お役立ち情報
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パート保育士への転職を考えているとき、志望動機の内容や書き方に悩む方は少なくありません。就職・転職活動を行う際は、履歴書や面接で志望動機を聞かれることがほとんどです。志望動機の内容を考えるのに、多くの時間を費やしてしまう方は多いのではないでしょうか。そこで今回は、パート保育士におすすめの志望動機の例文について紹介します。履歴書に記載したり、面接で伝えたりする際の参考にしてください。
■目次
パートで保育士として働く際に、どのようなことが求められているのか紹介します。
志望動機を考える際や、保育園選びの参考にもなるため、ぜひ活用してください。
パート保育士は通常、正社員の補完として募集されるケースが一般的です。
そのため、早朝の7時から9時や、夕方の16時から19時の時間帯、また忙しい午前9時から13時の間での勤務を求められることがよくあります。
幅広い時間帯に対応できる人ほど喜ばれる傾向があることを覚えておきましょう。
さらに、土曜日に出勤可能で、正社員の休日をカバーできるという柔軟性は歓迎されます。
保育士が全体的に足りていない場合は、フルタイムパートで働ける保育士が特に歓迎されるでしょう。
小規模の園や少ない人数で回している施設では、保育士経験があると即戦力になるため喜ばれます。
ただし、幼稚園教諭の経験が優遇されるかどうかは保育園によります。
仕事内容や動きが異なるため、あまり優遇されない場合もあるでしょう。
また、未経験歓迎と書かれていても、実際には基礎から教える時間がない場合が多く、経験者の方が歓迎される傾向があります。
子育て経験は、現場の保育士の動きとは異なりますが、子どもに関する知識があることはプラスに評価される要素といえます。
保育園では、行事前には残業が発生しやすい傾向があります。
人手があればあるほど助かるため、パートでも勤務時間の変更や延長をお願いされるかもしれません。
また、行事が土日にある場合、通常出勤日ではなくてもシフトに入れる方が優遇されます。
ほかにも、インフルエンザなどの感染症が流行り、保育士の多くが欠勤してしまったときに、代わりに出勤を求められることがあります。
可能な限り要求に応えてくれる人を園側は求めていることが多いです。
パート保育士は、クラスの円滑な運営に欠かせない存在です。
たくさんの子どもたちをまとめるには、正社員だけでは手が足りません。
ちょっとしたサポートをしてもらえるだけでもありがたいのです。
また、声を掛け合いながら連携することは、クラスをまとめる上で必要不可欠です。
保育士が一匹狼のように勝手な行動を取ってしまうと、子どもたちにも迷惑がかかります。
相性が合う先生、合わない先生がいるのは仕方がないことですが、最低限のコミュニケーションが取れることが重要なのです。
>>>あわせて読みたい「パート保育士の仕事内容とは?メリット・デメリットも紹介」
>>>あわせて読みたい「パート保育士の面接成功のための服装選び|ポイントと注意点」
志望動機をどう表現すべきか迷っている方のために、コツやポイントをお伝えします。
見栄を張ったり嘘をついたりすると、後々自分が辛い思いをしてしまいます。
正社員とは違うため「家庭の事情で勤務できる曜日を固定したい」など、正直な希望を伝えて受け入れてもらえた園の方が長続きするでしょう。
その上で、現状でどのように貢献できるかをアピールするのが賢明です。
>>>あわせて読みたい「【保育士の転職】志望動機をうまく書くための書き方やコツを解説」
まず大切なのは、自分の経験です。
どんな人なのかを知らせるアピールポイントにもなるため、詳細を伝えましょう。
経験やそこで得たものを具体的に伝え、今後もそれを活かしていく意欲を伝えるとよいですね。
<経験者の場合>
●保育士を目指そうと思った理由
●保育士として○年の経験があること
●クラスのリーダーを経験したこと など
<未経験の場合>
●子どもから元気をもらいたい
●子どもの成長を手助けをしたい など
<ブランクがある場合>
●保育士を離れていた理由
