お役立ち情報
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保育士の中には、転職を繰り返し、将来に不安を抱えている人もいるのではないでしょうか。転職が当たり前の時代とはいえ、仕事をころころ変えていると転職が難しくなってきますよね。腰を据えて働ける職場を目指して転職したのに、どうして仕事が長続きしないんだろう……と悩んでいる人もいるかもしれません。そこで今回は、転職を繰り返す保育士の特徴や、そんな保育士が転職を成功させるための方法などを紹介します。
■目次
一つの職場で長く勤める保育士もいれば、いくつかの職場を転々とする保育士もいます。
転職を繰り返しやすい保育士の特徴は、次の通りです。
●勢いで転職している
●環境への適応能力が高い
●職場に馴染むのが苦手
●理想や目標が高い
●現実とのギャップに失望しやすい
●忍耐力がない
●自己分析ができていない
それぞれの特徴について、以下で詳しく解説します。
職場に不満を覚えたり、新しい仕事に挑戦したいと思ったりしたとき、衝動的に転職してしまう人がいます。
しかし、その場の勢いに任せて情報をしっかりと集めずに転職した場合、転職後も些細なことで「辞めたい」と思ってしまう可能性があります。
長く勤められる職場を探す際は、衝動的にならず、冷静な判断を心がけましょう。
新しい環境に馴染むのが得意で、変化に対する柔軟性がある場合、転職回数が多くなることがあります。
転職経験がない保育士の中には「本当は辞めたいけど、環境の変化が怖い」という理由で転職に踏み出せない人もいます。
それに対し、環境への適応能力が高い保育士は、そのように悩むことなく転職に挑戦できるのです。
反対に、コミュニケーションが苦手でうまく職場に馴染めない人も、転職を繰り返す傾向があります。
保育士の仕事はチームワークが求められるため、職員同士でぶつかってしまったり、保護者との信頼関係が築けなかったりする場合、職場での居心地が悪くなってしまいます。
その結果、転職を繰り返すことになるのです。
職場に求める理想が高すぎると、どの職場でも十分に満足することができなくなります。
保育園の職場環境は、人間関係や子どもの特性、業務内容など、さまざまな要素が影響しあうもの。
そのため、理想を求めるのは悪いことではありませんが、ある程度の妥協は必要です。
完璧を求めて転職を繰り返していては、逆にどんどん理想の職場から離れてしまうでしょう。
仕事に慣れてきたタイミングで変わらない毎日に嫌気がさし、新たな刺激を求めて転職したことはありませんか。
それは、飽きっぽい性格が原因かもしれません。
中には保育士そのものに飽きてしまい、まったく異なる業界に挑戦したいと考える人もいるでしょう。
好奇心旺盛なのはよいことですが、キャリアを考える上では慎重になることも大切です。
忍耐力がない人も同じ職場で長く勤めることが苦手であり、転職を繰り返す傾向があります。
特に保育士は幼い子どもや保護者と密に関わる職業のため、ときには我慢することも大切です。
しかし、忍耐力がないと些細なことでもイライラしたり、不満を募らせたりしてしまいます。
転職で解決しようとせず、自身の忍耐力を見つめなおす必要があるでしょう。
自分に合った職場を見つけられずに転職を繰り返している人は、自己分析が足りていないかもしれません。
自己分析とは、自分の強みや弱み、目標や価値観を理解し、転職先選びのために整理することです。
自己分析ができていないと、自身の適性や目標に合わない職場に就職してしまい、それが結果的に転職を引き起こす原因となるのです。
>>>あわせて読みたい「【保育士さん向け】転職活動で使える自己分析のポイントを解説!」
>>>あわせて読みたい「保育士1年目だけど辞めたい…新人保育士の退職・転職について」
かつての日本は終身雇用が一般的でしたが、近年では転職が珍しくなくなってきました。
転職して経験を積むことで、キャリアアップできる人も少なくありません。
しかし、あまりにも転職回数が多すぎると、次の転職で不利になってしまうリスクがあります。
以下では、保育士が転職を繰り返した場合のデメリットについて解説します。
