お役立ち情報
お役立ち情報
保育士にとって、家賃の補助がもらえるのはとても嬉しいことですよね。就職先を探してみると、保育園によって、さまざまな住宅手当があることがわかります。一体、どれが自分にあっているのか悩むことでしょう。そこで今回は、保育士が就職先を探す際に知っておくとより得する、住宅手当について解説します。本記事では、それぞれのメリット・デメリットや注意点について解説します。ぜひ参考にしてください。
■目次
住宅手当とは、自分が住む家賃の補助として支払われるものです。
毎月の基本給とは別に支給されるため、ぜひ知っておきたいですね。
保育士の求人を見ると、いくつか住宅手当の種類があることがわかります。
国や市町村が負担するものや、保育園が負担するものなどさまざまですが、よくある3つを紹介します。
求人欄には住宅手当と記載されていることが多いです。保育士の求人の中で最も多く見られる手当のようです。
保育園側が、保育士の確保や長く勤めてもらうことを目的に、家賃の一部または全額を支払ってくれます。
3万円など固定額の場合や、家賃の7割などと決まっている場合があります。
実際に検討している家賃では、どれが特になるか計算するとよいでしょう。
保育士を確保するために、保育園が社宅や寮を完備しているケースが増えてきました。
上京して就職した保育士が、保育園や市町村が所有するアパートやマンションの一部屋を借りることができます。
同僚と隣に住むことができるのは心強いですね。
自己負担額は1万円程で済むこともあり、家賃補助の中では一番コストパフォーマンスがよいでしょう。
借上社宅制度とは、2015年ごろから徐々に浸透してきている住宅補助のひとつです。
保育園や自治体がアパートやマンションなどの物件を借り、保育士に無償で提供したり、家賃を安くして貸し出したりするものです。
敷金・礼金が必要ないため、費用が抑えられます。
保育園によっては、引っ越しの際に費用を負担してくれる制度があります。
現在住んでいる所から20km以上離れている、車で90分以上かかるなど、園によって条件はさまざまです。
10万円補助など、比較的金額も高いようです。住宅手当とは別に出る場合もあるため、ぜひ利用してみましょう。
>>>あわせて読みたい「【保育士と福利厚生】転職の際に重視すべき福利厚生は?」
3種類の住宅手当を挙げましたが、一体どれがよいのか悩みますね。
それぞれのメリット・デメリットを紹介します。自分にあった住宅手当を選んでください。
>>>あわせて読みたい「知らないと損!保育士に支給される手当について解説!」
補助額が大きい借上社宅はぜひ利用したいところですが、落とし穴はないか気になりますよね。
内定が決まった後に、予想と補助額が違ったなどというトラブルも起こっています。
長く勤めて自分の状況が変わっても、借上社宅制度を受けられるのかよく調べましょう。
保育園側から住む物件を指定されることが多いため、自分が希望する場所に住めない場合があります。
概ね通勤時間が30分から1時間程の場所を指定されることが多いようです。
なかには自分で物件を選べる園もあるため、場所や間取りなどにこだわりがある方は、先に確認しておきましょう。
借上社宅制度は、もともと保育士を確保するために考えられたもので、期限があるとされていました。
財源がなくなったり、ある程度の保育士が確保されたりすると、突然終了する場合があります。
現時点では終了した自治体はなく、終了予定だった所は延長を決めているようです。
しかし、ゆくゆくはこの制度自体がなくなる可能性があります。
基本的には、単身者に適用されます。
私生活の変化に応じて、同棲を考える保育士もいることでしょう。
自治体によっては、同棲は認められない場合があるため注意が必要です。
また、結婚しても、ご自身が世帯主でなければ適用されない場合もあるのです。
現時点の条件だけではなく、これから先の条件をしっかりと見ておく必要があります。
借上社宅制度の補助額が高いと、とても魅力的ですね。
しかし実際に就職してみると、家賃が高く、自己負担額は結局他の所と変わらないという可能性があります。
それだけではなく、家賃が高い所は物価も高く、その他の生活費がかかってしまいます。
できる限り、その地域の生活環境をリサーチして就職先を決めたいですね。
すでに家賃補助を受けている場合は、借上社宅制度を利用できない可能性があります。
同居している人が先に補助を受けている場合は継続になり、変更はできません。
新たに引っ越しや転職を考える際に利用しましょう。
>>>あわせて読みたい「保育士の家賃をサポート!借り上げ社宅制度をご存知ですか?」
家賃補助は、かなりお得になるためおすすめです。
しかし、補助を受けられるからといっても、向いている人と向いていない人がいます。
検討する際は、先のことを見越して考えた方がよいでしょう。
以下では、家賃補助に向いている保育士について解説します。
物価が高くなると、給料の大半を家賃が占めることがあるため、上京する際は制度を利用するのがおすすめです。
また、地方の保育園よりも福利厚生が充実していたり、残業がなかったりと、働き方もずいぶん違います。
仕事以外でも、有意義に過ごす時間やお金が持てるようになります。
制度を利用したものの、状況が悪化したり、職場環境があわなかったりする可能性があります。
引っ越しは体力的にも精神的にも負担がかかるものです。
家賃補助は、それでも新たな場を求めて引っ越しできる人に向いています。
家族が増えると、何かと生活費がかさみますね。単身者のみならず、結婚後も家賃補助を受けられる保育園を探すようにしましょう。
保育園によって、持ち家でも補助を受けられたり、家族が増えると金額が変わったりする場合があるため、確認は必須です。
>>>あわせて読みたい「保育士が働くなら都会と地方どっち?魅力の違いは?」
近年は保育士確保のために、保育園の賃金が上がると言われ続けています。
しかし、実感がない方は多いのではないでしょうか。
基本給以外に上乗せされる住宅手当は、ぜひ利用したいところですね。
保育士不足で住宅手当が工夫されている今がチャンスです。
思わぬ落とし穴もあるため、今後の人生設計をしっかりと考えたうえで、自分にあった制度を利用しましょう。
【保育求人ラボ】は専門のアドバイザーがあなたに合った保育園・幼稚園の求人をご提案させていただきます。ご不安な点やご希望などしっかりとヒアリングさせていただき、サポートさせていただきます。まずはお気軽にお問い合せください。
保育求人ラボ+(保育求人ラボ プラス)は、保育系管理職(園長職・主任職等)限定のハイキャリア向け転職サービス。ハイキャリア専門のアドバイザーが、次のステージに挑戦するサポートを提供いたします。「自分の市場価値が知りたい」「現状のキャリアで管理職は可能か?」などの相談からでもOK!まずはお気軽にお問い合せください。
Instagram・TikTok・Twitter・YouTubeにてお役立ち情報更新中!
フォロー・いいね・コメントよろしくお願いします♪