●保育士に復帰したいと思ったきっかけ など
未経験の方や、ブランクがある方も心配する必要はありません。
近年は保育士不足が続いているため、保育士として働く人材が増えることは非常に喜ばれます。
家庭の都合で勤務時間を短くしたい場合でも、求人情報にマッチしていればプラスの要素となるため、正直に伝えていきましょう。
ただし、自分の事情で細かく制限しすぎると、悪い印象を与えてしまう可能性があります。
求人情報に合致する範囲内で希望を伝えるのがよいでしょう。
また、それ以外の特別な事情がある場合は、履歴書の本人希望欄に明記します。
>>>あわせて読みたい「【保育士の転職理由】どんな理由が多い?面接での伝え方まで」
以下では、実際の志望動機に使える例文を紹介します。
3つの経歴パターンに分けているため、該当する内容を参考にしてください。
私は7年間、正社員として私立保育園に勤務し、学年主任も務めました。子どもたちの安全を第一に考える保育園で多くの経験を積みましたが、外での活動が少ない環境で、自分の保育観と合わないと感じました。
(過去の経験や資格について簡単に説明)
今回、子育てと両立しながら短時間で働ける保育士を探していた中で、貴園の「のびのびと外で遊ぶ子ども」という理念に惹かれ、応募しました。
(この保育園を選んだ理由)
正社員時代に、いつもパートの先生に助けていただいた経験があります。次は私がパートの立場として、正社員の先生方がどのようなサポートを望んでいるのかを先読みし、お手伝いしたいと考えています。
また、ピアノも得意なため、手が足りないときには声をかけていただければと思います。一日でも早く園に馴染み、即戦力となるよう努めます。どうぞよろしくお願いいたします。
(自分の事情・相手の要望に応えられること)
短大卒業後、10年間保育士として勤務し、出産を機に退職いたしました。わが子と一対一で深く関わることで、改めて子どもの無限の可能性の素晴らしさを感じることができ、また保育士をしたいと思うようになりました。
子育て経験と保育士の役割には異なる面もありますが、子育てをしたからこそ分かる子どもの気持ちや、細かな成長を知ることができ、それを保育士として活かしたいと考えています。
(過去の経験や資格について簡単に説明)
自宅からも近く、求人票に記載がある9時から13時という勤務時間が私の都合と合うため、週5日の勤務も可能です。
(この保育園を選んだ理由)
また、実家が近隣にあり、祖父母に子どもを預けられるため、行事の際など土曜日の出勤も可能です。何卒よろしくお願いいたします。
(自分の事情・相手の要望に応えられること)
私は学生時代から保育士に興味がありましたが、当時はご縁がなく、卒業後は子ども服の販売に従事していました。
子育てをしながらも、やはり保育士という夢を叶えたいと考え、独学で保育士資格を取得いたしました。
現場経験はありませんが、これまで多くの子どもたちの笑顔から元気をもらってきました。子どもたちの活気に負けないような保育士になりたいと思っております。
(過去の経験や資格について簡単に説明)
また、販売経験から、保護者とのコミュニケーションは得意です。現在は私の子どもは自立しているため、急な勤務時間の変更にも柔軟に対応可能です。
将来的には正社員登用を希望しております。機会がございましたら、ぜひよろしくお願いいたします。
(自分の事情・相手の要望に応えられること)
>>>あわせて読みたい「【テンプレートあり】保育士向け!履歴書の書き方を解説」
>>>あわせて読みたい「【テンプレートあり】保育士・幼稚園教諭の職務経歴書の書き方」
今回は、パート保育士に転職する際におすすめの志望動機について紹介しました。
志望動機の伝え方は面接の合否を左右するものですが、正社員ではなくパートとして働く場合には、勤務時間など自身の都合も柔軟に受け入れてもらいたいですよね。
保育園の役に立てることをしっかりとアピールしつつ、自身の希望も考慮してもらえるように取り組んでいきましょう。
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