【6月の誕生日会】出し物はなにをする?おすすめアイデアを紹介

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梅雨シーズンが始まる6月は、室内遊びのネタが尽きてしまうため、誕生日会の出し物を考えるのが難しい……という保育士も多いのではないでしょうか。6月の誕生日会は、季節感のある出し物を行ったり、時の記念日などの行事と併せて開催するのがおすすめです。今回は、6月の誕生日会で行う出し物のおすすめアイデアについて紹介します。

6月の誕生日会で行う出し物のポイントは?


6月の誕生日会で行う出し物のポイントは、以下の通りです。

梅雨の雰囲気を取り入れる

6月に入ると、雨がよく降る梅雨シーズンが始まります。

この時期はどんよりとした雰囲気で、保育士も子ども達も憂うつな気分になりがちです。

しかし、見方を変えてみれば、この時期にしか出会えない生き物や植物など、興味を引く出会いがたくさんある時期でもあります。

梅雨のモチーフは製作にも取り入れやすく、雨に関連する童謡や手遊びも多くあるため、誕生日会にもそれらを取り入れてみましょう。

誕生日会で梅雨を楽しく伝えられれば、子ども達も梅雨を楽しいものだと思ってくれるかもしれません。

>>>あわせて読みたい「【梅雨とは?】意味や由来を子どもに分かりやすく説明しよう」

時の記念日と併せて開催する

毎年6月10日は、日本で初めて時計が鐘を打った日を記念する「時の記念日」です。

国民の休日ではないため、馴染みがない方も多いかもしれません。

時の記念日とは、国民に時間を守る大切さを伝えるため、大正時代に制定された記念日のひとつです。

誕生日会と併せて開催すれば、子ども達が時間や時計に興味を持つ、よいきっかけになるでしょう。

乳児クラスでは、時間の概念を理解するのが難しいため「時計に興味を持つこと」がねらいになります。

時計のおもちゃで遊んだり、絵本を読み聞かせたりするのがおすすめです。

幼児クラスになると、少しずつ時間について理解し始めるため「時間の大切さを知ること」をねらいにしましょう。

時計を見ながら活動したり、時間について説明したりできるとよいですね。

>>>あわせて読みたい「保育園での時計の教え方は?楽しくなる学び方や工夫を紹介!」

6月の誕生日会で行う出し物のおすすめアイデア


以下では、6月の誕生日会で行う出し物のおすすめアイデアをご紹介します。

梅雨にちなんだパネルシアター

雨の日が楽しくなるような内容のパネルシアターを演じれば、梅雨のどんよりとした空気を吹き飛ばすことができます。

例えば、かえるやかたつむり、あじさいなど、梅雨の時期を代表する生き物や花をパネルシアターに登場させましょう。

「♪あめあめふれふれ 母さんが♪」という歌詞が有名な『あめふり』など、雨の日にちなんだ童謡を織り交ぜるのがポイントです。

>>>あわせて読みたい「保育に役立つパネルシアターとは?ねらいや基本の作り方を解説」

梅雨にまつわる絵本の読み聞かせ

子ども達が雨に興味を持てるように、雨が題材の絵本を読み聞かせてあげましょう。

雨の日を楽しむための絵本や、天気について学べる絵本など、子どもの年齢やクラスの雰囲気にあわせた内容のものを選ぶのがおすすめです。

絵本を読む前に「雨って何か知ってるかな?」「雨はどうして降るんだろう?」と、子ども達に問いかけてみるのもよいですね。

>>>あわせて読みたい「【梅雨・夏の絵本】年齢別!6月・7月・8月におすすめの絵本」

梅雨の製作をする

牛乳パックと輪ゴムで簡単に作れる、ぴょんぴょん飛び跳ねるかえるの製作です。

作った後は跳ねさせて遊べるため、室内遊びに飽きてきた子ども達も盛り上がるでしょう。

●材料●

・開いた牛乳パック
・のり
・はさみ
・輪ゴム
・かえるのイラスト


●作り方●

牛乳パックの注ぎ口と底の部分を切り取る

真ん中を横に切る

