感じるかもしれません。
牛乳パックやネットを組み合わせて手作りする金魚で、金魚すくいはいかがでしょうか。
実際の金魚すくいで使用するポイに見立てた風呂桶やバケツを用いれば、子ども達も簡単に金魚をすくうことができます。
さまざまなポイを用意して遊べば、子ども達も飽きずに遊ぶことができるでしょう。
水の底にたくさんの宝物を沈めて、宝探しをするのも良いですね。
軽いものは浮いてきてしまうため、重さがあるものがおすすめです。
きらきらとした宝石のような宝物を用意しておくと、子ども達のテンションも上がりそうですね。
お友達と向かい合わせになって優しく投げ合ったり、的当てゲームのアイテムとして使用したり、夏祭りのようにヨーヨー釣りをしたり…水風船を使った遊び方は無限大です。
割れた後の水風船は、金魚すくいに見立ててみんなですくって遊ぶと、楽しく片づけられます。
ただし「お友達に向かって強く投げない」などの約束事は決めておきましょう。
どこまで水を飛ばせるかお友達と競争するのも良し、的を用意して的当てゲームをするのも良し、水鉄砲もさまざまな遊びができておすすめです。
また既製品を買わずとも、ケチャップやマヨネーズの空き容器でも簡単に水鉄砲が作れるため、子ども達とオリジナルの水鉄砲を手作りするのも楽しそうですね。
夏の始まりは、子ども達が大好きな水遊びの時期の始まりでもあります。
水遊びは、子どもの成長に多くのメリットをもたらす特徴があります。
しかし常に危険と隣り合わせの遊びであるため、保育士は十分に安全対策を行うことが大切です。
本記事を参考に、楽しく安全な水遊びの時間にしましょう。
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