お役立ち情報
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ダメな保育士には、いくつかの特徴があります。ダメな保育士と聞くと、不安になる方もいるでしょう。実際、どこの保育園にもダメな保育士はいます。そして、自分自身を見つめ直せば、ダメな保育士からできる保育士へと変わることもできます。今回は、ダメな保育士の特徴や自分がならない&同僚への対処法について紹介します。
周りに「見ていてモヤモヤする…」という保育士はいませんか?
もしかすると、ダメな保育士の特徴に当てはまっている可能性があります。
以下では、保育士・子ども・保護者のそれぞれの視点から見たダメな保育士の特徴を紹介します。
ダメな保育士の特徴として、先輩保育士や上司、はたまた同僚からの指示がない限り行動しないということが挙げられます。
保育士の仕事は、非常に膨大な量であり、毎日多忙を極めているため、他の保育士まで手が回りません。
そのような状況であるにも関わらず、指示をしなければ動けないのは、他の保育士にとって負担となってしまうのです。
>>>あわせて読みたい「保育士としてうまく動けない…その原因と対処法について」
保育士は、子どもと一緒に遊んだり、保育以外の業務をこなしたりと、身体が資本の仕事です。
にも関わらず、健康管理がきちんとできていないために仕事を休んでしまうと、シフトに穴を空けることになります。
そして、その保育士の分の仕事を他の保育士がやらなければならなくなるのです。
もちろん、体調が悪ければ休むべきですが、あまりにも頻繁であったり、自分の不注意による体調不良のお休みであると、他の保育士からはよく思われない可能性があります。
報連相(報告・連絡・相談)は、社会人として大切なマナーです。
特に、保育現場はチーム体制で子どもと関わっているため、報連相は欠かせません。
ですが、中には「後で伝えよう」「言わなくても分かるだろう」と報連相を後回しにしたり、怠ったりする人もいるでしょう。
そうなると、トラブルやミスが生じるだけでなく、他の保育士からの信頼を失うことにもつながります。
「疲れた」「めんどくさい」とネガティブな発言が多かったり、ネガティブな雰囲気でいる人もダメな保育士の特徴です。
保育士の仕事は、子どもをはじめ、保護者や保育士、地域の方々など多くの人と関わる仕事です。
常にネガティブでいる保育士は、周りの人から見て良い気持ちがしないことはもちろん、関わる子どもにとっても良い影響とはいえません。
また、ネガティブ思考でいると、同じミスを繰り返してしまうなど、他の保育士に迷惑をかけてしまいかねないのです。
子どもは、保育士が一緒に遊んでくれると嬉しいと感じます。
また、一緒に遊ぶことで、子どもとの信頼関係を築くことにつながります。
ですが、子どもにとって一緒に遊ばない保育士は、ただ見守っている大人に過ぎません。
子どもは、常に笑顔で楽しそうにしている保育士が大好きです。
また、子どもと同じ目線に立ってコミュニケーションを取ってもらえると、嬉しいと感じます。
反対に、常に無表情で笑顔がなく、一生懸命お話をしても保育士のアクションが少ないと、残念に感じてしまいます。
保育士の笑顔がなければ、自然と子どもは近寄らなくなり、その保育士の指示も聞かなくなってしまうのです。
大人から褒められることが大好きな子どもにとって、褒めるよりも怒ることが多い保育士は、ダメな保育士の特徴といえます。
保育士をしていると、子どもの言動についイライラしてしまったり、言うことを聞かず、叱ってしまうこともあるでしょう。
ですが、あまりにも怒ってばかりいると、子どもは萎縮してしまい、その保育士を”怖い保育士”として位置づけます。
子ども自ら行動する意欲を奪ってしまう可能性もあるため、褒めることと怒ることのバランスが大切なのです。
保護者があいさつをしているにも関わらず、あいさつを返さない保育士は、保育士である前にマナーに欠けているといえます。
保育士と保護者は、子どもを安全に保育していくうえで、大切なパートナーです。