縦に半分に切り、さらにもう半分に切る

輪ゴムを引っかける穴を4ヶ所切り抜く

かえるのイラストをのりで貼りつける

ひっくり返して、輪ゴムをクロスして穴に引っかける

※友達に向けて飛ばさないように注意して遊ぶ

製作に時計を取り入れる

時の記念日にちなんで、かわいい時計の製作を行うのもおすすめです。

あじさいモチーフの時計を作れば、時の記念日と梅雨を一緒に楽しめますよ。

時計の針をつけるときは、のりではなく、割りピンを使うのがおすすめです。

割りピンを使えば、実物の時計と同じように、指でぐるぐると針を回すことができます。

自分で針を動かしながら、時計が示す時間について知ることができるでしょう。

時計を使ったクイズをする

子ども達が時計に親しめるように、簡単なクイズをするのもおすすめです。

ただし、子どもが時間の感覚を掴めるようになるのは、おおよそ6歳だといわれています。

時計の読み方を習うのは小学校1年生のため、保育園で正確な時計の読み方を教える必要はありません。

難しい問題は出題せずに、楽しく時計に親しめる内容を考えましょう。

Q:時計には、いくつ数字が書いてあるでしょう?
A:12
 

Q:時計には、針が何本あるでしょう?
A:3本(時針・分針・秒針)
 

Q:この部屋には、時計がいくつあるでしょう?
A:(例)壁掛け時計・先生の腕時計・製作で作った時計などの合計数
 

Q:時計の針は、右回りでしょうか? 左回りでしょうか?(時計を見せながら)
A:右回り

6月の誕生日会におすすめの手遊び・歌

『かえるの合唱』

「♪かえるのうたが きこえてくるよ♪」でお馴染みの童謡です。

みんなで合唱するのはもちろん、同じ旋律をずらして歌う“輪唱”をしても楽しめるのがポイント。

1人目が「♪かえるのうたが♪」まで歌ったところで、2人目がつられないように歌い始めます。

メロディーや歌詞が単純なため、乳児から幼児まで幅広く歌えますよ。

『かたつむり』

梅雨の童謡といえば「♪でんでんむーしむし かーたつむり♪」で始まるこちらの歌も外せません。

歌詞の通り“でんでんむし”とも呼ばれている、かたつむりについて歌った歌です。

両手の人差し指を、かたつむりの角に見立てた振り付けが楽しいですね。

『あめぽん』

1歳~5歳児まで、幅広く楽しめる手遊び歌です。

空から降ってきた雨が地面で飛び跳ねる様子を、軽快なリズムで表現しています。

雨が続くと、保育士も子どもも憂うつな気分になりがちなため、このように楽しい手遊び歌を取り入れるのがおすすめです。

『とけいのうた』

こちらは、子ども達が時計に親しめるよう工夫された手遊び歌です。

時針を大人の針、分針を子どもの針に見立て、それらが近づいたり離れたりする様子を「♪こんにちは さようなら♪」という歌詞で表現しています。

時計を読めない未就学児でも、簡単に楽しむことができるでしょう。

『おおきなふるどけい』

「♪おおきなのっぽのふるどけい♪」で始まるこちらも、時の記念日にぴったりの楽曲です。

おじいさんの誕生から死までを歌っており、実はメッセージ性の強い歌詞になっています。

保育園で歌うときは、暗い雰囲気にならないよう、明るく歌うことを心がけましょう。

>>>あわせて読みたい「【梅雨・夏の歌】保育園で6,7,8月によく歌われる手遊び歌」

まとめ

今回は、6月の誕生日会におすすめの出し物をご紹介しました。

雨の日が続く6月は室内遊びが増えるため、子ども達が退屈しがちな時期でもあります。

そんな6月の誕生日会には、雨の日を楽しむためのアイデアを取り入れるのがよいでしょう。

また、6月に制定されている時の記念日にちなみ、時計に親しむ有意義な時間にするのもおすすめです。

どんよりとした梅雨の空気を払拭して、楽しい誕生日会を企画しましょう。

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