お役立ち情報
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保育園の園長を務めているものの、本当は辞めたいと思っている……という人は、実は少なくありません。園長は保育園の管理職としてさまざまな業務を担うため、責任感が強い人ほど不安や悩みを抱えてしまうものです。しかし、キャリアを積んで園長になった以上、そう簡単には辞められないですよね。そこで今回は、園長を辞めたいと思ったときに考えるべきことや対処法、そして転職を成功させるための秘訣などを解説します。
■目次
園長は大きな責任を伴う役職のため、さまざまな悩みや不安を抱えてしまうものです。
以下では、園長が仕事を辞めたくなってしまう主な理由を5つ紹介します。
保育園の園長は組織全体の運営や管理を担当するため、非常に多くの仕事を抱えています。
具体的な園長の仕事内容は、以下の通りです。
上記に加えて、園によっては新しい保育プログラムの立案なども園長が担当することになります。
また、これらは保育園の運営に関わる大切な仕事のため、常に緊張感を持って業務に取り組むことが求められます。
その結果としてストレスを抱え、仕事を辞めたくなってしまうのです。
>>>あわせて読みたい「保育士の管理職|仕事内容やメリット、管理職になる方法を紹介」
園長の負担は非常に重く、そのために残業や持ち帰り仕事などが日常的になってしまうことがあります。
このような状態が続くと、プライベートな時間や家族との交流が犠牲になりがちです。
その結果、園長の仕事を辞めたいと考えるようになるのです。
保育園の運営は大切な使命ですが、自分自身の幸せも同じくらいに大切です。
ワークライフバランスを保ちながら働くために、退職や転職という選択を迫られることもあるかもしれません。
>>>あわせて読みたい「保育士がワークライフバランスを確保するには?働き方を紹介!」
保育園を運営するうえで、園長と現場の保育士との連携は非常に重要です。
新人から主任保育士や副園長といったミドルリーダーまで、幅広い意見に耳を傾けなければいけません。
しかし、先述の通り園長は多くの仕事を抱えているため、職員とのコミュニケーション不足に陥ってしまう場合があります。
このような状況が続くと、職員との信頼関係が築けなくなり、園長自身も仕事を辞めたいと思うようになるのです。
>>>あわせて読みたい「保育園の園長と合わない…対処法や保育士のNG行動について」
日常の送り迎えなどでは、基本的には現場の保育士が保護者対応を担当します。
しかし、トラブルやクレームなどが発生した場合には、園長が責任者として対応することになるでしょう。
誠実な保護者対応は子どもたちのためにも大切ですが、中には理不尽な要求をするモンスターペアレントもいるかもしれません。
保護者対応にストレスを抱えると、仕事のやりがいを見失い、園長としてのモチベーションが維持できなくなる可能性があります。
>>>あわせて読みたい「保育士を悩ませるモンスターペアレント!特徴や対応を知ろう」
>>>あわせて読みたい「【保護者対応トラブル】原因別・事例別で見る保育士の対処法」
園長の仕事は保育園の運営に関わる事務的なものが多いため、直接子どもたちと関わる機会は限られます。
そのため、キャリアアップした結果として園長になったものの、本当は保育士として子どもたちと関わりたい……と悩む園長もいるでしょう。
中には、行事や活動を通じて子どもたちとの接点を持つよう努める園長もいます。
しかし、抱えている仕事量や保育園の規模などによっては、子どもとの関わりが難しい場合もあります。
園長を辞めたいと思ったとき、すぐに退職してもよいのでしょうか。
以下では、園長を辞める前に考えるべきことを紹介します。
まずは、なぜ自分が園長を辞めたいのかを冷静に考えます。
次に、今まで辞めなかった理由についても考えてみましょう。
園長が仕事を辞めない理由は、人によってさまざまです。
例えば、以下のような理由が挙げられるでしょう。
辞めたい理由と辞めない理由を考えたら、それぞれのメリット・デメリットを書き出します。
こうすることで、辞めるべきかどうかを冷静に判断することができます。
園長を辞める前に、今後のキャリアプランを考えましょう。
園長として新しい保育園に転職したいのか、そもそも保育士を辞めたいのかによって、目指すべき道が変わります。
園長を辞める場合でも、保育や教育に関係する分野でキャリアを考える場合は、園長職の経験が役に立ちます。
しかし、まったく違う分野に進む場合は、必要なスキルや経験が異なるかもしれません。
後悔しないためには、きちんと情報収集することが大切です。
>>>あわせて読みたい「保育士資格を活かして働ける場所は?キャリアアップや転職先など」
以下では、園長が仕事を辞めたいと思った場合の対処法について解説します。
現状の職員との関係性やコミュニケーションの頻度、やり方などを振り返り、不足している点や改善できる部分を考えます。
職員との対話が少ないと感じられる場合は、一人ひとりの意見を聞けるような機会を作りましょう。
コミュニケーションの改善は、園長の負担を減らすだけでなく、保育園全体の運営をスムーズにすることにもつながります。
>>>あわせて読みたい「【教育の専門家に聞く】保育士の管理職に必要なマネジメントとは」
現在の保育園でICTシステムを使っていない場合は、すぐに導入を検討しましょう。
これにより、業務効率が上がり、残業や持ち帰り仕事を減らすことができます。
ICTシステムによって負担が軽減されれば、園長はもちろん、保育士たちのワークライフバランスも整うでしょう。
結果として、子どもたちと関わる時間を多く確保できるかもしれません。
>>>あわせて読みたい「保育業界のICT化とは?ICT化のメリット・デメリットも紹介」
園長は管理職として、職員の悩みを聞く機会が多いかもしれません。
そのため、なかなか園長自身の悩みを相談することができずに、孤独を感じてしまうこともあるでしょう。
しかし、一人で抱え込んでいては、問題を解決することはできません。
主任保育士や副園長、本社の社員などに、今の気持ちを相談してみましょう。
>>>あわせて読みたい「保育士の相談窓口はどこ?悩んだときにはここへ相談しよう!」
園長が退職を決意した場合は、ハイキャリア向け転職エージェントを活用するのがおすすめです。
転職エージェントとは、無料で転職活動をサポートしてくれるサービスのこと。
中でもハイキャリア向けのエージェントは、主に園長や主任保育士などの転職をお手伝いする専門家です。
具体的には、以下のようなサービスが受けられます。
●無料で内定までサポート
●理想や条件に合った求人をご提案
●履歴書や職務経歴書の添削
●事前に保育園の雰囲気を調査
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転職を検討している段階でも登録OKのため、「自分の市場価値が知りたい」という場合にも、ぜひ登録してみてください。
今回は、園長が仕事を辞めたいと思った場合の対処法について紹介しました。
園長職は責任が伴うため、孤独やストレスを抱えやすいポジションです。
ワークライフバランスも崩れがちなため、辞めたいと思ってしまうのも無理はありません。
しかし、園長を辞めたいと思ったときは、今後のキャリアプランを考えることが大切です。
自分がどんな働き方を望んでいるのか、改めて考えてみましょう。
転職する場合は、ハイキャリア専門の転職エージェントを利用するのもおすすめです。
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