お役立ち情報
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多くの子ども達を見ながら保育をしなければならない保育士は、周りが見えないと、危ない行動をしている子どもを制止できずに事故や怪我をさせてしまう恐れがあります。一日の終わりに特定の子どもの様子しか答えられなかったり、何をすれば良いのか分からなくなったりした経験はありませんか?今回は、周りが見えない保育士の原因と解決策を紹介します。
■目次
保育士は、全体を見ながら子ども一人ひとりと関わりを持たなければなりません。
視野を広く持たなければ、危険なことが起こる可能性も…。
以下では、保育士で周りが見えていないゆえに起こることを紹介します。
子どもは、危険察知能力がまだ十分ではありません。
好奇心をそのまま行動に移すため、突然危険な行動をすることがあります。
保育士は、常に周りに目を配っていないと、子ども達の安全を守ることができないのです。
ほとんどの保育園は複数担任制であるため、クラス内では常に保育士同士の連携が必要です。
子どもだけでなく他の保育士の動きにも目を配っていないと、業務がスムーズに行かなくなり迷惑をかけてしまうことになります。
それが続いてしまうと、他の保育士との関係悪化につながる恐れも…。
活動の途中で、子どもが違う所に興味を持って集団についてきていなかったり、保育室から出ていってしまったりするということもあります。
保育士は、常に子ども達が全員元気に過ごしているかを把握しておかなければいけません。
周りが見えないと、子どもがいなくなっていることにさえ気づけません。
周りが見えていないと、保護者からの問いかけに対して的外れな答えをしてしまう恐れがあります。
また、一人ひとりをよく見ることができていないため、子どもの様子を上手く伝えられません。
そうなってしまうと保護者から信頼されず、徐々に関係が悪くなっていきます。
周りが見えなくて注意を受けたり、悩んだりする保育士はたくさんいます。
「先輩達は子ども達を静かにまとめているのに、自分は上手くできない」と悩む人も多いでしょう。
以下では、周りが見えていない保育士によくある原因を紹介します。
保育園では、子ども同士のトラブルはよくあることです。
怪我が起こらないように見守ることは大切ですが、その間も他の子ども達に目を配らないと危険があるかもしれません。
保育士は一つのことに目を向けながらも、全体を見る必要があります。
動きがのんびりで、子ども達のペースについていけていない可能性があります。
次から次へとたくさんの子ども達が動き回るため、保育士はそれに合わせて動かなくてはいけません。
性格的なこともあるため、自分の行動を変えられるか検討すると良いでしょう。
「自分は他のことをしているから、これは自分の仕事ではない」「きついからしたくない」と思う保育士も中にはいるでしょう。
人によって、力量が違うのは仕方のないことですが、保育士は自ら率先して動いていかなければいけない仕事です。
まずは、自分の言動で相手がどう思うか、相手の立場や気持ちを考えて行動してみましょう。
自分の行動を優先的に考えているため、周りが見えていない場合があります。
子どもへの危機管理や興味が薄いのも原因の一つといえます。
自分よりも周りを優先する気持ちを持って、その中で優先順位を改めて見直すと良いでしょう。
以下では、全体を見ながら保育をする方法を紹介します。
全体を見るためには、まずは一人ひとりをよく知ることが大切です。
一人ひとりの個性が分かっていると、自分の気持ちにも余裕が出てきます。
また、自分はどこにいたら良いか、どこを中心に見ていたら良いかなどが自然と分かってきます。
翌日の一日の流れをシミュレーションしてみましょう。
掃除や設定保育など、一つひとつの子どもの動きや自分の動きを想像し、声かけを考えておきます。
そうすることで余裕が生まれ、周りに目を向けたり、アクシデントにも少しずつ対応できるようになったりします。
「怪我をさせたらどうしよう」と不安を抱えていると行動にも現れ、頼りがいがなさそうに見えてしまいます。
「怪我をさせない」という強い想いを持つと、自然と周りにアンテナを張って気を配る習慣がついてきます。
自分の気持ちに負けないように取り組んでみましょう。
子どもは、思っているよりも簡単に怪我をします。
手洗いに行こうと歩いていたら滑って転ぶなど、よくあります。
「今落ち着いているから大丈夫だろう」ではなく、「今は大丈夫でも、2、3秒後には何が起こるか分からない」といったように常に危険を予測する気持ちでいることが大切です。
周りが見えない原因を探ったり、改善しようと努力したりしてみたけど上手くいかないという保育士も多いです。
だからといって、保育士を辞めてしまう必要はありません。
選択肢はたくさんあるため、自分に合った方法を見つけてみましょう。
今働いている保育園だけにこだわる必要はありません。
子どもの人数が少ない保育園や、託児所で働くことも選択肢の一つとして取り入れてみましょう。
たくさんの子どもを見ていた分、大きなプレッシャーから解放されるかもしれません。
一人ひとりに手をかける時間も長くなり、新しいやりがいを見つけられることでしょう。
>>>あわせて読みたい「家庭的な雰囲気が魅力!小規模保育園で働く特徴やポイントを紹介」
テキパキとすることが良いとする保育園もあれば、のんびりとした雰囲気が良いとする保育園もあります。
周りが見えない人は、ゆっくりのんびりとした雰囲気が合うことが多いです。
逆に、あなたの長所として尊重してもらえるかもしれません。
自分に合う雰囲気の保育園を探してみましょう。
>>>あわせて読みたい「保育士の保育観とは?具体例や保育観が合わないときの対処法」
保育士は、保育園以外でも活躍できる場所がたくさんあります。
また、保育士には向いていない性格でも、他の職種だったら歓迎されるということがあります。
得意なことを活かせる場所を探すなど、幅広い中から自分の人生の選択をすると良いでしょう。
>>>あわせて読みたい「保育士資格を活かしたい!保育園以外の仕事はどんなものがある?」
常に子ども達全員が安全に楽しく過ごせるように努めるのは、保育士として当たり前になります。
怪我無く安心して遊べるように、工夫をしていくことが大切なのです。
しかし、それが難しいと感じる場合は、思い切って環境を変えるのも方法の一つ。
自分の向き不向きや園の方針などさまざまであるため、自分が活躍できる場所を探しましょう。
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