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せっかく転職をしたにもかかわらず、後悔しているという保育士も中にはいるでしょう。後悔する気持ちを抱く理由は人によってさまざまです。ですが、そこから自分がどうしたいかを考えることで、その後悔を解消することができます。今回は、保育士が転職に対して後悔する理由や後悔を解消する方法などについて紹介します。
■目次
せっかく転職をしたにもかかわらず、「転職をしなければよかった…」と後悔する原因として、転職の理由となった条件を転職先で満たせなかったことが挙げられます。
では、主にどんな理由が後悔につながるのでしょうか。
以下では、転職をした保育士が後悔する理由を紹介します。
転職先の保育のレベルが合わないことは、保育士が転職を後悔する理由として最も多いようです。
その主な原因として、保育のレベルを転職先に求める条件として考えていなかったことが挙げられます。
保育士が転職先の条件を考える場合、給与面や労働環境、残業の有無といった待遇面を重視する傾向にあります。
そのため、実際に転職してみると待遇面などの条件は問題ないものの、保育のレベルが低く、保育自体への不満につながってしまうのです。
転職先の保育方針が合わないということも、転職先に求める条件として考えていなかったことで生じる後悔といえます。
保育方針は、基本的に保育園によって異なります。
特に私立保育園の場合、運営元もさまざまであり、独自のカリキュラムを展開している園も多いです。
自分から合わせられるくらいのズレであれば「こんな保育もあるんだな」と前向きに捉えられるかもしれませんが、事あるごとに不満を感じてしまう場合は転職に対する後悔につながってしまうかもしれません。
転職によって前の職場よりも給与が下がり、転職を後悔する保育士も多くいます。
給与が下がる原因としては、転職先がサービス残業ばかりであることが挙げられます。
例えば、前の職場は残業代がついてた場合、転職後に「基本給は上がったけれど、残業代がつかなくなったために支給額が少なくなった」というケースは多いのです。
また、中には残業が常態化しており、自分だけ定時で上がりづらい雰囲気ができているという園も…。
このような職場の内面的な部分は、実際に働いてみないと分からない部分でもあります。
保育士の人間関係は、退職理由としても多く挙がるほど深刻な問題の一つです。
保育園という閉鎖的な環境であるゆえ、性格や価値観の不一致があったとしても避けることができない現状に、ストレスや悩みを抱える保育士は少なくないのです。
しかし、人間関係の問題はどこの保育園でもあるため、人間関係が理由で転職したとしてもまた新たな職場で起こる可能性も考えられます。
>>>あわせて読みたい「保育士の人間関係をうまく保つには?こじれる原因や対処法」
以下では、転職をした保育士が後悔を解消する方法を紹介します。
まずは、なぜ転職に対して後悔しているのか、その理由を整理することが大切です。
自分の考えを紙に書き出して可視化することで、「もっとこんな風に考えてみたら変わるかもしれない」と新しい発見ができることでしょう。
また、自分の考えを客観的に把握することができ、今後のキャリアを考えるきっかけにもつながるかもしれません。
一人で抱え込まず、周りの人に相談することで、それまでの後悔が解消されることもあるでしょう。
特に転職を経験したことがある先輩保育士や同僚であれば、同じ思いを抱いた経験があるかもしれません。
話を聞いてもらうことで、悩みが解決する可能性があることはもちろん、自分では気付けなかったことに気付ける可能性もあります。
後悔をしている理由によっては、職場環境自体が合っていないことも考えられます。
そのため、改めて転職を検討するのも方法の一つです。
ただし、同じ後悔をしないよう、自分自身の考えや転職先への条件をまとめたり、保育園調査を徹底することが重要といえます。
「思っていた職場と違った」ということを防ぐために、転職エージェントを活用するのもおすすめです。
以下では、もう二度と後悔しない、保育士が転職を成功させるコツを紹介します。
転職活動を始めるにあたって、まずは転職に求める条件を整理することから始めましょう。
給与面や労働環境、保育方針、残業有無など、求める条件は人によって異なります。
条件を明確にすることで、転職の方向性もおのずと決まるでしょう。
また、条件の中にも優先順位をつけることで、より自分の条件に合った保育園に出会える確率も高くなります。
>>>あわせて読みたい「自分に合った保育園を選ぼう!失敗しない転職先の選び方とは?」
求人に応募する前に、保育園のリサーチは徹底して行いましょう。
求人サイトにも保育園の情報は記載されていますが、ホームページがある場合はきちんと確認しておきます。
保育園のホームページからは、保育園の雰囲気や保育方針が分かるでしょう。
また、保育園によっては園見学を実施しているところもあるため、積極的に参加することで転職の成功に近づきます。
>>>あわせて読みたい「【保育士の転職】園見学を申し込む際の電話のマナーについて解説」
どんな保育士になりたいか、イメージを持つことも転職を成功させるために大切なことです。
保育士としてのこれまでの働きを振り返って、今後どんな保育士として働きたいか、そして実現させるためにはどんなことが必要なのかを明確にしましょう。
しっかりと考えを持っておくことで、保育園を選ぶ際、自分に合うかどうかのヒントになります。
>>>あわせて読みたい「保育士の理想像とは?面接で使える例文やポイントなどを解説!」
転職活動に専念したいからといって、すぐに今の職場を辞めることはおすすめできません。
転職活動をしている間は、もちろんこれまでと変わらず生活費はかかるため、きちんと確保したうえで退職のタイミングを検討することが大切です。
また、退職をした後になかなか転職先が決まらない焦りから、妥協して転職先を決めてしまうことも考えられます。
妥協して転職することも後の後悔につながるため、次の転職先を決めてから退職に進みましょう。
今回は、保育士が転職に対して後悔する理由や後悔を解消する方法などについて紹介しました。
転職をした保育士が後悔をする理由としては、転職先の条件を深く検討できていなかったことや保育士の悩みに多い給与面、人間関係といったことが挙げられます。
自分がどうしたいかをきちんと整理することで、その後悔は良い経験だと前向きに考えられる場合もあります。
反対に、その後悔が大きな不満に感じる場合は、改めて転職することも手段の一つであるため、その際は後悔のないようきちんと失敗を振り返ることが大切です。
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