お役立ち情報
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保育園のお迎えの時間は、保護者と保育士の会話が大切です。保護者にとってお迎えは、仕事が終わってやっと大切な我が子に会える瞬間です。一日の様子を知りたい保護者や、悩みを伝えたい保護者などさまざまな方がいます。お迎え時こそ保育士は、保護者一人ひとりと向き合える時間にしていきたいですね。今回は、お迎え時の会話の仕方やポイントについてまとめました。
■目次
保護者がお迎えに来た際の保育士の対応で、保護者の安心感が変わります。
挨拶も笑顔もない保育士の対応では、不信感を抱いてしまう可能性があります。
バタバタしているときこそ、笑顔を心がけるべきです。
まずは、保護者との会話の大切さを確認しましょう。
保護者がお迎えに来るときは、自分の仕事を終えて一番リラックスしていることが多いです。
時間にも余裕があり、保育士に悩み事や心配事を話せるときでもあります。
保育士がしっかりと保護者の気持ちを受け入れていると、信頼関係がぐっと深まります。
保育士にとってはバタバタしてしまう時間ですが、大切にしたいですね。
今日も一日大きな事故や怪我もなく、子どもが元気に過ごせたと言うことを知るだけで保護者は安心できます。
ちょっとした変化などがあったときは、それを知らせてもらえると、しっかりと我が子を見てくれているんだなという気持ちにもなります。
そう言った安心感を感じてもらえることは、当たり前ですが簡単ではありません。
日々の積み重ねになるため、毎日のお迎えの時間を大切にしましょう。
仕事を終えてお迎えに来た保護者にとって保育士と話すことは、リラックスすることにつながります。
保育士の言葉だからこそ、よりホッと安心できるという保護者は多いのです。
保護者にとって、そんな保育士や保育園だと非常に魅力的ですね。
仕事が終わって時間に余裕がある保護者もいれば、そうではない人もいます。
保護者はお迎え時に保育士にどういうことを求めているのか、具体的に挙げてみましょう。
保護者が保育士に一番求めていることは、やはり我が子の一日の様子を教えてもらうことです。
友達と仲良く遊んでいるのか、給食はちゃんと食べているのかなど、心配は尽きません。
ただし、会話が苦手な保護者もいるため、その気持ちを汲み取ることが大切です。
保護者一人ひとりに合わせた話し方を心がけましょう。
毎日子どものことで悩む保護者は多いです。
保育園でも気をつけたり、簡単に解決できたりすることであれば良いのですが、子どもの気になる行動であるとナイーブな内容になり、そう簡単には話ができません。
そういった場合は、こちらから改めて時間の取れる日程を提案しましょう。
そのときは話ができなくても、保育士からの提案で保護者も安心できるはずです。
まだ仕事が残っていたり、明日も朝が早かったりしてすぐに帰りたいと思う保護者もいます。
そんなときに無理に引き止めて話をしようとすると、保護者とのトラブルの原因にもなりかねません。
始めは口頭で話す時間を作りたいですが、慣れてきたら連絡帳に記載するなどして、お迎えに来た際にはその旨だけを伝えると良いでしょう。
一日の子どもの様子を伝えるという当たり前のことだけにとらわれず、保護者がどうすれば喜ぶかを考えることがポイントとなります。
以下では、具体的に2つ紹介します。
保護者がお迎えに来られた際、子どもの様子を伝えることは非常に大切です。
しかし、一連の流れが習慣化して、「〇〇ちゃんは今日は〜でしたよ。すごいですね。それでは気をつけてね、さようなら。」が毎日続くと、ビジネス会話になってしまいます。
そうならないためには、例えば「〇〇のケーキ美味しいですよ。」など、保育や子どもと関係ない日常会話ができると良いでしょう。
保護者は保育士に話しかけやすくなる上に、枠にとらわれた子どもの相談だけでなく、なかなか言い出せない相談さえしやすくなります。
子どもの一日の様子を伝える際、お友達との関わりを伝えることもあるでしょう。
保護者は、家では見られない様子を聞くことができ嬉しく思う反面、口頭のみではイメージができずリアル感に欠けます。
可能であれば、その瞬間を撮影して見せるなどをすると、保護者も子どもの成長した様子が見られて喜んでくれます。
>>>あわせて読みたい「保育ドキュメンテーションとは?実践法や利点と欠点について」
保育士にとってお迎えの時間は、保護者同士のお迎えが重なったり、連絡事項があったりして、夕方はバタバタしがちです。
しかし、だからこそ危険がないように、疎かにならないように気をつけたいですね。
続いては、お迎えの時間に大切にしたい事柄をまとめました。
第一声に、子どものことや自分のことをけなされると誰でも不愉快になります。
信頼関係を築いていくには、子どもや保護者自身の良い所をたくさん見つけて褒めてあげましょう。
ただし、不信感を与えることにつながりかねないため、心にもないことは言ってはいけません。
お迎えのピーク時には、次の保護者が待っていることもしばしばあるでしょう。
そんなときに、保護者から相談事をされた際、あしらってはいないですか?
一度そのような対応をされてしまうと、保護者は不信感を感じて遠のいたり、他の先生を頼ったりします。
時間がないときこそ、丁寧に接することを心がけることが大切です。
後日改めたり、連絡帳に返事を記載したりなど手段はいくらでもあります。
大事なことは、何かを訴えようとしている保護者の気持ちを大切にすることです。
時間に余裕があれば、まずはしっかりと保護者の話を聞きましょう。
中途半端に聞いてアドバイスをすることは、良くありません。
何に困っているのか、何を伝えたいのか、保護者の心を感じ取って、聞き上手を目指しましょう。
保護者によっては、聞いてもらえるだけで満足という場合もあります。
「いつでも、どんなことでも相談してください」という雰囲気があると、保護者は気兼ねなく話しかけることができます。
そのためには、忙しくてもそのオーラを出さないように気をつけなければなりません。
常に笑顔で挨拶し、心に余裕を持つことが大切です。
保護者がお迎えに来たときの会話がいかに大切か、お分かりいただけたでしょうか?
忙しいときこそ、相手の立場に立って考えることが大切です。
保護者一人ひとりとの会話を大切にすれば、保育士が忙しそうだからと遠慮している保護者がいることに気づくかもしれません。
子どもと同様に保護者のことも大切にしましょう。
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