お役立ち情報
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保育園でイースター行事が楽しめるゲームをしてみませんか?日本では最近になって耳にするようになったイースターですが、欧米では盛大に楽しまれている行事の一つです。イースターにちなんだゲームをすれば、子どもたちが海外の行事に興味を持つきっかけになるかもしれません。そこで今回は、保育園のイースター行事におすすめなゲームを紹介します。
■目次
日本においては、最近耳にするようになったイースター。
イースターとは、処刑されたイエス・キリストが3日後に復活したことをお祝いする行事です。
日本語では、『復活祭』という意味になります。
キリスト教を信仰する人たちにとっては、イエス・キリストが生誕したことをお祝いするクリスマスと同じくらい大切なイベントとされています。
また、イースターは古代ゲルマン神話に登場する春の女神エオストレ(=Eostre)に由来しているようです。
このことから、イースターには春の訪れをお祝いする意味も込められているのです。
イースターの過ごし方は、国や家庭によって異なります。
キリスト教徒が多い欧米などでは、イースターのシンボルである”卵”と”うさぎ”をかたどった料理やお菓子を食べて楽しむようです。
また、卵の殻に絵を描いたりシールを貼ったりとカラフルにデコレーションした”イースターエッグ”を作ることもイースターならではの過ごし方とされています。
イースターエッグは、飾りつけはもちろん、隠した卵を探す『エッグハント』や卵を運ぶ速さを競う『エッグレース』などのゲームに使うようです。
保育園でイースター行事を楽しむには、以下の流れで進めるのがおすすめです。
❶イースターの意味や由来について説明
❷イースターエッグを作ったり、イースター製作を楽しむ
❸作ったイースターエッグでゲームをして遊ぶ
子どもたちの思い出に残るようなイースターにするために、それぞれの詳細についてチェックしてみましょう。
子どもの中には、保育園で初めてイースターという行事を経験するという子も多いかもしれません。
まずは、イースターという行事がどのようなものなのか、何をするのか、といった意味や由来を説明しましょう。
イースターにちなんだ絵本やパネルシアター、ペープサートなどを用いれば、子どもたちも楽しく学ぶことができます。
>>>あわせて読みたい「保育で大活躍するペープサートとは?ねらいや作り方のポイント」
>>>あわせて読みたい「保育に役立つパネルシアターとは?ねらいや基本の作り方を解説」
実際に卵の殻に絵の具やカラーペン、シールなどでデコレーションしたり、イースターにちなんだ製作を楽しみましょう。
イースターエッグを手作りする場合は、殻が簡単に割れない”ゆで卵”を使うのがおすすめです。
大人数分のゆで卵を用意するのが大変…という場合は、市販されているものを購入するのが良いでしょう。
また、イースター製作の作品を保育室内や園内に飾れば、イースター気分が高まり、春の訪れを感じられるかもしれません。
>>>あわせて読みたい「保育園でイースター製作をしよう!おすすめ製作アイデアを紹介」
作ったイースターエッグを使って、ゲームをしましょう。
日本では馴染みがありませんが、イースターを盛大にお祝いする風習がある欧米などでは、イースターの日はイースターエッグを使ったゲームをして楽しむのが一般的。
どれも簡単なルールであるため、小さい子どもも楽しむことができます。
以下では、屋外で楽しめる、保育園のイースター行事におすすめなゲームを紹介します。
園庭のさまざまな場所に隠されたイースターエッグを探し出すゲームです。
イースターエッグの中に、飴やチョコレートなどの小さいお菓子を入れておくと、子どもたちが喜んでくれるでしょう。
天気が悪い日など、屋外での開催が難しい場合は、室内でも楽しめます。
<準備するもの>
●イースターエッグ
<遊び方>
❶保育士が園庭の色々な場所にイースターエッグを隠す
❷「よーい、スタート!」の合図で子どもたちは一斉に探し出す
エッグロールは、イースターでは伝統的に行われている卵を転がすレースです。
