お役立ち情報
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保育園で行う生活発表会のプログラムや題材選びのポイント、おすすめの製作を紹介します。子どもたちの1年間の成長を示すには、どのような題材を選べばよいかお悩みでしょう。本記事のポイントを押さえて、ほかと被らない自分のクラスだけの生活発表会を成功させましょう。
■目次
生活発表会の題材を選ぶ際は、以下のポイントを大切にすると適切な題材が選べるでしょう。
そのクラスの発達段階に合わせた演目を選びましょう。
乳児クラスは特に、個々の発達の差が顕著です。
楽しく取り組めそうかを基準に選ぶとよいでしょう。
子どもたちの間で流行っているものを題材にすると、楽しんで練習してくれます。
日々の保育園で流行ったものだけでなく、運動会などの行事内容と関連させた題材にしても盛り上がりますよ。
幼児クラスでは、何をやるかを話し合って選ぶことも1つです。
自分たちで決めたことなら練習にも精が入るでしょう。
また、自分たちですべてやり切ったという成功体験にもつながりますね。
0歳児は、日頃の保育で慣れ親しんだ題材を選ぶと、緊張してしまう本番でも思わず体が動いてしまうでしょう。
また、本番中も保育者が子どもの横にいるため、保育者と共に楽しめるものでもよいですね。
0歳児クラスは可愛い衣装が特徴となる園も多いため、キャッチーな衣装が作りやすい題材を選ぶこともポイントの1つです。
簡単な手遊びとして人気のある歌です。
たぬきの格好をして登場すると、保護者の方もメロメロになっちゃいますよ。
スローテンポでリズムが取りやすい歌は、0歳児さんの発表にぴったりです。
普段の保育から、保育者が子どもの体を動かすようにして遊んでおくとよいですね。
簡単な動きで構成されている手遊び歌です。
曲の長さも0歳児さんにちょうどよい長さとなっていますよ。
1歳児は日頃と違う環境に緊張してしまう年齢です。
そのため、明るく楽しい題材を選ぶことで明るい気持ちに切り替えられますよ。
一人ひとりの個性が出てくる年齢でもあることや少人数クラスであることを活かし、衣装はそれぞれ違ったものを用意すると可愛さが増しますよ。
明るいメロディが印象的な歌です。
『チャチャチャ』のタイミングでリズムをとる練習をすると、発表に磨きがかかりますよ。
子ども達に人気の絵本の歌です。
歌詞に出てくる食べ物の衣装を着ると、歌の世界観が広がりますね。
自分のお名前がわかるようになってくる1歳児さんにぴったりの演目です。
1人ずつ名前を呼ぶため、みんなが主役になれる点も魅力です。
2歳児は乳児の中でも1番リズム感が養われているため、リズミカルな演目にするとよいでしょう。
細かい指示も通るようになるため、少し複雑な動きを混ぜても成長が伝わりますよ。
タンバリンやマラカスなど簡単な楽器を使ってみることもおすすめです。
リズム遊びにぴったりな歌です。
『幸せならジャンプしよう』など、当日はアドリブで歌詞を変えてみてもよいですね。
リズミカルで子どもたちが楽しそうに踊る姿が目に浮かぶ歌です。
おむすびのお面を製作で作ると、衣装作成の時間も短縮できますよ。
子どもたちが大好きな動物がたくさん出てくる歌です。
擬音の部分は元気に歌いながら踊ってみましょう。
3歳児は、集団で行動する力を伸ばした1年になったことでしょう。
そのため、合唱やダンスといった乳児クラスでは行っていなかった演目に取り入れると、1年の頑張りが伝わりますよ。
運動会や作品展で行った演目の続きになるような演目にすると、導入もしやすいですよ。
初めて合唱を行う3歳児さんは、みんなで元気に歌える歌がおすすめです。
不思議な歌詞の意味を、子どもたちと考えながら歌ってみましょう。
