お役立ち情報
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保育士を志す学生の通る道である、園での実習。実際の現場で子どもたちを前にさまざまな業務に取り組むこととなるため、当日までに準備しておきたいことがたくさんあります。今回は、保育園や幼稚園での実習までに、事前に準備すべきものや練習しておくことについてまとめました。
実習に向かう前までに、手元のスマホなどで確認しておくべきことがあります。
当日になって慌てることがないよう、以下の情報を集めておきましょう。
園がどこにあるのか、住所やアクセスなどを確認しましょう。
自宅からの移動経路だけでなく、ドア・トゥ・ドアの移動時間まで計算しておくことが大切です。
当日迷子にならないように、一度道を確認しに行くことも手です。
園のホームページなどを確認し、どのような保育を行っているのかを確認しましょう。
あらかじめ園での保育の流れや方法を把握できていると、イメージトレーニングがしやすいだけでなく、実際の実習も馴染みやすくなります。
園がどのような考えを持って保育をしているのか、保育方針を把握しておくことも大切です。
例えば「のびやかな保育」といった内容を方針としている場合は、じっくりと子どもと向き合う保育を行っていくことが多く、「子どもたちがいきいきとできる環境づくり」といった内容を方針としている場合、戸外遊びや体操など活発な保育活動を行うことが多いなど、保育方針を把握するだけでも園の特色をある程度理解することができます。
実習が決まった際に、事前に園へ電話での挨拶を行うことがあります。
ただ、園によっては多忙のために電話ではなく手紙での挨拶をすることもあるため、決定時に学校の講師に確認するようにしましょう。
電話で挨拶ができる場合は、服装や必要な持ち物なども質問できるため、聞きたいことをまとめてから電話すると良いですね。
実習では子どもたちと実際に保育を行うため、保育士と同じような服装・持ち物が求められます。
実習当日までに以下の持ち物を確認するようにしましょう。 また以下のもの以外にも、園から指定されたものがあれば同時に用意します。
実習先の園に向かうまでと、実習中の服装は異なることが多いです。
園に向かうときはリクルートスーツやオフィスカジュアルが一般的。
服装規定がない場合も、園のイメージを損なわないような服装を心がけましょう。
実習中はポロシャツやTシャツ、チノパンといった動きやすい服装がベスト。
エプロンが必要な場合もあるため、園に確認しましょう。
>>>あわせて読みたい「保育士の服装選び!仕事中・通勤中別に選び方を紹介」
>>>あわせて読みたい「保育士のエプロンの選び方|種類や選ぶときのポイントを解説」
外で遊ぶことを考えて、汚れてもいい履き慣れたスニーカーを選びましょう。
紐がほどけにくく、脱ぎ履きしやすい外靴が最適です。
うわぐつはバレーシューズやナースシューズなどがベスト。
かかとのないスリッパは動きにくいため避けた方が良いでしょう。
>>>あわせて読みたい「保育士の靴はどんなものがいい?失敗しない靴選びのポイント」
実習中は荷物が多くなりがち。
たくさんのものが入るようなリュックサックやトートバッグがおすすめです。
製作物のサンプルや資料などが入るように、A4ファイルが入るサイズか、それよりも大きいものを選ぶとよいでしょう。
実習中の時間管理は、自分自身で行う場面も。
すぐに時間を確認できるように、腕時計があると便利です。
しかし園によっては、安全性の面から腕時計の着用を禁止している園もあるため、事前に可能かどうかを確認することをおすすめします。
>>>あわせて読みたい「【保育士の腕時計選び】選び方のポイントとおすすめの腕時計」
フェルトや園指定のものを使用し、事前に名札を作成します。
子どもたちが読みやすいように、ひらがなで大きく、親しみを持ってもらえるようなデザインで作成しましょう。
実習中は頻繁にメモを取る機会があります。
エプロンや実習中に携帯しやすいような筆記用具を選びましょう。
また筆記用具以外にものりやはさみ、クレパスなど、実習先によりさまざまな文房具が必要なこともあるため、何が必要なのかを事前に把握し、揃えるようにしましょう。
実習記録や指導案といった書類は、実習先の園のフォーマットを使用して提出します。
提出の際には印鑑が必要になるため、すぐに捺印できるよう印鑑も持参するようにしましょう。
書類は書き損じ用にコピーし、予備を何枚か持っていると便利です。
いざ現場で実習内容をすぐに実践できるよう、事前に保育スキルを練習しておくことも大切な準備のひとつ。
以下では、実習までに練習しておきたいことについてまとめました。
実習初日には、子どもたちに親しみを持ってもらえるような自己紹介を行うことが多いです。
名前と顔をすぐに覚えてもらい、すぐに慕ってもらえるような自己紹介アイデアを考えておきましょう。
手遊びや、なにか教具を用いても良いでしょう。
実習までにレパートリーを増やしておきたいのが、手遊び歌。
子どもたちとの時間を任されたときに、すぐにアイデアが浮かぶ状態にしておくと安心ですね。
担当する子どもの年齢にあった歌や、実習で試してみたい手遊びなどをピックアップし、練習しておきましょう。
歌のレパートリーを増やすと同時に、ピアノの練習をしておくことも大切です。
一人で演奏することには慣れていても、いざ子どもたちの前で弾くとなると緊張してしまうことも。
園で演奏しているというイメージで、シミュレーションしながら練習すると良いでしょう。
子どもたちが物語に引き込まれるような、抑揚を付けた絵本の読み方を練習します。
ただ読むだけではなく、子どもたちの反応を観察したり、適宜に声掛けを行うことも読み聞かせのポイント。
園で保育士たちが読み聞かせている姿を見て、たくさん学びましょう。
実習中では、ペープサートやエプロンシアターなど、園で使用する教具の製作も行うことがあります。
いざ作ることとなり「やり方が分からない!」「時間がかかりすぎる」となる前に、自分で作品を作って慣れておきましょう。
また作成した教具を使い、実際に披露する練習まで行うことも大切です。
実習前は、「上手くできるか」「トラブルが起きないか」など何かと緊張しがち。
当日が近づくにつれて不安になるだけでは、せっかくの実習をもったいなく過ごしてしまいます。
当日までに入念な準備と練習を行い、自分に自信をつけて実習に挑みましょう。
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