スプーンやお玉などを使って、卵をゴールまで転がします。
卵は綺麗な丸形ではないため、なかなか思うようにいかず、ときにはハプニングや笑いが起こることも。
障害物を設置したりリレー形式にしたりと、アレンジを加えるのもおすすめです。
<準備するもの>
●イースターエッグ
●スプーンやお玉など
<遊び方>
❶チームに分かれる
❷スタート地点にイースターエッグを置き、走者はスプーンを持って準備する
❸「よーい、スタート!」の合図でスタート
❹卵を転がしながらゴールを目指す
❺先にゴールに着いたチームが勝ち
身体がすっぽりと入る袋に入って、うさぎのようにジャンプしながらゴールを目指すゲームです。
本来はじゃがいも用の麻袋で行いますが、大きなビニール袋や米袋、市販されている専用の袋で楽しむことができます。
うさぎの耳のカチューシャをつければ、子どもたちはうさぎになった気分でゲームに参加できることでしょう。
<準備するもの>
●大きなビニール袋や米袋など
<遊び方>
❶チームに分かれる
❷走者は身体がすっぽりと入る大きさの袋に入り、袋の上部をしっかりと掴んでスタートラインに並ぶ
❸「よーい、スタート!」の合図でスタート
❹ぴょんぴょんしながらゴールを目指し、先にゴールに着いたチームが勝ち
以下では、室内で楽しめる、保育園のイースター行事におすすめなゲームを紹介します。
エッグレースは、大人も子どもも楽しめるゲームとしてイースターでは定番のゲームです。
ルールは、スプーンの上に乗せた卵を落とさないようにゴールまで運ぶというもの。
リレー形式にして競ったり、スプーンの代わりにお玉にするなど、年齢にあわせて遊び方をアレンジしましょう。
<準備するもの>
●イースターエッグ
●スプーンやお玉など
<遊び方>
❶チームに分かれる
❷走者はスプーンの上に卵を乗せて、スタートラインに並ぶ
❸「よーい、スタート!」の合図でスタート
❹卵を落とさないようにゴールを目指し、先にゴールに着いたチームが勝ち
イースターカーリングは、その名の通り、イースターエッグを使ってカーリングをするゲームです。
点数が書かれた紙の的を狙って、ボーリングのようにイースターエッグを転がします。
イースターエッグが止まったところの点数がポイントになりますが、思うように転がってくれない卵を的目がけて転がすのが難しいところ。
子どもたちも卵を転がすことに夢中になりそうですね。
<準備するもの>
●イースターエッグ
●紙の的
<遊び方>
※保育士は、的となる紙にあらかじめ点数を書いておきましょう。
❶点数が書かれた紙の的を地面に置く
❷スタート地点を決め、その位置からイースターエッグを転がす
❸イースターエッグが止まったところの点数がポイントとして加算される
❹ポイントの高い人が勝ち
イースターエッグの中に入っている物を当てるというシンプルなゲームです。
使用するイースターエッグは、ゆで卵よりもプラスチック製で中に物が入れられるタイプがおすすめです。
重さや振ったときの音など、子どもたちの五感が問われます。
<準備するもの>
●イースターエッグ
●イースターエッグの中に入れる物を数種類
(ボタンや小石、ポップコーンなど)
●中に入っている物が書かれた紙
<遊び方>
❶イースターエッグの中にボタンや小石、ポップコーンなどを種類別に入れる
❷❶の種類別にしたイースターエッグに、数字の紙を貼りつける
❸子どもたちはグループに分かれて、イースターエッグに入っている物を考える
❹どのイースターエッグに何が入っているかを選んで、紙に数字を書いてもらう
❺全グループが書き終わったら答え合わせをする
今回は、保育園のイースター行事におすすめなゲームを紹介しました。
日本ではあまり馴染みがない行事であるゆえ、保育園で初めてイースターを経験するという子どもも多いかもしれません。
まずは、イースターの意味や由来を説明し、理解を深めてからゲームを楽しみましょう。
どれも簡単なルールであるため、異年齢保育に取り入れるのもおすすめです。
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