保育園で十五夜・お月見の製作をしよう!おすすめアイデアを紹介

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秋の風物詩である十五夜のお月見を、保育園の製作活動に取り入れてみてはいかがですか。お月見のシンボルである満月やお月見団子の製作は、身近な材料で比較的簡単に挑戦できるため、秋の製作にぴったりです。子どもたちがお月見の製作に取り組むことは、日本の伝統文化に親しむよい機会にもなるでしょう。そこで今回は、保育園で楽しめる十五夜・お月見の製作アイデアを紹介します。

保育園で十五夜・お月見の製作を楽しもう!

十五夜とは、旧暦の8月15日に当たる日本の伝統的な行事のこと。

現在の新暦では9月中旬から10月初旬頃に該当し、その日にちは年によって変わります。

この日の夜は満月で、月が1年で最も明るく美しいとされているため、主にお月見をする日として知られていますね。

お月見は、家族や友人と一緒に月を愛でるすてきな機会です。

そんな十五夜をより楽しむために、お月見にちなんだ製作を保育活動に取り入れてみませんか。

みんなで製作を行えば、子どもたちの十五夜への理解も深まることでしょう。

>>>あわせて読みたい「【お月見とは?】意味や由来を子どもに分かりやすく説明しよう」

保育園で十五夜・お月見の製作を楽しむ導入方法

以下では、保育園で十五夜・お月見の製作をする際におすすめの導入方法を紹介します。

絵本の読み聞かせ

まずは十五夜にちなんだ絵本の読み聞かせを行い、子どもたちの興味関心をお月見へ向けましょう。

物語を通じて、十五夜の由来や意味、そして満月の美しさを伝えることができます

乳児クラスでは絵にインパクトのある絵本、幼児クラスでは物語に学びがある絵本をチョイスするとよいですね。

>>>あわせて読みたい「【十五夜の絵本】年齢別!お月見の読み聞かせにおすすめ絵本9選」

パネルシアターやお芝居

導入として、パネルシアターやお芝居を行うのもおすすめです。

絵本の読み聞かせよりも手間がかかりますが、子どもたちをより深く十五夜の世界に引き込むことができますよ。

内容としては『月のうさぎの伝説』『かぐや姫の物語』など、子どもの想像力を刺激するものがよいでしょう。

小道具としてススキを用意したり、今から作る製作の完成品を使ったりしてもよいですね。

>>>あわせて読みたい「保育に役立つパネルシアターとは?ねらいや基本の作り方を解説」
>>>あわせて読みたい「保育で大活躍するペープサートとは?ねらいや作り方のポイント」

十五夜にちなんだ手遊び歌

体を動かす手遊び歌は、アイスブレイクにもってこい。

十五夜には、二人一組のペアになって遊ぶ、うさぎの餅つきをテーマにした手遊び歌がおすすめです。

餅つきをイメージしながら、手を挟まれないように気をつけて遊びましょう。

どんどんスピードアップして、難易度を上げていくと盛り上がります。

また、事前に絵本などで『月のうさぎ伝説』について説明しておくと、より一層理解が深まりますよ。

保育園で楽しむ十五夜・お月見製作のおすすめアイデア

以下では、保育園で楽しめるおすすめの製作アイデアを紹介します。

乳児向け(0歳/1歳/2歳)

『お花紙のお月見団子』

お花紙をびりびりと破いて作る、乳児向けの製作です。

まずは、保育士が事前にお月見団子の台(三方)や月の台紙を作っておきましょう。

子どもには、白いお花紙を小さくちぎり、手のひらでくるくると丸める作業をお願いします。

あとは、丸めたお花紙をお月見団子に見立てて台紙に貼りつければ完成です。

作成する際は、子どもがお花紙を誤飲しないように注意しましょう。

『足形スタンプのうさぎ』

足形スタンプは0歳児から挑戦できるため、乳児クラスの製作におすすめです。

子どもの足に絵の具を塗る際は、周囲が汚れないように素早く足形を取るようにしましょう。

最後に、乳児から人気が高いシール貼りでお月見団子を表現すれば、うさぎのお月見の完成です。

足形は子どもの成長記録にもなるため、保護者にとっても大切な思い出になりますよ。

『スタンプのお月見団子』

タンポのスタンプでお月見団子を作る製作です。

布に綿を入れて作ったタンポに白い絵の具を染み込ませて、台紙にぽんぽんとスタンプを押していきます。

乳児のスタンプ遊びは、手指の動きを鍛えたり、指先の感覚を養う効果も期待できますよ。

4歳児からは折り紙のうさぎやススキ作りにも挑戦してみましょう。

幼児向け(3歳/4歳/5歳)

『黄色探しゲーム~十五夜のお月見~』

黄色いカラーセロハンを使って、幻想的な満月を表現してみましょう。

こちらは、材料の中から黄色を探す“黄色探しゲーム”をしながら楽しめるユニークな製作です。

黄色いシールやテープなどを子どもの近くに置いておき、自由に探しながら貼ってもらいます。

さまざまな黄色が重なると、まるで本物の月のような美しい模様が完成しますよ。

最後にタンポのお月見団子や折り紙のうさぎを貼りつければ、楽しいお月見の完成です。

『折り紙のススキ』

お月見のお供え物といえば、お月見団子とススキですよね。

もともとススキは稲穂の代用品として、魔除けの力があると信じられていました。

そんなススキを、折り紙を使って作ってみましょう。

ハサミを使った作業が多いため、細かい作業は保育士がサポートするとスムーズです。

完成したススキは本物そっくりなため、パネルシアターやお芝居の小道具としても使えますよ。

『満月とうさぎ』

こちらはちぎり絵で作る満月と、手形で作るうさぎの製作です。

満月の中に住んでいるうさぎをイメージしながら作りましょう。

定番のスタンプではなく、紙に手形を描いて切り取ったものを折ってうさぎを表現します。

基本的には幼児クラス向けですが、部分的に乳児クラスでも挑戦できるのがうれしいですね。

>>>あわせて読みたい「保育士だけど製作は苦手な方へ!意識する点と克服ポイントを解説」
>>>あわせて読みたい「【保育士必見】製作準備がスムーズになる!おすすめ道具10選」

まとめ

今回は、十五夜にぴったりのお月見製作アイデアを紹介しました。

十五夜は1年の中で最も月が明るく輝く日であり、みんなでお月見を楽しむのが伝統です。

この行事の由来や意味を説明したうえでお月見の製作に取り組めば、子どもたちの理解も深まることでしょう。

本記事を参考に、十五夜の製作を秋の保育活動に取り入れてみてください。

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