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思わず「あるある」と共感する、男性保育士ならではのエピソードに興味を抱く方は多いのではないでしょうか。女性の職場というイメージがある保育園ですが、最近では男性保育士の認知度が上がり、保育の現場で男性が活躍することが珍しくなくなってきました。そんな男性保育士の日常の中には、一体どんなエピソードが隠されているのでしょうか。今回は、男性ならではの保育士あるあるをまとめました。
■目次
2020年における男性保育士の登録者数は、およそ8万人となっています。
保育士全体の数からすると男性の割合はわずか4%程度で、女性の方が圧倒的に多い状況といえます。
しかし、保育士の資格を取得する男性は増加傾向にあり、毎年約4,000〜5,000人ずつ増えています。
近年では、男性の育児参加を促進する運動や、メディアやSNSでの男性保育士の活躍が話題になっており、今後ますます注目を集めることでしょう。
>>>あわせて読みたい「男性保育士の割合は?給料や年収、メリット・デメリットを紹介」
現在、男性保育士が保育園にいることは不思議ではなくなってきました。
むしろ、その存在は歓迎されることの方が多いかもしれません。
男性保育士がいることで、女性が多い職場特有の難しい人間関係などが調和されるという声もあります。
そんな男性保育士の、思わず共感してしまう“あるある”をご紹介していきましょう。
男性保育士は子どもたちから人気があります。
相撲やサッカーなど、パワフルに体を使って遊んでくれるため、子どもたちは大喜びです。
力のある男性保育士に対して子どもたちは手加減せず、気づけばヘトヘトに遊び疲れていることもあるでしょう。
乳児や小さい年齢の子どもたちからは、よく高い高いをせがまれ、列をなして順番待ちをしている光景もよく見られます。
保育士は重い物を運ぶ機会が多いため、男性の存在が頼りになります。
ダンボールに入った教材を運ぶ際や、行事で使用する道具や楽器の運搬、園庭や駐車場の整備などの場面では、必ずと言ってよいほど男性保育士に声がかかります。
また、意外にも重労働なのが、乳児用カートを押すお散歩です。
小さな子どもとはいえ複数人乗ると重くなるため、数十分のお散歩でも体力が必要です。
乳児担当の場合、その役目を任されるのは“男性保育士あるある”といえます。
一方で、男性の中には力に自信がない方もいるでしょう。
力仕事に対して頼りにされすぎて、内心では少し辛さを感じている男性保育士がいるかもしれませんね。
>>>あわせて読みたい「保育士は体力勝負!その理由と基礎体力作りの方法は?」
保育室に虫が出ると、子どもたちは大騒ぎです。
早く捕まえないと保育活動が進みませんが、そんなときもやはり男性の出番です。
「こんなことで呼ばれたくない……」と思ってしまうのはもっともですが、虫の退治や後始末を任されることは“男性保育士あるある”でしょう。
また、虫に強い男性保育士は子どもたちから非常に人気があります。
ダンゴムシやてんとう虫などの昆虫を捕獲できる先生の存在は、今や非常に重要なものといえるでしょう。
>>>あわせて読みたい「保育士だけど虫嫌い…克服する方法や保育への工夫ポイントは?」
女児の髪を結くのが苦手なのも“男性保育士あるある”です。
髪を結ぶのに慣れていないのは当然ですが、「先生、髪を結んで!」とお願いされて断るわけにはいきません。
一生懸命やってみたものの、結果的に前よりも髪がボサボサになってしまうなんてこともあります。
少し不器用に結ばれた髪を見た保護者が「この髪誰に結んでもらったの?」と子どもに聞くと、男性保育士の名前が挙がったというエピソードもよくあるのではないでしょうか。
不器用な男性保育士が頑張って髪を結う姿は、なんだか微笑ましいものですね。
劇などで男性保育士が見せる演技は迫力満点で、子どもたちは夢中になって見てくれます。
そのほかにも、クリスマスにはサンタクロース、節分には鬼になって一生懸命声を張る姿は、保護者からの評判も高いです。
また、男性保育士が大活躍する行事として餅つきがあります。
力に自信のある男性保育士は、大きな杵を格好よく振る役を張り切って引き受けるでしょう。
子どもたちだけでなく、ほかの職員からも絶賛されて、注目を浴びることになりますね。
男性用の更衣室やトイレなどの設備が整っていない保育園も多く、男性保育士は肩身の狭い思いを強いられがちです。
ほとんどの空間が男女兼用のため、さまざまな場所でアンテナを張りながら過ごさなければなりません。
休憩室に女性保育士がいて「どんな会話をしよう……」などと考え過ぎてしまうと、結局休憩時間まで落ち着かなくなります。
男性用トイレがない場合は、女性に気を遣ってわざわざ園の端っこにある遠くのトイレまで行くという話も。
しかし、こういう場合は男性保育士だけが我慢しているわけではなく、女性保育士も同じように気を遣っています。
休憩時間を分けたりするなど、お互いに過ごしやすくなる工夫が必要です。
>>>あわせて読みたい「保育士の日常あるある!思わず共感してしまうエピソードまとめ」
これらの“男性保育士あるある”は、男性保育士の魅力を表したものでもあります。
男性保育士はいつも頼りにされて、子どもたちからの人気が高い傾向にあるということは、多くの保育園に共通していることでしょう。
男性保育士は、男性の育児参加の促進にも関連しているため、今後ますます需要が増えて、働きやすい環境が整っていくことが期待されます。
まだまだ女性が多い保育業界ですが、男性保育士の活躍の場は無限に広がっており、一目置かれやすい状況にあるのです。
男性保育士の活躍が期待される一方で、給与や仕事の将来性に不安を感じる方も少なくありません。
ほかの業種と比べて平均的な給与水準がそれほど高くないことや、同じような境遇の先輩が身近にいないことから、保育士を続けるかどうか迷ってしまうのです。
しかし、経験を重ねて自身のリーダーシップを発揮することにより、男性保育士はキャリアアップしていくことが可能です。
具体的な方法としては、以下のようなものがあります。
キャリアアップ研修は、政府による処遇改善政策の一環として行われる研修を修了し、副主任保育士や専門リーダーの役職に就くことで給与がアップする制度です。
また、将来的に園長などの管理職に就くと、基本給や手当で賃金が上がります。
>>>あわせて読みたい「保育士のキャリアアップ研修とは?仕組みや研修内容について」
>>>あわせて読みたい「保育士の管理職|仕事内容やメリット、管理職になる方法を紹介」
男性保育士が今の職場でのキャリアアップに不安を感じたり、職場の雰囲気に馴染めず苦しんでいる場合は、転職を検討してみることをおすすめします。
保育園によっては、初めから管理職枠で人材を募集しているところもあります。
ある程度保育士としての経験を積んだら、積極的に応募してみるのもよいですね。
また、過去に男性保育士を採用した実績がある園は、男性保育士について理解してくれる可能性が高いため、自身が理想とする職場を探す際の参考になるでしょう。
今回は“男性保育士あるある”をご紹介しましたが、共感できるものがいくつあったでしょうか。
男性保育士には苦労話も多いですが、子どもたちや保護者からの人気が高いのも事実です。
男性保育士ならではの魅力を最大限に発揮できる職場で、自信を持ってさまざまなことにチャレンジしていきましょう。
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