【保育士のNG行動】子どもと保護者にしてはいけないこととは?

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保育士の行動の中には、絶対にしてはいけないNG行動が存在します。NG行動を知らず知らずのうちにしてしまうと、これまで築き上げた子どもや保護者との信頼関係を失ってしまう原因にも…。信頼される保育士になるためにも、それは絶対に避けたいですよね。そこで今回は、子どもと保護者にしてはいけない保育士のNG行動について紹介します。

保育士のNG行動は信頼関係を失いかねない!

保育士は、仕事を通して多くの人と関わりますよね。

一緒に働く同僚や上司はもちろんですが、特に子どもとその保護者との信頼関係は、保育を安全に進めていくうえで非常に重要です。

信頼関係を築くためには、毎日のコミュニケーションやちょっとした行動が大切になります。

ですが、一歩間違えてNG行動をしてしまうと、せっかく築き上げた信頼関係を失うきっかけになることも…。

自分で「気付かなかった!」ということにならないためにも、以下でしっかりと保育士がしてはいけないNG行動について確認しましょう。

>>>あわせて読みたい「【保育士のNGワード】子どもと保護者に言ってはいけないこと」

 

保育士が子どもにしてはいけないNG行動

以下では、保育士が子どもにしてはいけないNG行動を紹介します。

子どもの人格を否定する

「○○ちゃんは本当にダメね」「いつも○○くんは〜ができないよね」といった子どもの人格を否定する言葉は、保育士が最もしてはいけないことの一つです。

このような人格否定の言葉を言われた子どもは、「自分はダメなんだ…」と自分自身を否定されたと感じてしまいます。

また、やる気を失ったり自尊心を傷つけてしまう原因になるため、子どもの頑張りを否定するような言葉はNGです。

特定の子どもをひいきする

大人同士にも相性があるように、保育士と相性が合う子ども・相性が合わない子どもがいるのもごく当たり前のことです。

自分の言うことをきちんと聞いてくれる子どもに対しては、優しい眼差しを向けたくなるかもしれません。

ですが、反対に苦手な子に対しては厳しく指導するといったことは絶対にNGです。

気を付けていても、知らず知らずのうちに特定の子どもをひいきしていた、なんてこともあるため、自分自身の行動を一度振り返ってみましょう。

感情的に怒鳴る

なかなか言うことを聞いてくれないからといって、感情に任せて子どもを怒鳴ることはありませんか?

ただ大きな声を出して言葉をぶつけるだけでは、子どもは怒られている理由を理解することができません

また、普段から怒鳴るという叱り方をしていると、子どもに”怖い先生”という印象を与え、子どもが寄ってこなくなる原因に…。

子どもを叱るときは、子どもの気持ちに寄り添い、いけない理由を端的に伝えることが大切なのです。

>>>あわせて読みたい「【保育士必見】子どもへの適切な叱り方とは?年齢別に解説」

「男の子だから」「女の子だからと」区別する

子どもの心と身体の健やかな成長をサポートする場所である保育園において、子どもの感性を大切にすることは重要です。

そのため、「男の子だから青色」「女の子だからピンク色」といったように保育士が決めるような環境は、あまり好ましくありません。

男の子や女の子という性別に捉われず、子どもたち自身が好きなものを自由に選べる環境を設定しましょう。

また、男の子が泣いているときに「男の子なんだから泣かない」という言葉をかけることもNGです。

 

保育士が保護者にしてはいけないNG行動

以下では、保育士が保護者にしてはいけないNG行動を紹介します。

子どもを侮辱するような発言

保護者にとって我が子の存在は言うまでもなく、自分よりも大切な存在です。

そのため、保護者の前で子どもを呼び捨てやあだ名で呼んだり、「○○ちゃんは〜が全然できないですね」などと子どもを侮辱するような発言は当然NGです。

中でも、子どもの発達に関する問題は非常にデリケートな部分であるため、発言には十分注意しましょう。

保護者の事情を理解しようとしない

保護者にもさまざまな事情があり、中には人に言いたくないこともあるかもしれません。

にもかかわらず、保育園側の要望や都合を一方的に伝えることはNGです。

無理に家庭の事情を聞き出すようなことはせずに、日々のコミュニケーションからヒントを得て、保護者の状況を察することも大切なのです。

上から目線な態度

保育の知識が保護者よりもあるからといって、上から目線な態度で自分の意見を押し付けるようなことはあってはなりません。

アドバイスを伝えることは良いことですが、一番大切なことは”保護者の気持ちに寄り添うこと”です。

「絶対にこうすべき!」という伝え方ではなく、「こうしたらいかがでしょうか?」と、あくまでも提案というスタンスで伝えましょう。

質問や相談に対して回答しない

保護者からの質問や相談に対して回答しないことはNGです。

その場で答えることが難しい場合は「確認します」と伝えることが大切ですが、それを繰り返していると「あの先生は頼りにならない」と声をかけてもらえなくなる可能性も…

一度保留した回答は、遅くても3日以内に伝えるよう心がけましょう。

それ以上遅くなる場合は、「来週にはお伝えできるようにします」と期日を伝えておくことをおすすめします。

>>>あわせて読みたい「【保育士必見】保護者支援は保育園の重要な役割!内容や注意点」

 

まとめ

今回は、子どもと保護者にしてはいけない保育士のNG行動について紹介しました。

保育士が安全に保育を進めていくためには、子どもや保護者との信頼関係が重要です。

そのためには、日々のコミュニケーションや行動が大切ですが、誤ってNG行動を取ってしまうと信頼関係を失いかねません。

NG行動をしないようにするには、相手への思いやりの気持ちを常に大切に持っておくことです。

この点を意識しながら、子どもからも保護者からも信頼される、素敵な保育士を目指しましょう。

 

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