お役立ち情報
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くしゃみや鼻水、目のかゆみといった花粉症特有の症状に悩む保育士の方は多いのではないでしょうか?また、子どもの花粉症も増加していることから、保育園ではしっかりと花粉症対策を行うことが大切といえます。そこで今回は、花粉症の保育士に向けて、保育園でできる対策と子どもの花粉症対策について解説します。
■目次
毎年、気温が暖かくなる春になると、耳にする機会が増える『花粉症』という言葉。
保育士の中にも、保育中の花粉症の症状に悩まされる方も多いのではないでしょうか?
そもそも花粉症とは、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因で生じるアレルギー症状のことです。
日本人のおよそ3人に1人は花粉症だといわれていることから、身近なアレルギー疾患であることが分かりますね。
花粉症の人は年々増加しており、近年は子どもも増加傾向にあります。
ただし子どもの場合、自分で症状を伝えることが難しいことに加えて、症状が風邪と似ていることから、しっかりと見極めることが大切です。
花粉症の主な症状としては、くしゃみや鼻水、目のかゆみ、目の充血です。
このほかにも、身体のだるさや喉・顔・首などのかゆみ、集中力の低下といった全身症状を伴うこともあるようです。
特にくしゃみや鼻水の症状は、風邪と間違われやすいです。
違いとしては、風邪は1週間程度で治るのに対して、花粉症の場合は花粉が飛んでいている間はずっと続いていること、そしてさらさらとした水っぽい鼻水であることが挙げられます。
以下では、花粉症の保育士が保育園でできる対策を紹介します。
室内よりも屋外で過ごす方が、頭や顔に花粉が付着しやすいです。
そのため、園庭で遊ぶ際や散歩に行く際は、帽子・眼鏡・マスクを着用することで、付着する花粉を抑えることができるかもしれません。
また、戸外活動から帰ってきた際は、衣服についた花粉を払い落すことも大切です。
>>>あわせて読みたい「【保育士に適した帽子の選び方】場面別帽子の選び方も紹介」
最近は、さまざまな花粉対策グッズが販売されています。
衣服や髪に花粉が付着するのを防止するスプレーや鼻への侵入を防ぐジェルなど、画期的なアイテムを活用することで症状を和らげることができるでしょう。
あらかじめ休日などに試して効果や使用感を確かめてから、勤務時に取り入れるのが安心かもしれません。
花粉に有効な飲み薬や点鼻薬、点眼薬などでアレルギー症状を抑えることができます。
症状がひどく仕事に集中できない場合は、医療機関を受診し、薬を処方してもらうのがよいでしょう。
なかなか医療機関を受診することができない場合は、市販の花粉症用の薬を使用するのも方法の一つです。
「生活習慣なんて関係あるの?」と思う方もいるかもしれませんが、花粉症と生活習慣は大いに関係があるといえます。
睡眠不足や運動不足、ストレスの溜め込みは、免疫のバランスが崩れることにつながり、花粉症の症状を悪化させる原因になるのです。
規則正しい生活リズムを作ることはもちろん、適度な運動を取り入れたり、ストレスを発散させることで花粉症が改善されるかもしれません。
花粉症になるのは、大人だけではありません。
近年は、子どもの花粉症も増加傾向にあり、保育園全体でしっかり対策していきたいところ。
以下では、花粉症の子どもに向けて保育士ができる対策を紹介します。
花粉は喉にも付着するため、屋外活動後はうがいを徹底して行いましょう。
花粉症の対策であることはもちろん、風邪予防にもつながります。
子どもの中には、うがいが苦手な子もいるため、この機会に正しいうがいの方法を指導するのもよいかもしれませんね。
>>>あわせて読みたい「【手洗い・うがい】年齢別!読み聞かせにおすすめの絵本8選」
屋外活動をした衣服には、たくさんの花粉がついています。
花粉を室内に持ち込まないために、室内に入るときは衣服についた花粉を払い落しましょう。
また、ウール素材の衣服は特に花粉が付着しやすいようです。
一方、綿やポリエステルといった化学繊維の衣服は花粉が付着しにくいといわれているため、花粉症対策として保護者にお知らせするのもよいでしょう。
特に花粉の飛散量が多くなる春や秋は、天気予報などでその日の飛散量が発表されていますよね。
毎日の花粉の飛散量をチェックし、屋外活動を行えば花粉症持ちの子どもの症状を多少なりとも和らげることができるかもしれません。
特に天気のいい日や暖かい日は花粉の量が多くなるため、注意が必要です。
また、時間によっても花粉の量は異なるため、植物が多い公園に行く際などは時間帯にも配慮した方がよいかもしれません。
今回は、花粉症の保育士に向けて、保育園でできる対策と子どもの花粉症対策について解説しました。
保育士の中には、花粉症に悩み仕事になかなか集中できないという方もいるでしょう。
1日の大半を過ごす保育園であるからこそ、保育園でできる花粉症対策を行うことが大切です。
また、近年は子どもの花粉症も増加傾向にあるため、子どもの花粉症対策を行うことも重要です。
どれも今からできる対策ばかりであるため、ぜひ取り入れてみてくださいね。
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