お役立ち情報
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保育園での秋というと、自然遊びが思い浮かぶ保育士の方が多いのではないでしょうか?実際に、秋に自然遊びを取り入れる保育園が多く見受けられます。秋は、子どもにとっても季節の移り変わりを五感で感じられる素敵な季節です。今回は、保育園でぜひ取り入れてほしい、秋を見つけるおすすめの自然遊びを紹介します。
■目次
夏の暑さも和らいで過ごしやすくなり、お散歩日よりの日も増える秋。
子ども達と保育園の外に出て、秋を見つける自然遊びを取り入れましょう。
秋は、紅葉や木の実、秋の虫など季節の変化を楽しむことができ、子ども達にとっても新しい発見や学びがある季節です。
お散歩から持ち帰ったどんぐりや松ぼっくり、落ち葉といった秋ならではの自然物を製作で取り入れれば、室内でも秋を存分に感じられます。
園外活動や製作を通して、秋ならではの自然に触れる機会をたくさん作りましょう。
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保育園で秋の自然遊びを取り入れるねらいは、以下の点が挙げられます。
●秋ならではの自然物に興味を持ち、季節感を楽しむ
●自然物に触れたり匂いを嗅いだりすることで、自然を五感で感じる
●自然の移り変わりを学ぶ
秋にしか見ることができない可愛らしい形のどんぐりや木の実、ギザギザとした松ぼっくり、踏むとパリパリッと音がする落ち葉など…
実際に触れて感じることは、子どもの五感を刺激することにつながります。
「これは何だろう?」と興味を持つことで、自然に対する好奇心を育むことができます。
また、葉っぱの色や触り心地など、春や夏とは異なった自然の様子から秋の移り変わりを学ぶことできるでしょう。
「どうして秋になると違う色になるの?」といった自然に対する疑問を持つことが四季全体への興味につながるかもしれません。
>>>あわせて読みたい「園外活動時は要注意!保育士が知っておくべき危険な植物9選」
保育園で楽しむおすすめの秋の自然遊びのアイデアは、以下の通りです。
子どもの上から落ち葉をシャワーのように降らせたり、たくさんの落ち葉を集めてふかふかなプールを作ったりする遊びです。
落ち葉ならではのカサカサ、バリバリとした音や感触、匂いも同時に楽しむことができます。
遊ぶ際は、顔に落ち葉が当たらないようにしたり、嫌がる子どもへは他の遊びを取り入れたりと、配慮することが大切です。
それぞれお弁当箱を持って、秋の自然物でお弁当を作りましょう。
さまざまな色の落ち葉や木の実、小枝などたくさんの自然物を拾い集めて、お弁当箱に詰めていきます。
一人ひとり違ったオリジナルのお弁当ができ、見た目から秋を感じられます。
お弁当が完成した後は、みんなでピクニックごっこやおままごととして楽しむのがおすすめです。
数が書いてある一般的なビンゴを応用して、数の代わりに「ぽきぽき」や「つるつる」、「ざらざら」といった自然物にちなんだ擬音語を合計8個、自然の中から探すという遊びです。
「これはかさかさかな?」と落ち葉を拾ったり、「これはごつごつだ!」と松ぼっくりを拾って、保育士に確認しに行きます。
その擬音と合っていたら、ビンゴカードにシールを貼ってあげましょう。
お友達と協力し合いながら探すも良し、個人戦で競争しながら探すも良し、さまざまな楽しみ方で自然と触れ合うことができます。
お散歩で拾ったどんぐりを使って、可愛らしいこまを作りましょう。
どんぐりにペイントをすれば、自分だけのオリジナルのどんぐりごまの完成です。
大きいどんぐりや小さいどんぐり、丸いどんぐりなど、さまざまな形や大きさのどんぐりで作って遊ぶのがおすすめです。
どんぐりに穴を空ける作業は、子どもの年齢に応じて、保育士が対応してあげましょう。
●どんぐり
