【保育園の1月のおたより・園だより】年齢別文例集

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1月のおたよりでは、年始の挨拶や、本格的な冬を迎えたことによる体調管理のお願い、お正月明けの子どもたちの様子を伝えるとよいでしょう。進級まで残りわずかでもあるため、進級に向けて子どもたちが成長した姿を伝えていくことで、保護者と喜びを共有できる内容だといいですね。

【1月のおたより】書き出しのポイント

1月のおたよりでは、保護者の方へ向けた年始のご挨拶が入っているとよいでしょう。

1月のおたよりの書き出しのポイントを紹介しますので、保育士さんのアレンジも加えながら参考にしてください。

<参考例>

あけましておめでとうございます。新年のスタートをきり、子どもたちはキラキラした笑顔で登園しています。

新春のお慶びを申し上げます。新しい一年が、お子様や保護者の皆様にとって、笑顔に溢れる素敵な一年になりますよう、お祈り申し上げます。

子どもたちの元気な声とともに、新しい年がスタートしました。今年度も残りわずかですが、一日一日を大切に、元気に過ごして行きたいと思います。

寒さが身に染みるこの季節となりました。白い息を吐きながらも、子どもたちは元気に園庭を走り回っています。

冬を感じながら、毎日の遊びを楽しんでいる子どもたち。空気が乾燥する季節なので、体調管理などに気をつけながら元気に過ごしていきたいと思います。

1月のおたよりで保護者に伝えること

ご家庭での生活のリズムをチェック

年末年始のお休みで、生活のパターンが変わってしまう子どももいます。

元気に保育園へ登園するために、ご家庭での生活リズムを整えてもらうことも大切です。

ご家庭の生活リズムのチェックとして、

  • 早寝早起きはできているか
  • 毎朝きちんと朝ご飯を食べているか
  • 歯磨き・顔洗いをしてから登園しているか
  • 朝の排便はあるか
  • 大きいクラスの子どもは、自分で身支度できているか

などのポイントを、おたよりで紹介するとよいでしょう。

風邪やウイルスに注意!

風邪やウイルスが体内に入ってくると、鼻の粘膜が腫れて、いつも以上に鼻水が出ます。

透明の鼻水が出始めると「風邪のひき始め」といわれています。
また、黄色〜黄緑色の鼻水が出ると、ウイルスや菌が体内に侵入した可能性も。

鼻水の色でも子どもの体調は判断できるため、ご家庭での観察をお願いしましょう。

>>>あわせて読みたい「保育士も要注意!秋以降に保育園でよく流行る感染症について」

栄養補給と水分補給で風邪に負けない体に!

十分な栄養や睡眠をとることは、元気に過ごすための基本となります。

ご家庭でもバランスのよい食事を心がけてもらえるよう呼びかけましょう。

またお風呂に入るときは、先に湯船に入るのではなくかけ湯をしてみましょう
手足から腰、肩の順にかけてかけ湯をしてから、湯舟で体を温め、身体を洗います。

体がポカポカに温まり、安眠につながります。

入浴後はしっかりと水分補給することも大事です。
空気が乾燥する季節でもあるため、こまめな水分補給で喉を潤しておくとよいでしょう。

冬のスキンケア

秋から冬にかけて空気が乾燥すると、肌の乾燥も気になりますよね。

汗の量が減り空気が乾燥することで、肌の保湿力も一気に低下するためです。

肌が乾燥しかゆみが出てくると、小さな子どもにとってはとても辛いですね。

肌に優しく刺激の少ない素材の服を着るようにしたり、保湿クリームなどを塗るなど、ご家庭でのスキンケアを呼びかけましょう。

1月のおたよりに使える季節の話題

ここでは、1月のおたよりに使える季節感のある話題の文例を紹介します。

春の七草の文例

春の七草は、「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ」ですね。
1月7日に七草がゆを食べると、1年間病気にならないといわれています。
お正月は美味しいものをたくさん食べるので、胃腸にとっても優しい食べ物ですね。
七草がゆを食べて元気いっぱいに過ごしましょう。

おせち料理の文例

おせち料理を作るのは、お正月に神様をお迎えするためですね。
また、お正月中に物音を立てて騒がしく料理するのはよくないといわれていたからだそうです。
数の子には「子孫繁栄」、黒豆には「マメに暮らしマメに働けるように」、タイは「めでたい」、エビは「長寿祈願」など、それぞれの食材に意味があるのも興味深いですね。

