お役立ち情報
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放課後等デイサービスで働くのを辞めたいと悩んだことはありませんか。放課後等デイサービスは、障がいを持つ子どもの支援を行う福祉施設であり、働く職員には豊富な知識と専門性が求められます。仕事として非常にやりがいがある一方で、さまざまな理由から辞めたいと考える方もいるのではないでしょうか。今回は、保育士や児童指導員などが放課後等デイサービスを辞めたいと思う理由と、その対処方法をまとめました。
■目次
放課後等デイサービスの仕事は障がい児を預かるため一般的な保育とは異なりますが、求人数は多く、子どもが好きな人や保育士などの資格保有者に人気の仕事です。
しかし、放課後等デイサービスは預かる子どもの対象年齢が幅広く、障がいの程度もそれぞれ異なります。
そのため、支援を行うにあたって、お世話の難しさを感じてしまうかもしれません。
マニュアル通りに進まないことも多く、「大変」「きつい」「しんどい」と感じ、辞めたいと思う人は少なくないでしょう。
>>>あわせて読みたい「保育士も活躍できる!放課後等デイサービスで働く魅力とは」
放課後等デイサービスの仕事を辞めたいと思う代表的なものとして、次の理由が挙げられます。
こういった悩みが相互的に作用し、仕事がきつい、大変などと感じる原因になっているようです。
以下でその理由について具体的に見ていきましょう。
発達障がいのある子どもたちには、一人ひとりに適した支援や療育方法が必要なため、集団でまとまった教育を行うことの難しさがあります。
特に経験が浅い職員だと、子どもに接する際の言葉選びや関係の築き方に悩んだり、どう寄り添って導いたらよいか分からなくなることも多いです。
子どものケア方針の違いなどから保護者とうまくコミュニケーションが取れず、関係構築に悩む職員も少なくないでしょう。
発達障がい児の成長を感じるには長期的視野が必要ですが、きちんと子どもを見てくれているのか疑問を持たれる親御さんもいるかもしれません。
よい信頼関係が築けないと職員のストレスとなり、辞めたいと思う一因になります。
>>>あわせて読みたい「保育園で大切な保護者とのコミュニケーション!円滑にする方法」
放課後等デイサービスに通う子どもの中には、周囲の子どもや職員を叩いてしまったり、暴言を吐いたりする子もいます。
このような突発的な行動によりトラブルになることも多く、職員は常に気を張っていなくてはなりません。
子ども同士のトラブルは施設側の責任となります。
こういった問題を未然に防ぐため、職員は常に気を遣わなくてはなりません。
>>>あわせて読みたい「保育園で子ども同士のトラブル!解決策や保護者への伝え方は?」
職場における人間関係の悪化は、仕事にも影響してきます。
放課後等デイサービスには、職種の異なるさまざまな立場の職員が働いています。
そのため、子どもの支援方針や価値観などに相違が生じる場合もあるでしょう。
特に、経験がものを言うような仕事の特性もあることから、経験が浅い職員の意見がなかなか取り入れられないことも。
働くうえで大切なチームワークがうまく機能していないと、ストレスとなり、不満につながってしまいます。
>>>あわせて読みたい「保育士の人間関係のストレスとは?良好な関係を築く方法も紹介」
放課後等デイサービスの仕事は、体力勝負ともいえます。
5歳児までを預かる保育園とは違い、6歳〜18歳までを対象とする放課後等デイサービス。
大人と同じくらい体が大きい子どももいるため、お世話には非常に体力を使います。
活発な子どもや、トラブルになりそうな子どもの相手をすると、どっと疲れてしまうことがあるようです。
放課後等デイサービスの仕事内容は多岐に渡ります。
子どものお世話や保護者対応、支援計画の作成といった事務作業などを、限られた人員でこなしていかなければなりません。
その日の子どもの様子や状況によっては仕事がスムーズに進まないこともあり、仕事の量の多さと給与が見合っていないことに不満を感じる方は多いようです。
