【保育士を目指す方必見】保育ボランティアの活動内容や参加方法

保育園でのボランティア活動についてご存知でしょうか？資格を持っていなくても、保育園で働く方法の一つに”保育ボランティア”があります。実際の現場で子どもたちと関わったり、仕事内容をイメージしたりできるため、これから保育士を目指す学生や転職したい方におすすめです。今回は、保育ボランティアに関する活動内容や参加方法などについて解説します。

保育ボランティアとは？

保育ボランティアとは、子どもたちと関わりながら保育士のお手伝いをする活動のことです。

基本的に保育園で働くためには保育士の資格が必要ですが、保育ボランティアは資格がなくても保育園で働くことができます。

そのため、子どもとの関わり方を学びたい保育学生や、子育てが落ち着いた主婦が多く参加しているようです。

このような保育ボランティアは、保育士の人手不足が深刻化している保育園にとって頼もしい存在なのです。

＞＞＞あわせて読みたい「保育士は無資格でもなれる？保育補助の仕事内容や資格取得方法！」

 

保育ボランティアの活動内容

保育園によって異なりますが、保育ボランティアの基本的な活動内容は以下の通りです。

クラスの保育補助

実際にクラスに入って、担任の先生のサポートをしながら子どもたちと関わります。

具体的には、自由遊びの時間に子どもと一緒に遊んだり、食事や午睡、身支度の補助などです。

保育ボランティアがいることで大人の目が増える分、保育士はよりしっかりと子どもの安全を確保しながら保育ができるでしょう。

保育準備のお手伝い

中には、保育で使う製作物の準備や、運動会・発表会で使う道具、衣装の製作などのお手伝いをお願いされることもあります。

作り方を間違えてしまうと手間が掛かってしまうため、注意力が求められるといえるでしょう。

特に行事前の時期は、日々の保育準備と並行して行事に向けての準備を行わなければならないため、その準備に協力してもらうために保育ボランティアを募集する園もあるようです。

行事のサポート

行事のサポートとして、会場の設営や整備、当日の保護者の誘導、担任や子どものサポートなどをお願いされるところもあります。

特に人手が不足している保育園にとって行事の前や当日は、人手が多ければ多いほど助かります。

子どもが日々頑張って練習してきたことが本番で発揮できるよう、保育士と連携を取りながら業務に当たることがことが大切です。

 

保育ボランティアに参加するメリット

以下では、保育士を目指す人が保育ボランティアに参加するメリットを紹介します。

★実際に保育を体験できる

実際に子どもたちと関わりながら保育を体験できることが1番大きなメリットでしょう。

子どもたちは一人ひとり異なる個性を持ち、その時々で違う姿や反応を示します。

そのため、対応方法も一つではありません。

保育士として成長するには、より多くの子どもと関わる中で共感や寄り添いの姿勢を身につけていくことが大切です。

★保育園の雰囲気を知ることができる

実際に働いてみたい園や保育理念に魅力を感じている園にボランティアとして参加することで、園の雰囲気を知ることができます。

子どもたちの姿や職員同士の関係性、保育の様子について自分の目で見ることで、働いたときのイメージがでるでしょう。

園のホームページだけでは知ることができないことも知ることができ、仕事へのモチベーションにもつながるかもしれません。

★職員の働き方を見ることができる

子どもへの言葉かけや関わり方、保育活動の内容などの引き出しが少ないことに悩む人も多いのではないでしょうか？

実際に働いている保育士の姿を近くで見ることで、保育に関するアイディアを得られるかもしれません。

「いいな」と思ったことはどんどん真似してみましょう。

また、行事運営の仕方についても、実際に携わって初めて分かることもたくさんあるはずです。

自分が担任として行事を進めていく際の参考になることも多くあるでしょう。

★就職活動に役立つ

保育現場で学んだことは、経験として就職活動にも役立つかもしれません。

実際に子どもと関わったエピソードとして面接の際に話したり、エントリーシートに記入することができます。

また、保育士を目指す前向きな気持ちのアピールへとつながるでしょう。

さらに、保育経験があることで、進路を決める際に自分がどのように働いているか、将来的な保育士像をイメージしやすくなりますね。

 

保育ボランティアへの参加方法は？

それでは、一体どのようにしたら保育ボランティアに参加することができるか、以下で見てみましょう。

保育ボランティアに参加するときの心掛け

実際に保育ボランティアに参加することになったときには、どのようなことを心がける必要があるのか、以下で見てみましょう。

施設のルールを守る

参加する前に指示されたことやルールは、必ず守りましょう。

施設のルールは、子どもを安全に保育するためや業務を円滑に回すためにあります。

また、子どもに接する態度や対応は園の信頼にも関わります。

たとえボランティアであったとしても、その園の職員の一員であるということを自覚して、責任を持って業務に当たりましょう。

身だしなみを整える

保育ボランティアも、子どもや保護者とっては立派な先生の1人です。

明るすぎる髪色や派手なメイク、ネイルは、保育園全体の不信感につながります。

特にネイルについては、長いものや尖ったもの、ストーンなどは子どもを傷つけることにもなるためNGです。

保護者は大切な子どもを園に預けているということを、常に念頭に置くようにしましょう。

また、身だしなみについては、園の規定に従った上で清潔感を感じられるようにしておくことが大切です。

＞＞＞あわせて読みたい「保育士はナチュラルメイクが基本！OK・NGメイクを知ろう」

＞＞＞あわせて読みたい「保育士はネイルしていいの？NGでも爪を綺麗に見せるには」

些細なことでも施設の職員に相談する

子どもの姿や関わり方など、何か疑問になったことがあれば自分だけで判断せず、すぐに職員に報告と相談をするようにしましょう。

特に怪我や事故につながるようなことは、子どもの命に関わることであるため、近くの職員にその場で報告することが大切です。

保育に関しても、自己判断せずに担当の職員と一緒に進めるようにしましょう。

 

まとめ

今回は、保育ボランティアに関する活動内容や参加方法などについて解説しました。

保育ボランティアは、保育士の資格がなくても保育園で働くことができるため、保育士を目指している保育学生や転職を考えている方、子育てが落ち着いた主婦の方におすすめです。

実際に保育現場を経験することで、働き方がイメージできたり保育のやり方が学べたりと、就職した後にも役立つこと間違いなしです。

気になった方は、まずは保育ボランティアの募集を探して問い合わせてみるところから始めてみましょう。

 

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