保育士の初出勤!入職時の挨拶はどうする?例文やポイントを紹介

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転職や就職で新しい保育園へ入職する際、挨拶に悩む保育士の方は多いのではないでしょうか?保育士にとって入職の挨拶は、第一印象が決まる大切な機会です。その後の人間関係にも関わるため、入職の挨拶を通して、良い印象を与えたいですね。今回は、ポイントや例文とあわせて、保育士の入職の挨拶について解説します。

保育士の入職時の挨拶はとても重要!

新しい保育園に入職する際、初日の挨拶をどうしようかと悩む保育士は多いでしょう。

保育士にとって入職時の挨拶は、第一印象を左右する非常に重要な機会です。

また、子どもたちやその保護者、園長、主任、先輩・後輩と良好な関係を築いていくためにも、大切なポイントといえます。

ですが、入職時の挨拶に苦手意識を感じる保育士は少なくありません。

過度に緊張しすぎてしまうと、せっかくの大切な機会を疎かにしてしまうこともあるため、まずは大きく深呼吸してリラックスした気持ちで臨みましょう。

そして、新しい保育士を迎える職員や子どもたち、保護者もドキドキした気持ちでいることを頭に入れておくと、多少なりとも緊張が和らぐかもしれません。

これから紹介する入職時の挨拶のポイントや例文を参考に、気持ちの良いスタートを切りましょう。

 

入職の挨拶で保育士が意識すべきポイントは?

以下では、入職の挨拶で保育士が意識すべきポイントを紹介します。

事前に話す内容を準備しておく

事前に入職時の挨拶で話す内容を準備しておきましょう。

そして、繰り返し練習しておくことで、本番で緊張しすぎて言葉が出てこない…という事態を防ぐことにつながります。

また、話す内容が決まっているという安心感から、リラックスして本番に臨めるかもしれません。

明るく笑顔でいることを心がける

良い第一印象を与えるためには、やはり明るく笑顔でいることが大切です。

緊張しすぎて顔がこわばってしまっていては、相手側はあまり良い印象を受けません

緊張しているからこそ、笑顔で挨拶をすることを心がけましょう。

ゆっくりと聞き取りやすい速度で

緊張していると、つい早口になってしまったり、声がぼそぼそと小さくなりがちです。

子どもたちにもしっかりと聞こえるよう、ゆっくりと聞き取りやすい速度で話すことを意識しましょう。

また、”間を取ること”を意識すると、話す速度が緩まり、自然と聞き取りやすいスピードで話せるようになるようです。

簡潔に伝える

入職の挨拶は、簡潔に伝えることを心がけましょう。

挨拶の細かい時間は決められてはいませんが、目安としては30秒〜1分以内がおすすめです。

特に職員に向けての挨拶は、子どもの朝の登園時でのタイミングが多く、他の職員はバタバタしています。

長々と話す必要はないため、簡潔にまとめるようにしましょう。

 

【相手別】入職の挨拶で保育士が自己紹介する際のポイント

保育士の入職の挨拶は、子ども・保護者・職員といったように挨拶をする相手によって意識しておくべきポイントが異なります。

以下では、入職の挨拶で保育士が自己紹介する際のポイントを、相手別に紹介します。

子どもに向けての自己紹介のポイント

子どもに向けての自己紹介のポイントは、以下の通りです。

興味を持ってもらえるような工夫をする
分かりやすい言葉を選ぶ

まずは、子どもたちに興味を持ってもらうことが大切です。

ペープサートやスケッチブックシアター、エプロンシアターなどを活用して挨拶をすると、子どもたちも「なんだか楽しそう」と親しみを持ちやすくなるかもしれません。

また、大きな声でゆっくりとしたスピードで話すことはもちろん、子どもが内容をしっかりと理解できるよう、分かりやすい言葉を選ぶことも重要です。

早く名前と顔を覚えてもらえるような、楽しく印象的な挨拶ができると良いでしょう。

>>>あわせて読みたい「保育で大活躍するペープサートとは?ねらいや作り方のポイント」
>>>あわせて読みたい「簡単に作れるスケッチブックシアターとは?ねらいや作るポイント」
>>>あわせて読みたい「エプロンで作るエプロンシアターとは?ねらいや作り方のポイント」