信頼関係を築くためにも、あいさつをはじめとしたある程度のコミュニケーションは取る必要があります。
あいさつがないということは、子どもを預ける保護者からしても不安に感じる要因になるでしょう。
特に保護者に保育に関することでアドバイスをする際、上から目線で物事を言う保育士も、ダメな保育士の特徴です。
保育士は、保育の知識があることから、保育初心者の保護者に対して、自分の意見を押し付けてしまうこともあるでしょう。
ですが、一番大切なことは、保護者の気持ちに寄り添うことです。
アドバイスを伝えることは良いですが、保護者からの協力を得られるよう、工夫しながら伝えることが重要なのです。
保護者にとって、急な連絡は困ってしまうものです。
特に「○○を用意してください」のような持ち物の連絡は、保護者も対応が難しい可能性があります。
このような連絡の伝え忘れが頻繁に起きてしまうと、保護者へ不信感を与えるだけでなく、クレームにつながるケースも考えられます。
前述の『ダメな保育士の特徴』を踏まえたうえで、自分自身がダメな保育士にならないよう、以下では、対処法を紹介します。
常に笑顔を心がけていると、自然と気持ちも明るくなり、態度や雰囲気にも良く表れます。
子どもから好かれるだけでなく、保護者へも良い印象を与えるでしょう。
また、ネガティブな言葉よりもポジティブな言葉を多く使うことで、前向きに仕事に取り組めます。
子どもが失敗してしまったときや他の保育士がミスをしてしまったときは、ぜひポジティブな言葉をかけるよう意識してみてくださいね。
子どもや保護者は、色々なタイプの人がおり、1人として同じ人はいません。
そのため、保育士は、その子どもや保護者に合わせた対応をする必要があります。
人間である以上、やはり得意な人・不得意な人はいるものです。
ですが、できる保育士は、そのような感情に囚われず、どの子ども・保護者に対しても分け隔てなく平等に接します。
保育士として、相手の立場で行動することは、非常に大切です。
子どもに対しても、保護者に対しても、相手の気持ちに寄り添った対応が求められる保育士は、自己中心的では上手く仕事を進めることはできません。
「○○ちゃんはこれがしたくて泣いているんだよね」と気持ちを代弁してあげたり、「あの保護者は何か悩みがあるんだな」と想像力を働かせたり…
常に相手の立場で行動することで、できる保育士へと近づいていくでしょう。
周りにダメな保育士の特徴がある保育士がいた場合、どのように対処すればお互いに働きやすいと思えるのでしょうか?
以下では、ダメな保育士に対する対処法を紹介します。
同僚の保育士に相談し、どのような対応をしたらよいか考えることも方法の一つです。
ここでのポイントは、ダメなところだけを見るのではなく、その人の良いところを見つけることです。
ダメな特徴はたくさんあるかもしれませんが、その中でも良いところを見つけ、その人にできる仕事を担当してもらうといった振り分け方法も良いでしょう。
ダメな保育士をそのままにするのではなく、どうしたら良いのかを考えることもチームとして大切なことです。
ダメな保育士は、今の働き方がダメとは思わず、普通のことだと感じている可能性があります。
言いにくいとためらってしまうかもしれませんが、その考え方を改めてもらうためにも、ときには厳しく指導をすることも必要です。
きちんと指導ができれば、保育園全体に対する子どもや保護者の安心・信頼を得ることにもつながります。
保育士は、多くの業務を並行して行わなければならないため、難しい仕事でもあります。
それ故に、どこの保育園にもダメな保育士、できる保育士はいます。
もちろん最初から全てを上手くできる保育士はいませんが、保育士として、報連相やあいさつ、笑顔といった最低限のマナーは必要です。
そして、周りの環境や努力によって、ダメな保育士からできる保育士に変われるため、本記事を参考に改めて自分自身を見つめ直してみてくださいね。
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