保育士が試用期間に辞めたいと思ったら?転職を成功させる方法も

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まだ試用期間中であるにも関わらず、保育士を辞めたいと思うケースは少なくありません。試用期間中に保育園への不満が積もってしまうと、本採用前に辞めたくなってしまいますよね。しかし、早期退職には「次の転職が不利になるのでは」という不安がつきものです。そこで今回は、保育士が試用期間中に辞める方法や、早期退職しても転職を成功させるためのコツを紹介します。

保育士が試用期間中に辞めたいと思う理由

保育園の多くが、保育士の適性を判断するために本採用前の試用期間を設けています。

この期間は園によって異なりますが、一般的には3ヶ月から6ヶ月程度というところが多いようです。

本採用前のお試し期間とはいえ、よほどの事情がない限りは試用期間後に本採用となります

しかし、せっかく就職できた職場であるにも関わらず、試用期間中に辞めたいと考えてしまう保育士が少なくありません。

以下は、保育士が試用期間中に辞めたくなる理由の一例です。

労働条件や給与が聞いていた話と違った

予想よりも業務量が多い

残業時間が長すぎる

仕事のやり方に不満がある

保育方針が合わない

人間関係が悪い

保護者の中にモンスターペアレントがいる

試用期間中に上記のような不満を抱くと「本採用後はもっと辛くなるのでは?」という不安が募り、早くも仕事を辞めたくなってしまうのです。

>>>あわせて読みたい「保育士を辞めたい理由7選|原因や対処法を解説

保育士は試用期間中に辞めることができる?

保育士が試用期間中に辞めたくなった場合、「まだたった数ヶ月しか働いていないのに」「辞め癖がついてしまうのでは」などの理由で、退職をためらうかもしれません。

しかし、退職は労働者の権利です。

試用期間中であっても、辞めることへの後ろめたさを感じる必要はありません。

また、法律では以下のように定められています。

期間の定めのない雇用の解約の申入れ(正社員など)
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる
この場合において、雇用は、解約の申入れの日から2週間を経過することによって終了する

やむを得ない事由による雇用の解除(パート・アルバイトなど)
当事者が雇用の期間を定めた場合であっても、やむを得ない事由があるときは、各当事者は、直ちに契約の解除をすることができる

参照:民法|第六百二十七条~第六百二十八条

法的には、退職を申し入れてから2週間経てば職場を辞められると定められています。

試用期間中に退職する場合は、遅くても2週間前までにはその旨を上司に報告しましょう。

また、退職理由が病気などの“やむを得ない事情”であると認められた場合は、即日退職できる可能性もあります

>>>あわせて読みたい「保育士を辞めたい新卒の方へ!辞めたいと思う理由や対処法まとめ」

保育士が試用期間中に辞める方法

試用期間中に辞めることは問題ありませんが、勢いで退職するのはおすすめできません。

以下では、保育士が試用期間中に辞める方法や、次の転職を成功させるためのコツを紹介します。

退職の理由を考える

試用期間中に辞める決意したら、まずは円満に退職するための理由を考えましょう。

退職理由で嘘をつく必要はありませんが、内容によっては引き止められる可能性があります

「状況が改善されるのであれば働き続けたい」と考えている場合を除き、納得してもらえる明確な退職理由を考えなければいけません。

また、ストレートに不満を伝えると印象が悪くなってしまうため、避けた方が賢明です。

退職の意思を伝える

退職理由を考えたら、上司に直接退職の意思を伝えます

「お話があります」と声をかけ、個別で話せる時間を作ってもらいましょう。

試用期間中の面談がある場合は、そのタイミングで伝えてもよいですね。

退職理由の例文

例①「園の雰囲気が合わない」
現在、退職を検討しており、そのご相談をしたくお時間をいただきました。
退職理由は、園の雰囲気が私の保育観や思い描く働き方と合わなかったことです。
当園のカリキュラムは非常にすばらしいと感じますが、私はもっと自由にのびのびと子どもを遊ばせる保育を行いたいと思っています。
まだ研修中という立場でこのような結論に至ってしまい、大変申し訳ありません。
例②「体調不良で働くことができない」
ここ数日間、度々お休みをいただいていましたが、持病の腰痛が悪化してしまいました。
保育士として子どもを抱きかかえることが困難なため、腰への負担が少ない職場への転職を考えています。
まだ試用期間中でありながら、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。ご理解いただけますと幸いです。

辞めた後のことを考える

試用期間中の退職を決意したら、辞める前にその後のキャリアを考えましょう。

次の職場を決めずに退職した場合、再就職に焦って再び条件の悪い職場に入ってしまうリスクがあります。

納得のいく再就職を目指すなら、今の職場で働きながら転職活動を進めた方がよいでしょう。

また、転職を繰り返さないためにも、妥協できない条件や自分に合っている保育園のイメージを固めることが大切です。

転職を成功させる

早期退職は履歴書に傷がつくため「転職が難しくなるのでは」「次の職場もすぐ辞めたくなったらどうしよう」と不安になるかもしれません。

そんなときは一人で転職活動を進めずに、転職エージェントを利用しましょう

『保育求人ラボ』では、転職活動のサポートを受けられる完全無料のサービスを提供しています。

具体的には、以下のようなサポートを受けられます。

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>>>あわせて読みたい「【転職成功体験談】保育求人ラボで転職に成功したエピソード集①」

>>>あわせて読みたい「【転職成功体験談】保育求人ラボで転職に成功したエピソード集②」

まとめ

今回は、保育士が試用期間中に辞めたいと思った場合の対処法について解説しました。

労働者には“退職の自由”が認められてるため、職場が自分に合わないと思ったときは辞めることが可能です。

退職を決意したら、最低2週間前までには上司に意思を伝え、円満な退職を目指しましょう。

また、『保育求人ラボ』を活用し、本当に自分に合う職場を探すのもおすすめです。

本記事を参考に、後悔のない退職と転職を実現させてくださいね。

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