お役立ち情報
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保育園の一大イベントの一つである生活発表会に向けて、衣装を手作りするという保育士は多いのではないでしょうか?生活発表会の衣装は、子どもたちを輝かせる非常に大切な存在。ですが、他の準備や練習と並行して行う衣装作りは、非常に時間が掛かるため、少しでも負担を減らしたいと思う保育士もいることでしょう。今回は、そんな忙しい保育士に向けて、生活発表会の手作り衣装のアイデアやポイントなどについて紹介します。
■目次
生活発表会は、子どもたちの1年間の成長を保護者と一緒に実感できる保育園の一大イベント。
子どもたちの頑張っている姿を楽しみにしつつも、準備や練習で毎日忙しないという保育士がほとんどでしょう。
特に衣装作りは、大人数の分を用意しなければならないゆえ、非常に大がかりな作業です。
保育園によっては保護者が担当するところもありますが、保育園に子どもを預ける保護者は働いている場合がほとんど…。
そのため、保育士が衣装を手作りするケースが多いですが、ベテラン保育士でさえ準備に時間がかかり、大変な思いをするようです。
そんな保育士の負担が少しでも軽減できるよう、以下では、手作り衣装のアイデアやポイントなどを紹介します。
>>>あわせて読みたい「【保育園の生活発表会】ねらいや準備の流れ、進行のポイントなど」
生活発表会の手作り衣装におすすめな素材は、以下の通りです。
生活発表会の手作り衣装におすすめなのが、カラーポリ袋です。
100円ショップなど、手軽に安価で手に入れることができるため、大人数の分を作るのに打ってつけな素材です。
また、針や糸を使わずにドレスやズボンなどを簡単に作ることができ、裁縫が苦手な保育士でもきれいに衣装を完成させることができます。
フェルトは、衣装作り初心者におすすめな素材です。
切っても端がほつれにくく、ある程度強度があるため、きれいに仕上がります。
こちらもカラーポリ袋と同様、100円ショップでも大きなフェルトを手に入れることができます。
不織布とは、繊維を織っていないシート状の生地のこと。
主にマスクやガーゼ、エコバッグなどに用いられています。
フェルト同様、不織布も端がほつれにくいというメリットがあり、両面テープで繊維を合わせることができるため、縫わなくても衣装が作れるという特徴があります。
フリースも、切っても端がほつれにくく比較的扱いやすい素材といえます。
動物の衣装のもこもこ感や柔らかい印象を出したいときなど、フェルトでは出せないふんわり感を出すことが可能です。
手芸ショップなどで、比較的安価で手に入れることができます。
生活発表会tの手作り衣装にNGな素材は、以下の通りです。
サテンは、光沢がありツルツルとした手触りが特徴です。
その華やかな見た目から高級感が感じられるのも、サテンならではですよね。
ですがサテンは、耐久性が低く、生地を切るにつれて端がほつれてきてしまいます。
そのため、ズボンや上着などに使用するのは、好ましくないといえます。
デニム素材は、生地が厚いゆえに、手縫いすることが難しいです。
また、ミシンを使用するにしても、ミシンによっては、パワーが足りずに針が止まってしまうことも…。
デニムでスカートやズボンを作ろうと考えている場合は、安価で手に入れることができるシンプルなデザインの既製品を使うことをおすすめします。
動物の衣装など、ふわふわとしたフェイクファーなどの素材で作れたら可愛いだろうな…と、思う方も多いかもしれません。
ですがファー素材は、毛足が長いゆえに生地を切った際、切れた毛が部屋中に舞い散ります。
片付けの手間もかかるため、ファー素材を取り入れたい場合は、既製品を使うことをおすすめします。
以下では、生活発表会の手作り衣装アイデアを、難易度別に紹介します。
カラーポリ袋を活用すれば、可愛らしいかぼちゃパンツも簡単にできあがります。
準備するものは、カラーポリ袋と両面テープ、はさみ、ゴム紐のみとすぐに揃えられるものばかり。
ポリ袋の色を変えたり柄を付ければ、さまざまなかぼちゃパンツが作れます。
針や糸を使わずに作る、チュールスカートもおすすめです。
チュールの色を変えれば、歌やダンス、劇の内容に応じたチュールスカートが作れます。
材料も少なく簡単に作れるため、裁縫が苦手な保育士でも取り組みやすいでしょう。
女の子が喜びそうなドレスも、カラーポリ袋を活用して作ることができます。
はさみでカットする作業が多かったり、色々な色のカラーポリ袋を重ねてくっつけたりと難易度が少し高くなります。
ドレスのベースはそのまま製作し、外側のデザインをアレンジしてオリジナリティーを加えるのも良いでしょう。
衣装のワンポイントとして使える蝶ネクタイはいかがでしょうか?
動画ではミシンを使用していますが、手縫いでも作ることができます。
蝶ネクタイをそのまま使用するも良し、ゴム紐をつけてヘアゴムとして使用するのもおすすめです。
歌やダンス、劇に応じてデザインのアレンジがしやすい、シンプルなベストもあると便利ですね。
色を変えたり、柄やポケット、ボタンなどを付けるのも良いでしょう。
動画では2サイズ展開されているため、子どもの体格に合うサイズを選んで作ってみてくださいね。
保育士が衣装を手作りする場合、大人数の分を用意しなければなりません。
ですが保育士の中には、裁縫が苦手…という方もいるでしょう。
以下では、裁縫が苦手な保育士でも取り組める生活発表会の衣装を手作りする際のポイントを紹介します。
使用する素材によっては、針や糸を使わずに衣装を作ることができます。
例えば、フェルトであれば布用ボンド、不織布やカラーポリ袋であれば両面テープを活用すれば、簡単に素材同士を貼り合わせることができます。
特に布用ボンドは、カバンの持ち手を修理できるほど強力であるため、上手く取り入れながら衣装を作りましょう。
場合によっては、シンプルかつ安価で手に入れることができる既製品をアレンジするのも有効的です。
例えば、劇の場合、役に応じた衣装が必要ですが、合唱やダンスの場合はみんなでお揃いの服を着たほうが統一感が出て全体がまとまります。
「白い服を用意してください」と保護者にお願いするのも良いですが、全員同じ服を着たほうがきれいな統一感が出ます。
また、既製品をアレンジすることにより、オリジナリティーも加えることができます。
「他の準備に追われて衣装作りまで手が回らない」という保育士もいることでしょう。
いざというときは、代行業者に依頼するのも賢明な判断といえます。
この場合、衣装の完成までに数週間の時間を要することもあるため、余裕を持って早めに手配するようにしましょう。
今回は、生活発表会の衣装を手作りする保育士に向けて、アイデアやポイントを紹介しました。
保育園によっては、保護者に衣装作りを依頼するところもありますが、保育士が手作りするケースがほとんどです。
行事の準備や練習と並行して、大人数の分の衣装を手作りする作業は非常に大変であり、多くの時間を要します。
なるべく針や糸を使用しない生地や身近な材料を活用したり、シンプルな既製品を上手く取り入れたりして、子どもたちの思い出に残る素敵な衣装を作り上げましょう。
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