保護者に向けての自己紹介のポイント

保護者に向けての自己紹介のポイントは、以下の通りです。

安心感や親しみやすさを意識
身だしなみや礼儀正しさなどのマナーを徹底

保育士の挨拶において、大切な子どもを預ける保護者が一番重視していることは、「この先生に子どもを預けて大丈夫か」ということ。

そのため、保護者に向けて挨拶をする際は、元気な印象よりも、落ち着いた印象や相談しやすい雰囲気が感じられるような挨拶を意識すると良いでしょう。

また、馴れ馴れしい口調では、社会人としてのマナーに欠けているという印象を与えかねません。

清潔感のある身だしなみや、きちんとした言葉遣いなどの礼儀正しさが保護者の安心感につながります。

職員に向けての自己紹介のポイント

職員に向けての自己紹介のポイントは、以下の通りです。

意欲的な姿勢をアピール
保育に役立つ特技や経歴を伝える

職員に向けて挨拶をする際は、笑顔であることはもちろん、ハキハキとした口調を意識しましょう。

また、ただ「よろしくお願いします」だけでは人となりや意欲が伝わりません。

「早く一人前になれるように頑張ります」や「ピアノの経験を活かして、子どもたちと歌やダンスができたらいいなと思います」など、意欲や保育に役立つ特技・経歴などをアピールできると良いでしょう。

ただし、アピールをし過ぎてしまうと自慢話に聞こえてしまうため、あくまでも謙虚な姿勢でいることも大切です。

 

【相手別】保育士の入職時の挨拶例文

以下では、保育士の入職時の挨拶例文を、相手別に紹介します。

子どもへの挨拶例文

おはようございます!今日から○○組の担任の先生になりました、△△といいます。
△△先生って呼んでね!
先生の好きな食べ物は□□です。みんなは□□好きかな?
そして、体を動かすことが好きです!
あとでみんなと一緒に遊びたいと思っているので、やりたいことがあったら先生に教えてね。
早く仲良くなれるように、たくさんお話しできると嬉しいです。
今日からよろしくお願いします!

保護者への挨拶例文

<対面で挨拶する場合>
□月から○○組の担任になりました、△△と申します。
保育園のことや子育てのことなど、何か気になることがありましたら、遠慮なくお声がけください。
これから1年間、どうぞよろしくお願いいたします。


<連絡帳で挨拶する場合>

○○組の担任をさせていただくことになりました、△△です。
子どもたち一人ひとりに寄り添い、笑顔で活動できるようなクラスにしていきたいと思っております。
お子様のご家庭での様子など、些細なことでも遠慮なくお声がけください。
これから1年間、どうぞよろしくお願いいたします。

職員への挨拶例文

おはようございます。
本日からお世話になります、△△□□(フルネーム)と申します。
以前の保育園では○○を担当することが多く、こちらでもその経験が活かせるのではないかと考えております。
まだまだ未熟な点ばかりですが、一日も早く皆様のお役に立てるよう精一杯頑張って参ります。
ご指導の程、よろしくお願いいたします。

まとめ

今回は、ポイントや例文とあわせて、保育士の入職の挨拶について解説しました。

転職や就職で新しい保育園に初めて出勤した際、必ず行うのが入職の挨拶です。

保育士の入職の挨拶は、第一印象が決められる大切な機会。

良い印象を持ってもらうことで、その後の人間関係が円滑になることもあります。

子どもやその保護者、職員というように相手別に意識するポイントを考えながら、挨拶に向けての準備を進めましょう。

 

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