【干支の絵本】年齢別!読み聞かせにおすすめの絵本8選

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今回は、干支にまつわる読み聞かせにおすすめの絵本を紹介します。お正月の時期が近づくとよく聞く”干支”という言葉。子どもの中には、「干支って何?」「どんな動物がいるの?」と疑問を抱く子も多いでしょう。絵本を通して干支を学ぶことは、日本の伝統文化に触れる機会にもなります。ぜひこの機会に、干支について楽しく学べる絵本を選んでみましょう。

干支ってなに?

干支とは、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の総称であり、十二支ともいいます。

古代中国から使われいて、年や月、時間、方位などの数字を表す際に用いられていました。

元々は、”子”や”丑”などの字に”ねずみ”や”うし”などの意味はありませんでしたが、覚えやすいように動物の名前を当てはめたとされています。

この干支が日本に広まったのは、6世紀の半ば頃で、江戸時代に入ると民衆の間で年回りや時刻を動物で表現する習慣が浸透しました。
>>>あわせて読みたい「干支ってなに?子どもに分かりやすく説明しよう!」

干支は、お正月の時期が近づくとよく耳にする言葉ですね。

子どもの中にも「干支ってなに?」と疑問に思う子も多いでしょう。

干支について説明をしたら、さらに「なぜ?」「どうして?」と疑問に思う子が出てくるかもしれません

干支に関する絵本の読み聞かせを行えば、子どもに分かりやすく干支について伝えることができます。

日本の文化に触れる大切な機会として、ぜひ干支の絵本の読み聞かせをしてみましょう。

 

0~1歳児におすすめの干支の絵本

わらべ歌とお話しの融合!『あぶくたった』

出典:amazon.co.jp

ねずみのお母さんが、お汁粉が美味しくなるようにと思いを込めて歌を歌います。
「♪あぶくたった にえたった にえたかどうだか 食べてみよ~」
今度は3匹の子ねずみ、次にねずみのお父さんもやってきて一緒に歌います。

干支とは直接関係のない絵本ですが、干支に出てくるねずみと子どもが大好きな童謡が融合した絵本です。
わらべ歌の定番「あぶくたった」にあわせて、ねずみの家族のお汁粉作りの様子が描かれています。
歌とお話しで物語が進んでいく形式は、子どもも楽しい気持ちで聞いてくれそうですね。

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  • 著者:さいとう しのぶ
  • 出版社:ひさかたチャイルド
  • 発売日:2013/8/27

干支の由来が分かる!『十二支のはじまり』

出典:amazon.co.jp

神様は、新年の挨拶に早く来た順番で、12匹の動物のうち1匹を1年の大将にすることを決めました。
さて、動物達はどのようにして競争し、誰が一番早く神様に挨拶できるのでしょうか?

干支の由来を分かりやすく描いた絵本です。
アニメーションのようなイラストは、実際に動いているかのようにイメージすることができるでしょう。
初めての読み聞かせにもぴったりであるため、この機会に日本ならではの伝統を伝えてみてはいかがでしょうか?

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  • 著者:中脇 初枝/椛島 義夫/すずき えりな
  • 出版社:ポプラ社
  • 発売日:2018/3/6

2~3歳児におすすめの干支の絵本

子どもの疑問に楽しく応えてくれる『十二支のはじまり』

出典:amazon.co.jp

ある年の暮れに、神様は動物達に「正月の朝に御殿にくるように」、そして「来たものから順番に12番までを1年ずつその年の大将にする」とのお触れを出しました。
それを聞いた動物達は、自分こそが1番乗りだと大騒ぎを始めました。
正月の朝、動物たちは神様の御殿への1番乗りを目指します。

動物達の順番がどのように決められたのか、なぜ猫が十二支に入っていないのかなど、十二支の歴史が分かる絵本です。
「十二支ってなに?」「なぜこの動物なの?」と、子どもはさまざまな疑問を抱いていることでしょう。
そんな疑問に楽しく応えてくれる一冊です。

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  • 著者:岩崎 京子/二俣 英五郎
  • 出版社:教育画劇
  • 発売日:1997/11/10

十二支を自然と覚えられる『じゅうにしどこいくの?』

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真夜中に、ね・うし・とら・う…と十二支達は山を登り始めました。
徐々に明るくなり、急ぐ十二支達。
山のてっぺんに到着し、そこから見えるのは今年最初の…?

年末年始にぴったりな可愛い十二支のお話です。
十二支が頑張って山を登る様子に、子どもも応援したくなることでしょう。
加えて、十二支が順番に登場することから、絵本を読んでいくうちに自然と覚えられるかもしれませんね。

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  • 著者:すとう あさえ/おくはら ゆめ
  • 出版社:ほるぷ出版
  • 発売日:2021/11/9

思わずクスッと笑ってしまう『十二支のどうぶつ小噺』

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2人の子どもが”小噺”について、落語家さんに聞いています。
「では、何かネタを出してごらん」と落語家さんさんは言いました。
子ども達は「では、十二支の動物でやってみてください」とネタを振ります。
落語家さんは、どんな小噺を披露するのでしょうか?

落語家さんが十二支の”ねずみ”から”いのしし”までを使って小噺を披露する絵本です。
十二支の名前はもちろん、鳴き声や生体などが言葉巧みに噺の中に組み込まれています。
読み聞かせが終わった後には、絵本のような落語家さんに子ども達もなりきっているかもしれませんね。

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  • 著者:川端 誠
  • 出版社:BL出版
  • 発売日:2014/12/10

4~5歳児におすすめの干支の絵本

臨場感のある絵に引き込まれる『十二支のおはなし』

出典:amazon.co.jp

お正月に神様のところへ挨拶に行くことになった動物達。
ちゃっかりもののねずみは、丑の背中に乗り、門の前で一足先にゴールインしました。
そして、一番最初はねずみ年になって…?

十二支の由来が臨場感あふれる絵で描かれた絵本です。
登場人物もそれぞれインパクトがあり、子どもが自ら絵本のページをめくりたくなるほどです。
内容はシンプルに描かれているため、十二支について分かりやすく学ぶことができます。

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  • 著者:内田 麟太郎/山本 孝
  • 出版社:岩崎書店
  • 発売日:2002/11/30

語呂の良い言葉が楽しい!『十二支のしんねんかい』

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元日に、十二支の動物達が新年会を開きます。
おせちでお祝いをする前に、まずはごろの良い言葉にのせて、それぞれの紹介を行います。
にぎやかに騒いだ後、最後は金屏風の前に揃ってご挨拶です。

語呂の良さや響き、ユーモラスな言葉が魅力的な絵本です。
他の絵本ではあまり見られない、切り絵で描かれた動物達も可愛らしく、楽しい気分にさせてくれます。
楽しく十二支を覚えられる一冊です。

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  • 著者:みき つきみ/柳原 良平
  • 出版社:こぐま社
  • 発売日:2012/11/25

日本の伝統文化が感じられる『十二支のお節料理』

出典:amazon.co.jp

年越しが近づき、お正月を迎えるための準備を始めます。
年神様は、十二の動物達それぞれに係を決めて、お節料理の準備を頼みました。
どのようなお節料理が完成するのでしょうか…?

日本の伝統文化であるお正月にちなんで、色鮮やかさが魅力的な和風絵本です。
十二支について学べることはもちろん、おせち料理やお正月についても学べるのがこの絵本の良いところ。
読み聞かせが終わった後には、子ども達も「こんなお正月を迎えたい」と思ってくれることでしょう。

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  • 著者:川端 誠
  • 出版社:BL出版
  • 発売日:1999/12/1

 

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