お役立ち情報
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保育園の一大イベントの一つである運動会は、保育士が準備しなければならないことがたくさんあります。運動会を乗り切るためには、保育士として何をすべきなのか今一度確認する必要があります。今回は、保育園の運動会において、保育士が準備すべきことや準備のポイントについて解説します。
■目次
保育園の運動会は、子どもはもちろんのこと、保育士にとっても一大イベントの一つです。
子どもやその保護者にとって、運動会が楽しい思い出となるようにするためには、保育士の入念な準備が欠かせません。
それだけに、運動会前の準備は、プログラム作成から衣装・道具の製作、配布物の作成などで毎年大忙しです。
ですが、これだけの大イベントであるが故に、不安やプレッシャーといった悩みを抱える保育士は少なくありません。
その悩みを解消するためにも、やはりしっかりと準備することが大切なのです。
保育園における運動会の役割は、以下の点が挙げられます。
●子どもにとって、頑張って練習した成果を見せる場所
●運動会を通して、お友達と協力しながら目標に向かって努力することを学ぶ機会
●保護者にとって、子どもの成長した姿を見られる機会
上記のことから、保育園における運動会は、子どもにとっても、保護者にとっても大切な行事であることが分かります。
それを支えるのが、保育士としての大切な役割なのです。
ここで大切なことは、たとえ失敗したとしても、これまでの努力は無駄にならないということです。
子どもの中には、失敗することで、運動会当日までの努力が水の泡になったというイメージを持つ子は少なくありません。
失敗したとしても「頑張っている姿に感動した」という保護者は多いです。
保育士が準備の段階から「絶対に失敗はだめ」という気持ちでいると、子どもにもその不安が伝わるため、「失敗しても大丈夫!」という前向きな気持ちで子ども達と接するようにしましょう。
運動会を成功させるためには、しっかりと入念に準備することが大切です。
以下では、運動会に向けて保育士が準備すべきことについて、紹介します。
まずは、子どもの年齢や発達状況にあわせて、プログラムを作成する必要があります。
同じ年齢でも身体能力に個人差が出やすいため、全ての子ども達が楽しみながら取り組める競技を選ぶことが大切です。
定番のダンスやかけっこ、リレー競争のほか、親子で楽しめるような体操などのプログラムも非常に盛り上がります。
また、前年のプログラムを参考にしたうえで、その年の流行りを取り入れながら少しずつ変化させていくと良いでしょう。
>>>あわせて読みたい「【保育園の運動会】年齢別におすすめの競技を紹介!」
プログラムが決まったら、いよいよ子ども達と競技の練習を行います。
その際、運動が苦手な子どもに配慮し、普段以上に褒めたり励ましたりと、練習に楽しく参加できる環境を作ってあげることが大切です。
また、子どもの集中力は長い時間持続しにくいため、子どもが飽きたりふざけたりしないよう、こまめに休憩を挟むなど、メリハリのある練習を行うと良いでしょう。
競技で使用する衣装や会場の飾りつけなどの道具は、全て保育士が作ります。
例えば、ダンスなどでよく見るポンポンですが、それも保育士が手作業で製作しなければなりません。
ポンポンは、1人2つ持つため、1クラス30人分のポンポンを作るとなると、全部で60個必要になります。
それだけでもかなりの時間を要しますが、それ以外にも他の製作をしなければならないため、非常に骨の折れる作業といえます。
地域の掲示板やスーパーなどで見かけるポスターや保護者に配布するプログラムの作成も行います。
ポスターにおいては、毎年1枚1枚手作りしている保育園も…。
プログラムは、運動会当日に関する注意事項などを記載します。
また、プログラムとは別にお便りを作成し、協力してほしいお願いごとを記載するケースもあります。
何か保護者のほうで用意してもらいたいものがある場合は、運動会当日の1か月前を目安にお知らせするようにしましょう。
競技によっては、子どもや保護者に景品を渡すこともありますよね。
あらかじめ予算を立てて、発注をしたり、買い出しに行ったりして準備を行いましょう。
その際、競技の詳細が決まっていると、用意すべき景品の数も分かりやすいです。
また、万が一に備えて、必要な個数よりも多めに確保しておくと安心です。
保育士がすべき運動会の準備のポイントは、以下の通りです。
運動会において、BGMは欠かせません。
ここでのポイントは、みんなが知っている曲を選曲することです。
みんなが知っている曲を選曲することで、子どもや保護者の気持ちがまとまり、プログラムにより一体感が生まれます。
ヒット曲やアニメの主題歌など、盛り上がる曲をいくつか決めておきましょう。
特に運動会でおなじみの定番曲は、雰囲気も出て気持ちも高まるため、おすすめです。
ダンスや体操で使用する衣装や会場の飾りつけは、可能な限り新しくすることをおすすめします。
衣装や飾りつけといった小道具・大道具は、作るのに手間もかかり、できれば前年に使用したものを使いたいと思うでしょう。
ですが、保護者から「使いまわししてる…」という印象を持たれてしまう可能性があります。
衣装や飾りつけは、運動会を盛り上げるための大切な演出でもあるため、毎年新しく作るようにしましょう。
運動会を成功させるためには、保育士同士の協力が必要不可欠です。
そのため、「自分で考えた企画だからこそ、自分でやらなきゃ」と、全ての作業を1人で抱え込んでしまうことはNGです。
その意気込みも大切ですが、1人で膨大な作業をこなすとなると、いっぱいいっぱいになってしまいます。
頼みにくいと思うかもしれませんが、先輩保育士に「お願いできませんか?」と手伝ってもらう姿勢でいることも大切です。
保育士同士で協力するからこそ、運動会を成功させた暁には、何にも変えられない達成感を感じることができるでしょう。
運動会は、子どもや保護者のみならず、保育士にとっても一大イベントの一つです。
それ故に、保育士が準備しなければならないことは非常に多く、悩んでしまう保育士も少なくありません。
ですが、その分、頑張っている子ども達の姿を間近で見て、やりがいや達成感を感じられるでしょう。
心身に負担をかけず、保育士同士で協力しながら乗り越えていってくださいね。
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