●つまようじ(どんぐりの数に合わせて)
●きり
●はさみ
❶きりを使って、どんぐりの1/3まで穴を空ける
❷適当な長さにつまようじをはさみで切る
(先のとがっている部分は切り捨てる)❸❶のどんぐりの穴の開いている部分に❷のつまようじを刺し込んだら完成
小枝と落ち葉で作るおしゃれなモビールもおすすめです。
落ち葉は、黄色や赤色、茶色など色々な色の落ち葉を組み合わせてみましょう。
葉っぱ同士を毛糸でつないで長いモビールにしたり、落ち葉の他にもイチョウの葉を吊るしたり、毛糸の色を変えたり…
アレンジを加えれば、バラエティ豊かなモビールができあがります。
みんなのモビールを飾れば、保育室も秋一色に染まって綺麗に感じられます。
●葉っぱ
●小枝
●毛糸
●はさみ
❶好きな大きさや形の葉っぱの葉柄部分と毛糸を結びつける
❷❶の毛糸を小枝に結びつけ、バランスを見て、真ん中に吊るす用の毛糸を結んだら完成
落ち葉や小枝、どんぐりなど秋の自然物を使って、自分だけのお面を作ってみましょう。
完成したら、お友達同士でどんな顔のお面が作れたか見せあいっこして楽しみます。
「これは目見える!」「これは鼻の形をしているな〜」と、子ども達の想像力を養うことにもつながります。
●画用紙
●落ち葉や小枝、どんぐりなどの自然物
●輪ゴム(2つ)
●木工用ボンド
●穴あけパンチ
❶画用紙の上に顔のパーツになる落ち葉や小枝を並べて、どんな顔にするか考える
❷画用紙を顔の大きさに丸く切り、両側に穴あけパンチで穴をあけ、輪ゴムをくくりつける
❸木工用ボンドで顔のパーツに使う自然物を貼り付け、乾いたら完成
>>>あわせて読みたい「保育園で秋の製作遊びをしよう!年齢別おすすめのアイデアまとめ」
誰しも子どもの頃は、外に落ちているどんぐりや松ぼっくり、落ち葉を拾って集めた経験があるのではないでしょうか。
子どもにとって、それらの自然物はまさに宝物。
しかし、適切に保存しておかなければ、虫が湧いてしまうことも…。
以下では、拾ったどんぐり・松ぼっくり・落ち葉の保存方法を紹介します。
一見綺麗に見えるどんぐりですが、実はどんぐりの中には、ゾウムシの幼虫が隠れていることも…。
水洗いだけではなく、必ず煮沸することが大切です。
煮沸時間は3〜4分で、これ以上煮沸してしまうとどんぐりがダメになってしまうため、十分に注意しましょう。
煮沸後は、水気をしっかりと切り、日陰で風通しの良い場所で乾燥させます。
また、煮沸前には、傷のあるものや水に浮くものは虫食いの可能性があるため、選別してから行うようにしてくださいね。
松ぼっくりにおいても、カビや虫が発生しないようきちんと処理することが大切です。
松ぼっくりの場合、数度の水洗い後、1時間程お湯に漬け、天日干しをすることで保存ができます。
ただし、松ぼっくりに水を加えると松脂(まつやに)と呼ばれる樹脂が出てくるため、汚れても良い容器を使うようにしましょう。
また、お湯の代わりに、カップ1杯の水にお酢を混ぜたものに漬けても消毒ができるため、試してみてくださいね。
落ち葉は、まず水洗いをし、虫やゴミを取り除きます。
お湯や石鹸を使って洗ってしまうと落ち葉がダメになってしまうため、注意が必要です。
洗い終わった落ち葉は、新聞紙の上に広げて、天日干しにします。
また、落ち葉は、乾いているように見えて多くの水を含んでいます。
腐敗やカビを防ぐためにも、ビニール袋ではなく、紙袋やネットなど通気性が良い袋で保存しましょう。
秋といえば、自然に触れて楽しむことができる楽しい季節ですね。
園外で行う自然遊びはもちろん、自然物を使った製作を行うなど、季節の移り変わりを肌で感じることができます。
秋ならではの自然に思う存分に触れて、子ども達と一緒にたくさんの秋を感じましょう。
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