お役立ち情報
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保育士が中途採用で転職する際は、履歴書に自己PRを書くことがあるでしょう。自己PR欄には自分の長所や強みを上手に示し、採用したいと思ってもらうことが大切です。今回は、保育士が中途採用で書くべき自己PRの例文や、書き方のポイントを解説します。
■目次
就職や転職の際に企業側に求められる自己PRですが、そもそもなぜ必要なのでしょうか。
以下で解説します。
自己PRは、応募先に自分の魅力や能力をアピールし、自分で自分を売り込むものです。
一般的に、履歴書に書いたり面接で答えたりすることが多いでしょう。
履歴書や職務経歴書だけではその人の内面や人柄は分からないため、自己PRを使って自分がどういう人間なのかを知ってもらわなければなりません。
そして、雇用した後の姿をイメージしてもらい「この人と一緒に働きたい」と思ってもらうことが重要なのです。
書類選考がある場合は応募者と直接会うことなく、履歴書だけで合否の判断がなされます。
そのため、履歴書に自分の魅力をしっかりと盛り込む必要があるのです。
興味を引けるような自己PRが書けると、面接や採用へと進みやすくなるでしょう。
>>>あわせて読みたい「【テンプレートあり】保育士向け!履歴書の書き方を解説」
より魅力が伝わる自己PRにするために、次に紹介する自己PRの作成ポイントを押さえましょう。
自己PRは、【結論】【根拠】【今後】という順番で話をまとめるとよいです。
【結論】アピールポイント
【根拠】アピールポイントに対する経験や実績、努力したこと
【今後】採用後の目標や活かし方
まずは結論から述べるようにすると、読み手に話が伝わりやすくなります。
「私は〇〇が得意です」「私は〇〇を経験してきました」など、アピールしたいことを簡潔に書きましょう。
次に、結論に対する具体的な理由・実績・エピソードなどを述べます。
理由がしっかり説明できると説得力が増すため、信用され読み手の心を掴めるでしょう。
最後に、今後の目標や、採用後にどう活かしていくかという意欲を述べます。
未来を見据えた終わり方をすることで、仕事への前向きな姿勢が伝わるでしょう。
自己PRでは、保育士の職務に関連した強みをアピールすることが大切です。
保育士として働いたことがない未経験者の場合でも、保育に活かせそうなことを取り上げると、採用後の働いている姿をイメージしてもらいやすくなります。
例えば、
などが保育現場で活かせる強みといえます。
特別なスキルがなくても大丈夫です。
自分の長所だと思うところを具体的に伝えてみましょう。
自己PRを考える際は、応募先の保育園の理念や特徴をチェックしておくことも欠かせません。
保育園の特色を理解したうえで、そこで自分がどのように貢献できるのかを考えてみましょう。
例えば、運動やスポーツに力を入れている保育園であれば、運動神経のよさを知ってもらうことで園に必要な人材だとアピールできます。
保護者や近隣地域との連携を重視している保育園の場合は、コミュニケーション能力の高さが評価されるでしょう。
このように、応募する保育園がどのような人材を求めているのかを考えてみると、自分のアピールするべき点が見えてきます。
ここまでのポイントを踏まえつつ、自己PRで使える例文をご紹介します。
私は責任感が強く、保育において常に子どもたちの見本になる行動を取るよう心掛けています。
保育士は子どもたちにとって最も身近な存在であり、その姿勢がさまざまな影響を与えると考えます。
前職では、私自身が今を十分に楽しみ、何かに夢中になったり、諦めずに一生懸命頑張ったりする姿を見せてきました。
その結果、子どもたちも同じように前向きに行動できるようになることを学びました。
今後も保育士である私が道標となり、未来を担っていく子どもたちが自信を持って歩んで行けるよう、責任感を持って成長のお手伝いをしていきたいと思っています。
前職では、新人保育士の指導係を担当していました。
私は一つひとつの業務を教える際に、「なぜその仕事が必要なのか」を説明して意義を理解しやすくすることで、業務の質を上げられるよう配慮していました。
また、新人保育士が悩みやすい職員同士の関係構築にも積極的に取り組み、働きやすい環境を整えられるように意識した結果、全員が立場に関係なく発言し合えるようになりました。
貴園でもこれまでのリーダー経験を活かし、コミュニケーションや対話を大切にしたチーム作りに貢献していきたいと考えています。
私は、子どもの小さな変化によく気付くことが得意です。
元気がない子やいつもと様子の違う子にいち早く気付き、その場で迅速にフォローすることは、保育現場において非常に大切なことです。
私は常に周りの状況を観察しているため、ほかの職員や保護者の方から「よく気付いたね」と言われる機会が多くありました。
そこで、保育現場では小さな気付きの繰り返しが大切だということを再認識しました。
私のこの強みを活かし、貴園でも細かなフォローで質の高い保育を実現していきたいと考えています。
私はいかなる状況でもポジティブに考えることで、さまざまな苦難を乗り越えてきました。
前職では、お遊戯会の練習が計画通りに進まず焦ってしまうことがありました。
「本番ではきちんとできるだろうか」と不安になりましたが、自分が成長できるチャンスだと捉えたことで練習計画の改善点に気付き、本番を無事に迎えることができました。
私は子どもたちに、失敗を恐れずに前向きに物事に取り組む大切さを教えられる保育士になりたいと思っています。
私はピアノの演奏が得意です。
5歳の頃からピアノ教室に通い、数々の曲を演奏してきました。
時には思い通りにいかず辞めたいと思うこともありましたが、粘り強く取り組み続けることで、初見での演奏や即興アレンジができるスキルを身に付けることができました。
貴園でもピアノのスキルを活かして、子どもたちと音楽の楽しさを共有していきたいです。
>>>あわせて読みたい「異業種から保育士に転職!志望動機や自己PRの例文を紹介」
自分をよく見せようとすると、ついあれもこれもと長所を挙げたくなりますが、アピールすることは一つに絞りましょう。
一つの強みをできるだけ掘り下げ、魅力が伝わる文章にしてみてください。
また、保育士経験の有無にあわせて、誇張することなくありのままの自分を表現することが大切です。
そうすることで好感が持て、よい評価につながるでしょう。
今回は、保育士が中途採用で書くべき自己PRの例文や、書くときのポイントを紹介しました。
自己PRを考える際に自分の過去を振り返ってみると、今まで気付かなかった自分の強みや長所を見つけられるかもしれません。
自己分析をしっかりして、魅力溢れる自己PRを作成しましょう。
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