福祉・介護業界は、慢性的に人手が足りない状態になっています。
さらに、保育士や看護師などの資格を有する人を求める傾向にあるため、新しい人材の確保が難しいという問題も……。
働く人が不足すると一人の職員に対する業務量が多くなり、ストレスが溜まったり、やる気が削がれてしまったりするのです。
>>>あわせて読みたい「保育士と児童指導員の違いとは?資格の違いや仕事内容を紹介!」
以下では、放課後等デイサービスを辞めたい場合の対処法について解説します。
まずは自分が感じている不安や不満を明確にしていくことが大切です。
悩みを具体化してみると、漠然とした不安を解消することができます。
例えば、子どもにうまく接することができない、職場の雰囲気が合わずつらい、など悩みを書き出して整理してみるとよいでしょう。
こうして悩みを客観的に見ることで、自力で解決できる問題なのか否かの判断ができ、解決策を探ることができます。
子どもの対応方法や関わり方で悩んでしまうのは、発達障がいへの理解が不足しているからかもしれません。
発達障がいについての正しい知識を深めれば、望ましい接し方や関わり方のポイントが分かるでしょう。
また、経験を積んでいくことで悩みに早く対処できたり、悩み自体を少なくしていくことができるかもしれません。
>>>あわせて読みたい「【保育士なら知っておきたい】発達障害の特徴や保育について」
悩みは一人で考えるとどうしても視野が狭くなりがちです。
家族や友達、上司や同僚など、信頼の置ける人に相談してみることが大切です。
他者の意見は非常に貴重で、自分の価値観とは違うアドバイスをもらえます。
自分では気付けなかった解決の糸口が見つかるかもしれません。
また、相談するという行為には、悩みを共有することで気分を軽くしてくれるというメリットもあります。
勇気を出して相談し、苦しい状況から抜け出しましょう。
>>>あわせて読みたい「保育士の相談窓口はどこ?悩んだときにはここへ相談しよう!」
自分が関わってきた子どもの成長を見られることは嬉しいですよね。
今まで不可能だったことが可能になったり、自立していったりと、子どもたちの前向きな変化を感じられる瞬間は職員の一番の喜びになります。
“自分の支援が役に立った”という達成感は、仕事へのやる気につながるかもしれません。
悩みを解決することが難しい場合は、転職を考えてみましょう。
例えば保育士の資格があり、放課後等デイサービスでの実務経験があれば、保育園やほかの福祉施設へ転職した際に非常に重宝されるでしょう。
また、民間企業が多い放課後等デイサービスは、施設によって好待遇な条件を提示している場合もあります。
給与面や譲れない条件を重要視して、自分に合った働き方を実現させましょう。
保育士や児童指導員の転職には、転職エージェントの活用がおすすめですよ。
転職エージェントでは、以下のようなサービスが受けられます。
●無料で内定までサポート
●理想や条件に合った求人をご提案
●履歴書や職務経歴書の添削
●事前に保育園の雰囲気を調査
●条件交渉や面接日程の調整などの仲介
放課後等デイサービスの仕事は、協力体制の維持が必要不可欠です。
責任の重い仕事であるため、肉体的にも精神的にも一人で抱え込まず、負担を分散させるような環境が求められます。
「迷惑をかけたくないから」「できないと言えないから」という理由で助けを求められずにいる人も多いでしょう。
しかし、周囲との協力や連携によって、よりよい成果が生まれるのも事実です。
自分を成長させステップアップするためにも、周りの助けを借りることが必要です。
今回は、放課後等デイサービスの仕事について、辞めたいと思う理由とその対処方法を紹介しました。
子どもの成長を見守ることができるやりがいのある仕事だからこそ、責任も伴い、辞めることに悩む方もいるでしょう。
本記事を参考に、今後の働き方について考えてみてくださいね。
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