【文例あり】インターナショナルスクール保育士の職務経歴書見本

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インターナショナルスクールの保育士の転職で必ず必要となる職務経歴書。履歴書とは異なる記入方法のため、書き方が難しい!という方も多いのではないでしょうか。今回は、そんなインターナショナルスクールの保育士の方のために、職務経歴書の書き方について解説します。

職務経歴書とは?

職務経歴書は、これまでの業務経験やスキルについてを企業に提出するための書類です。

履歴書とは異なり、これまでの職歴についてよりフォーカスして記入します。

能力や経験についてを語る書類となるため、中途採用において履歴書よりも重要な役割を果たすことも。

一般的にA4サイズ用紙に1〜3枚でまとめます。

手書きでも問題ないですが、大量の情報を書くことはかなりの労力がかかるため、PCでの作成がおすすめです。

PCで作成されたもののほうが見やすく、またPCスキルのアピールにもなります。

 

インターナショナルスクールの保育士の職歴書記入ポイント

インターナショナルスクールは、海外で生まれた日本人の子どもや日本で暮らしている外国人の子どものための教育施設です。

子どもはもちろん、保護者や職員との日常的なコミュニケーションは英語で行われる園がほとんどであるため、そこで働く保育士は英語力が問われます。

インターナショナルスクールの保育士の職務経歴書では、英語の資格や外国語の知識を記入することで、英語力のアピールにつながります。

また、留学経験がある場合は優遇されることもあるため、欠かさず記入しましょう。

加えて、インターナショナルスクールの保育士の仕事は、言語が英語に変わるだけで、一般的な保育士の仕事内容と大きく変わりません。

そのため、これまでどのような保育を行ってきたのかを記入しつつ、今後どのような保育をしたいのか、保育士としての目標は何なのかといった熱意を伝えるのがポイントです。

 >>>あわせて読みたい「保育士が英語力を活かして働けるインターナショナルスクールとは」

 

【インターナショナルスクール専用】職務経歴書の書き方を徹底解説!

職務経歴書のサンプル

日付・名前・住所など

日付は職務経歴書を提出する日付を記入します。

名字と名前の間はスペースを空け、その下に住所を記入します。

電話番号は連絡の取りやすい番号であれば、携帯電話でも固定電話でも問題ありません。

Eメールアドレスも同様で、連絡の付きやすいアドレスを記入しましょう。

職務概要

これまでの職歴について、簡潔に文章にまとめます。

長すぎず短すぎず、4〜5行程度にまとめながら、時系列に沿って作成します。

園の名前は運営元法人から、正式名称で書くようにしましょう。

職務経歴

②で記入した職歴について、詳細を記入します。

期間(左列):その園に在籍していた期間を「20XX年〇月〜20XX年〇月」で記入します。

事業内容:園や運営元法人が行っている事業について記入します。

在籍期間:その園に在籍していた期間を「〇年〇ヶ月」で記入します。

雇用形態:その園での雇用形態について記入します。(例 正社員、契約社員、パート)

配属ポジション:その園で主に担当していた業務について記入します。

主な担当業務

園で担当していた業務について、分かりやすく箇条書きで記入します。

箇条書きはあまり多くなりすぎると見づらいため、簡潔にまとめるのがベスト

リーダーなどの業務を担当した場合は、その旨も記入しましょう。

業務において力を入れていたこと

「主な担当業務」を行う中で力を入れていたことや、自己PRにつながるようなことを記入します。

どんなことに気を付けていたのか、どのような保育を行ってきたのかを重点的に考えると良いでしょう。

あくまで業務について記入するスペースのため、志望動機っぽくならないように注意です。

取得資格・免許

アピールできる資格や免許について記入します。

保育士資格や幼稚園教諭など、必須になる資格は一番上に書くようにしましょう。

それ以降は取得順に記入する必要はなく、アピールしたいものから順に書いてもOKです。

>>>あわせて読みたい「【保育士必見】保育現場で役に立つ12の資格を紹介」

得意分野・スキル

資格の部分には記入できなかったピアノや製作などのスキルは、ここで記入します。

分野・スキル名だけでなく、どれくらいできるレベルなのかを明記すると良いでしょう。

他にも料理や絵画、保育ボランティアなど、自分が得意とするものがあればしっかりアピールしましょう。

>>>あわせて読みたい「保育士に必要なスキルとは?面接で使える特技・資格を紹介」

自己PR

園にアピールしたいことを文章として記入するスペースです。

自分が強調したいことや伝えたいことなどは、このスペースで伝えます。

これまでの経歴でどのようなことを学び、それを踏まえてどんなことをしたいか、それに自分のスキルがどう活かせるか、という流れで書いてみましょう。

だいたい300〜400字くらいのボリュームにまとめるのがベスト。

自己PR例文<現職のインターナショナルスクールの保育士>
前職では2・3歳児クラスの主担任として、大切な成長段階を迎える子どもたちと関わってきました。

多種多様なバックグラウンドを持つ子どものために、必要な関わりは何か、またどのようなサポートができるかを常に考え、主担任としてさまざまな取り組みを行いました。
その一環として、行事の企画や当日の運営を担い、1年を通して海外の行事や日本の伝統文化に触れる機会を作りました。
ときには、保護者の方にも参加してもらい、親子の絆を深めることはもちろん、保護者同士や保育士との交流を深める機会作りに貢献しました。
その結果、保護者からは高い満足度を得ることができ、お褒めの言葉を頂くことができました。

貴園においてもこれまでの経験を活かし、子どもたちの多種多様な価値観を大切にしながら、より良い保育の提供に貢献していきたいと考えています。
自己PR例文<未経験のインターナショナルスクールの保育士>
これまで5年間、保育士として従事し、大切な成長過程にある多くの子どもたちと触れ合い関わってきました。

日々目まぐるしく成長する子どもたちの姿を間近で見て、子どもたちの可能性を伸ばす保育をしたいと思うようになり、主体性を重視する保育を心がけてきました。
例えば、クラスで発表会についての話し合いを行う際、どのようなテーマで披露したいかを子どもたちに問い、そのテーマに沿って役の配置や動きなどを決めてもらうことで、子どものやる気を引き出す環境を作ることを意識しました。
そのような取り組みを続けていくうちに、子どもたちからは何か問題が起こった際、子ども同士で話し合いをして解決に導こうとする姿が見られるようになりました。

インターナショナルスクールでの保育士としての経験はありませんが、これまでの経験と知識を活かして、貴園に貢献できる保育士になることができればと考えています。

テンプレートのダウンロードはこちらから

今回の記事で紹介した職務経歴書は以下のボタンからダウンロードできます。

本記事を参考にしながら、職務経歴書を作成してみましょう。

職務経歴書テンプレートのダウンロードはこちらから(Word)

 

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