一般的に転職活動では、長期間同じ職場で働いた経験が、求職者の安定感やスキルを示す指標の一つだと考えられます。
そのため、前の職場を数ヶ月で辞めていたり、転職回数が多すぎたりすると、採用担当者から「採用してもすぐに辞めてしまうのではないか」「何か問題を抱えているのではないか」などと疑われてしまいます。
市場価値とは、求職者が“社会にとってどれくらい必要とされる人材か”を示す価値のこと。
保育士としての専門的なスキルが高いことや、役職経験を持っていることなどが市場価値を高める要素になります。
反対に、転職を繰り返していると年相応のスキルや実績が身についていない場合が多く、市場価値が低いと見なされる可能性があります。
先述の通り、転職を繰り返していると採用担当者からの印象が悪くなり、市場価値が低いと見なされる恐れがあります。
その結果、書類選考の段階で不採用になる、条件が悪い職場しか受からないなど、転職先の選択肢が減ってしまうことになるのです。
理想の職場で働くためには、長期的なキャリアプランに基づいた転職活動が大切だといえるでしょう。
>>>あわせて読みたい「【保育士の転職理由】どんな理由が多い?面接での伝え方まで」
>>>あわせて読みたい「【保育士の就職・転職】長く働ける就職先&転職先の選び方!」
以下では、保育士が転職を繰り返さない方法について解説します。
保育士が転職したくなったときは、“辞めたいと思った理由”から“次の職場に求めるべき条件”を導き出すようにしましょう。
自分が今の職場を辞めたい根本的な理由を見誤ると、次の転職先でも満足できない可能性があります。
以下の例を参考に、自分が転職したい理由を分析してみましょう。
<辞めたいと思った理由>
(例)残業が辛い
→残業することが嫌なのか?
→残業代が安いことが不満なのか?
→そもそも残業しなければ仕事が終わらない環境が嫌なのか?
<次の職場に求めるべき条件>
残業することが嫌
→残業や持ち帰り仕事を禁止している園に転職
残業代が安いことが不満
→残業はあるが残業代がきっちり支払われる園に転職
残業しなければ仕事が終わらない環境が嫌
→行事等が少なく業務量が少ない園に転職
→多めの人員配置で職員の負担を軽減している園に転職
>>>あわせて読みたい「保育士を辞めたい理由7選|原因や対処法を解説」
>>>あわせて読みたい「保育士が転職に失敗してしまう3つの理由とは?解決策も解説」
一人で転職活動を行うと視野が狭くなり、間違った方向に進んでしまうことがあります。
転職を繰り返さないためには、「今の職場を辞めたいな」と思った段階で、誰かに相談するようにしましょう。
相談することで、辞めたい理由や次の職場に求めるべき条件などが明確に見えてきます。
同僚や友人に相談するのもよいですが、保育士の転職に特化した転職エージェントに相談するのもおすすめです。
転職エージェントとは、転職活動のサポートを受けられる完全無料のサービスのこと。
具体的には、以下のようなサポートを受けられます。
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❶無料で内定までサポートしてくれる
❷自分の理想や条件に合った求人を探してくれる
❸履歴書や職務経歴書を添削してもらえる
❹事前に保育園の雰囲気を教えてもらえる
❺条件交渉や面接日程の調整などの仲介をしてもらえる
>>>あわせて読みたい「保育士の転職エージェント活用方法とは?メリットや選ぶポイント」
>>>あわせて読みたい「【転職成功体験談】保育求人ラボで転職に成功したエピソード集①」
今回は、転職を繰り返してしまう保育士の特徴や、そんな保育士が腰を据えて働ける職場を見つける方法について紹介しました。
保育士としてのキャリアを築く上で、プラスに働くことも多い転職。
しかし、転職を繰り返すことは自身の市場価値を下げ、採用担当者に不信感を抱かせる原因となります。
仕事を続けるポイントは、転職を繰り返してしまう原因を分析することと、一人で転職活動を行わないことです。
本記事を参考に、次の転職活動を成功させましょう。
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