お役立ち情報
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主婦が子どもと接しているうちに保育士になりたい、という夢を持つことはよくあります。しかし、忙しい時間の合間で、保育士になるための勉強との両立に不安を感じている人もいるかもしれません。今回は、主婦が保育士になるための方法について、主婦業と勉強を両立する方法もあわせて紹介します。
■目次
結論からいうと、主婦でもやる気次第では保育士を目指すことはできます。
保育士を目指すための方法は、2種類あります。
以下で、それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。
4年制大学や専門学校で必要な科目を履修し、卒業することで保育士の免許を得ることができます。
保育実習や必要な科目を学ぶことで、保育士の国家試験が免除されるというものです。
全日制であるところがほとんどであるため、家庭を持つ主婦としては少しハードルが高いかもしれません。
>>>あわせて読みたい「指定保育士養成施設とは?その種類やメリット・デメリットなど」
独学や通信講座などで勉強し、保育士の国家試験に合格することで保育士になることができます。
費用としては、テキスト代や通信講座の料金のみであるため、学校に通学するよりも取り組みやすい方法といえるでしょう。
また、家事や育児の合間に勉強ができるため、比較的両立することが可能です。
特に通信講座であれば、講師のサポートを受けられるため、モチベーションを保つこともできるでしょう。
>>>あわせて読みたい「【2022年前期保育士試験】概要まとめ|今からできる準備とは」
家庭がある場合、金銭面の問題は切っても切り離せません。
養成学校に通学するとなると、4年制大学の場合は最低でも400万円以上、短期大学は250万以上、専門学校でも200万円以上はかかります。
家庭がある場合、自由にお金を使うことができないことが考えられるため、学校を卒業することはよほど家族の協力がない限り、難しいかもしれません。
通信講座の場合は、5〜10万円程度と非常に安価で、独学の場合はテキスト代のみとなります。
モチベーションを保つための努力は必要かもしれません。
保育士は子どもと接する仕事であるため、主婦が保育士を目指すことには多くのメリットがあります。
主婦が保育士になるメリットは、以下の通りです。
今までの子育て経験は保育士の仕事に活かすことができ、その経験年数が長ければ長いほど仕事の役に立つでしょう。
また、保護者の気持ちもよく分かるため、保護者への対応も非常に上手くなることが考えられます。
保育士試験に年齢は関係ないため、子育てや社会経験は、保育士になってからの強みとなります。
待機児童問題や保育士不足問題で、今や保育士は引く手あまたです。
求人の数はかなり多く、新人だとしても子育て経験のある主婦を雇うところは多いのではないでしょうか。
保育士を必要としているのは保育園だけではないことも念頭においておくと、さらに就職や転職しやすいかもしれません。
企業内保育園や託児所、病児保育、学童保育、病院の院内保育、ベビーシッターなど保育士が活躍できる場所はたくさんあります。
自分がどのような分野で活躍したいかを考えながら、就職先を考えるといいかもしれません。
>>>あわせて読みたい「保育士資格を活かしたい!保育園以外の仕事はどんなものがある?」
保育士は、パートや派遣社員など、働き方の幅が広いのが特徴です。
保育士不足の中でできるだけ、働きやすい環境を整えることは非常に重要です。
子育てや介護などの家庭の事情がある場合、短時間勤務であればより働きやすく、継続できる環境に身を置けるため、安心して両立できるのではないでしょうか。
自由に使える時間が圧倒的に少ない主婦が保育士試験に合格するためには、時間を有効に使う必要があります。
ここでは、そのための勉強法について紹介します。
保育士になりたい理由を自分のなかで明確にすることは、勉強のモチベーションアップにつながります。
ここが明確になっていないと、勉強でつまずいてしまったときに受験すること自体を諦めてしまいます。
「なぜ自分が保育士になりたいのか」その理由を紙に書いて明確にしておきましょう。
理由が明確になったら、どのような内容が試験に出るか、全体を把握しておく必要があります。
範囲も非常に広く、勉強のポイントを押さえておかないといつまでたっても進みません。
筆記試験で合格した科目は3年間有効であるため、不合格だった科目も期限内であれば受験しなおすことができます。
ただ、自分の中で期限を決めておかないと、どうしてもモチベーションが下がってしまうため、注意が必要です。
参考書や問題集を活用し、要点をおさえながら勉強するといいでしょう。
>>>あわせて読みたい「【保育士試験の参考書】合格を目指す!おすすめの参考書9選」
いつ保育士試験を受験するかゴールを決めて、それに向かってスケジュールを立てましょう。
スケジュールを見える化することで、いつまでにどのような勉強をすればいいのか、筋道を立てることができ、迷いが少なくなります。
この期間までにここの勉強を終えるなど、細かな目標設定を立てましょう。
ただし、達成できるような細かな設定にすることをおすすめします。
主婦は家事や育児に忙しく、まとまった時間が取れない可能性が高いかもしれません。
早朝や家事、育児の合間、移動時間などちょっとした時間を活用して勉強するようにしましょう。
短期集中することで、記憶にも残りやすくなります。
家族の協力なしでは、保育士試験に合格することは不可能です。
夫が休みのときは、家事や育児を代わってもらい、まとまった時間を取るなど協力してもらいましょう。
いつもの家事・育児をした上にさらに勉強となると、必ずどこかに無理が生じ、体調を崩してしまう可能性があります。
体調を崩してしまうと、気持ちも下がってしまうため、体調を整えるとともに心身のリフレッシュもこまめに行うようにしましょう。
主婦は子育て経験があるため、保育士になるのはとてもおすすめです。
しっかり保育士としての知識とスキルを学ぶことで、より経験値のある保育士として活躍できるでしょう。
家事や育児などで時間がなく難易度は高いかもしれませんが、スキマ時間を活用したり、家族の協力を得ながら、ぜひ保育士試験にチャレンジしてみてください。
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