乳児さんには難しい細かな動きも入っている歌を選び、1年間の成長を発表するのはいかがでしょうか。
3歳児さんのあふれるパワーを発揮しましょう。
楽器を使用し、保育者の伴奏に合わせた合奏をしてみましょう。
手拍子から練習し始めると、スムーズに練習が進みますよ。
歌だけでなく劇に挑戦できるようになることが4歳児の特徴です。
登場人物が少なく、みんなでセリフを言うような作品を題材にするとよいですよ。
また、歌いながら踊るという複雑なことに挑戦してみるのも1つです。
簡単な2部合唱になっている歌に挑戦できる歌です。
どちらのパートもきれいに響き合うような合唱を目指しましょう。
カスタネットやタンバリンなど、打楽器を中心とした合奏を行ってみましょう。
子ども達もよく知っている歌のため、スムーズに練習できそうですね。
おおかみ役とこやぎ役の2つに分けて行う劇です。
初めての劇は、役の数が少ない作品を選ぶと子どもたちも安心して劇遊びを楽しめますよ。
園生活の集大成となる5歳児は、今まで挑戦したことがなかった合奏に挑戦すると特別感が出ます。
劇に関しては、登場人物が多い作品を選ぶと、一人ひとりの達成感が大きくなりますよ。
子どもたちの力だけで成功させられるかを基準にするとよいでしょう。
鍵盤ハーモニカも含めた合奏は、5歳児さんにしかできないでしょう。
保育士が伴奏せず、子どもたちの力だけ演奏してみましょう。
明るくリズムが取りやすい歌の演奏です。
簡単な踊りを間奏に入れると、この歌の魅力がより伝わりますよ。
子どもたちに大人気の絵本の劇です。
役が細かく分かれるため、一人ひとりの責任も達成感も大きくなりますよ。
>>>あわせて読みたい「【保育園の生活発表会】ねらいや準備の流れ、進行のポイントなど」
生活発表会で製作物を用いる際のポイントや注意点を3つ紹介します。
生活発表会の製作といえば小物を想像しがちですが、大道具をクラス全員で作ると壮大な製作ができます。
大きな模造紙を用意し、発表の内容に沿った製作をしましょう。
まだ絵を描くことが難しい乳児さんは、手形やスタンプなどを用いると間単に成長が感じられる製作ができますよ。
見栄えをよくするために、製作物に装飾をつけることも多いでしょう。
しかし、フリンジなどの舞台に立ったときに気が散ってしまうような装飾物は避けましょう。
また、必要なとき以外は製作を床に置いておくというような工夫するとスムーズに発表が進みますよ。
幼児クラスになると、劇や合奏でバラバラの役割が与えられるでしょう。
そうなると製作物も全員で同じものを作ることも少なくなるでしょう。
そこで注意すべきなのが、役割ごとの製作物の難易度です。
どの役割も同じくらいの難易度の製作を作ることで、役による差別が起きなくなりますよ。
出番が少ない役割の子どもたちは大道具を作成するなどでリカバリーしてもよいですね。
乳児さんは舞台の上に立つ際にマイクを持っているだけで、一気に雰囲気が出ます。
手作りマイクで質問してもよいですね。
自分で作った楽器で合奏すると、より練習が楽しくなります。
アレンジしやすい製作のため、さまざまな動物や植物に応用してみましょう。
ダンスや劇の小道具にぴったりのステッキ。
キラキラしたビジュアルが、生活発表会という特別な行事を体現していますね。
>>>あわせて読みたい「保育士だけど製作は苦手な方へ!意識する点と克服ポイントを解説」
今回は、生活発表会の妻財選びのコツやおすすめのプログラム、製作を紹介しました。
自分のクラスの子どもたちにはどのような題材がぴったりか、思いついたでしょうか。
子どもたちの1年間の成長が感じられる生活発表会がよりよいものになるよう、本番まで準備を重ねましょうね。
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