鏡開きの文例

鏡開きは昔ながらの行事でもあります。
鏡は「円満」を指し、開きは「末広がり」を意味するそうです。
保育園でも園でお供えしていた鏡もちを子どもたちと一緒に割り、おしるこにして食べたいと思います。
ぜひご家庭でも元気に過ごせるように願いながら挑戦してみてくださいね。

年齢別(クラス別)1月のおたよりで伝えたい文例集

1月のおたよりに使える年齢別の文例集を紹介します。

子どもたちの日々の様子をよく観察し、オリジナルの表現を入れながら参考にしてください。

0歳児の文例

ハイハイやあんよのスピードもみるみるアップしている◯◯組さんたち。
お気に入りのおもちゃや絵本、保育士に向かって、急いで駆け寄る姿がとても可愛らしいです。
園庭で凧上げをしましたが、みんな初めてみる凧に目を丸くして興味津々。
楽しそうに手を伸ばしたり、追いかけようとしていました。
自分で凧上げできるようになる日が来るのが楽しみですね。

1歳児の文例

園庭での遊びやお散歩の際も、冷たい風なんてへっちゃらな◯◯組さん。
ほっぺを赤くしながら、白くなった息を見て不思議がったり、冷たくなった地面や石を手で触ったりとたくさんのことを吸収しています。
最近の◯◯組さんは、帽子と手袋がお気に入り!頑張って自分で身に付けようとする姿が可愛らしいです。
また絵本を指差して、「ゆきだるま!」と絵本に出てくる言葉もどんどん覚えています。
言葉もどんどん増えてきている◯◯組さんたちです。

2歳児の文例

お散歩の際、道路に薄っすら張った氷を見て大興奮な◯◯組さんたち。
「ちょんちょん」と指で触る子や、足で踏んでみる子など、みんなそれぞれの楽しみ方で楽しんでいました。
最近は「かして」「いいよ」など、自分の気持ちを言葉で伝える姿が増えてきた◯◯組さん。
お友達と一緒に遊びたいという気持ちも芽生えてきたようで、言葉を交わしながら仲良く遊ぶ姿に成長を感じます。

3歳児の文例

薄っすら園庭に積もった雪で「雪うさぎ」作りに挑戦した◯◯組さん。
「つめたーい!」と大興奮しながらも、それぞれの形の小さな可愛いうさぎを一生懸命作って見せ合っていました。
素敵な冬の贈り物にみんな嬉しそうにしていました。
◯◯組さんは、今コマ回しに夢中です。上手にコマを回す姿に驚きました!
「せーの!」で回して、「最後まで回っているのは誰かな~」と競争も楽しんでいます。

4歳児の文例

お散歩中に雪がチラチラ降ってきたことに気が付いた◯◯組さん。
「ゆきだー!」と声をあげながら、みんな一斉に立ち止まって空を見上げていました。
公園に到着してからも、顔やジャンパーに当たる雪の感触を楽しんだり、お友達の頭の上に降った雪を払ってあげたり、雪に夢中になっていました。
室内遊びでは、みんなで年賀状作りに挑戦!
「なんてかこうかな?」「絵もかこう!」など思い思いに書き上げていました。
ひらがなも書けるようになってきて、文字を書くことに意欲満々です。

5歳児の文例

お正月遊びが大好きな◯◯組さん。
園庭では凧あげ、室内では双六(すごろく)や駒回し、福笑いが大人気です。
お友達同士でルールや順番を決めて遊んだり、社会性も学びながらさまざまな遊びを楽しんでいる姿に成長を感じます。
今年はいよいよ小学生になりますね。
園庭では凧を見て喜ぶ小さいクラスの子たちのために、「もう一回やってあげるね!」と優しい言葉をかける一面も。
みんなお兄さん、お姉さんになりましたね。
残り3ヶ月、たくさんよい思い出を作って楽しんで過ごしていきたいです。

まとめ

一年のスタートである1月。

きちんと年始の挨拶をし、気持ちの良い新年を迎えたいですね。

寒さも一層厳しくなるため、ご家庭と連携し、子どもたちの体調の管理にも気を配りましょう。

1月は一年で最も降雪量の多い月でもあります。

この時期にしか出来ない雪遊びなどの様子もおたよりで伝えていけるといいですね。

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