お役立ち情報
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9月の敬老の日にちなみ、祖父母に向けた製作を行う保育園も多いことでしょう。子どもが作ったメッセージカードや似顔絵のプレゼントは、おじいちゃんやおばあちゃんに大変喜ばれます。子どもたちにとっても、敬老の日はお年寄りと交流する貴重な機会となりますね。そこで今回は、保育園で敬老の日の製作をするねらいや、おすすめの製作アイデアについて紹介します。
■目次
毎年9月の第3月曜日は、祖父母に感謝を伝える敬老の日。
保育園でも、祖父母を招く参観日や交流会を開催したり、おじいちゃんやおばあちゃんに向けた手紙を書いたりするところが多いですよね。
そんな敬老の日をもっと特別なものにするために、似顔絵やメッセージカードなどの製作を取り入れてみませんか。
子どもたちが想いを込めて作ったプレゼントは、きっとおじいちゃん・おばあちゃんに喜ばれることでしょう。
>>>あわせて読みたい「敬老の日ってなに?子どもに分かりやすく説明しよう!」
保育園で敬老の日の製作を行うねらいとしては、以下のようなものが挙げられます。
●製作を通して敬老の日に興味や関心を持つ
●感謝の気持ちを込めて製作活動を行うことで、表現力を培う
●誰かを喜ばせることが、自分の喜びにもつながることに気づく
●お年寄りとの交流を広げることで社会性を養う
家庭環境によって祖父母との関係性は異なり、中にはおじいちゃん・おばあちゃんがいない子どももいます。
そんなときは、身内以外のお年寄りに関心を持ち、長寿をお祝いすることを目的にしてみましょう。
さまざまな年齢の方と交流を持つことで、子どもたちの社会性を養うことができます。
今の園では地域の人との交流が十分に行えない、という方は理想の保育ができる園を探してみることをおすすめします。
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保育園で敬老の日の製作を楽しむ導入方法は、以下の通りです。
敬老の日やお年寄りをテーマにした絵本を読み聞かせることで、子どもたちの興味や関心を引きましょう。
これらの絵本は心温まる内容のものが多いため、乳児から幼児まで幅広い年齢の子どもたちに効果的です。
物語を通して、おじいちゃん・おばあちゃんを大切にする気持ちを伝えることができるでしょう。
>>>あわせて読みたい「【敬老の日の絵本】年齢別!読み聞かせにおすすめの絵本8選」
おじいちゃんやおばあちゃんについて楽しく歌った手遊び歌で、敬老の日を盛り上げましょう。
お年寄りをイメージするために子どもたちと歌うのはもちろん、実際におじいちゃん・おばあちゃんに向けて歌うのも喜ばれます。
子どもたちの祖父母を招いた敬老参観や、近隣の高齢者施設への訪問など、お年寄りと交流する取り組みを行ってみましょう。
核家族化が進んでいる近年は、お年寄りとほとんど交流したことがないという子どもも増えています。
そのため、お年寄りと触れ合う機会は子どもたちの視野を広げ、社会性を養う上でも重要なのです。
手形アートは0歳~2歳の乳児におすすめです。
子どもの手のひらに水性絵の具を塗り、しっかりと台紙に押しつけましょう。
絵の具の塗り方次第で、さまざまなモチーフを表現することができます。
メッセージカードにする場合は、保育士が「おじいちゃん、おばあちゃん、ありがとう」といった文言を追記するとよいですね。
小さな手形は今しか取ることができないため、「昔はこんなに小さかったんだな」と感じられる貴重な成長記録にもなりますよ。
細かく切った折り紙や、クレヨンで自由に描いた模様を組み合わせて、かわいい花束を作りましょう。
紙を切る作業は保育士が行い、クレヨンで模様を描く作業を子どもにお願いするとスムーズです。
いろんな色のクレヨンを用意しておくと、子どもが自由な発想で花を表現できますよ。
最後に子どもの顔写真を貼りつければ、おじいちゃん・おばあちゃんに喜ばれる花束の完成です。
使わなくなったクレヨンで大胆に色づけした、紙粘土のコースターです。
細かく削ったり、適当な大きさに切ったりしたクレヨンを、紙粘土に混ぜて作ります。
模様には子どもたちの個性が反映されるため、一つとして同じものはない特別なプレゼントになりますよ。
また、コースターは実用的なため、普段から愛用してもらえるという利点もありますね。
お年寄りの中には、読書を趣味とする方も多くいるでしょう。
そこで、折り紙とクレヨンで作るしおりを作ってみませんか。
こちらのしおりは挟むのではなく、本の角に差し込むタイプのため、読んでいたページが一目瞭然でわかります。
おじいちゃん・おばあちゃんの似顔絵を描いたり、メッセージを書いたりすれば、読書の度に子どもたちのことを思い出してもらえますね。
こちらは折り紙を組み合わせて作る、立体的なメッセージリースです。
子どもたちに使う色を選んでもらえば、カラフルで華やかなプレゼントになるでしょう。
真ん中にはメッセージだけでなく、おじいちゃん・おばあちゃんの似顔絵を描いてもよいですね。
子どもの写真を貼りつけて、フォトフレームのようにアレンジするのもおすすめです。
>>>あわせて読みたい「【保育士必見】製作準備がスムーズになる!おすすめ道具10選」
今回は、保育園で開催する敬老の日におすすめの製作アイデアを紹介しました。
近年では子どもとお年寄りとの交流が少なくなっているため、保育園で敬老の日を教えることは非常に大切です。
敬老の日の製作を通して、子どもたちはお年寄りへの関心を持ち、感謝することの大切さを学ぶことができるでしょう。
本記事を参考に、ご家族や地域の方々に喜ばれる敬老の日を演出してくださいね。
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