お役立ち情報
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子どもの命を預かる保育士。もちろん、ぼーっと何も考えずに仕事をするわけにはいきません。子どもたちが安心・安全に、楽しく園で過ごせるために、保育士はどのようなことを心がけるべきなのでしょうか。今回は、場面別に保育士が心がけていることについてまとめました。
■目次
子どもと密接にかかわる仕事である保育士。
特殊な職業であるだけに、働く上で求められることも特殊です。
保育士として働くためには、どのようなことに心がけるべきなのでしょうか。
接客業と同じように「対人」がメインの仕事である保育士は、常に清潔な身だしなみが求められます。
保育士の相手は子どもだけでなく、保護者や地域、関連機関の職員などさまざま。
子どもから大人に良い印象を与えられるナチュラルなメイク、きれいにまとまった髪型を心がけましょう。
またネイルや服装、靴などにも気を付けることがポイントです。
>>>あわせて読みたい「保育士はナチュラルメイクが基本!OK・NGメイクを知ろう」
>>>あわせて読みたい「【保育士の髪色】OKラインは?派手すぎない色でおしゃれに!」
保育士は他人の家庭の子どもを預かり、一日中共に過ごすお仕事です。
そのため保育士が心から楽しんで仕事をするには、何よりも「子どもが好き」という気持ちを持つことが大切。
「子どもが可愛くない」と思いながら仕事をしていても、モチベーションが上がらないどころか、質の良い保育を実現することができません。
保育士として、「大好きな子どもたちがどうすれば笑顔になれるか」という気持ちを常に保つようにしましょう。
体力的にも精神的にも疲労感を感じやすい保育士の仕事。
それが故に心身の健康を損なってしまっては本末転倒です。
仕事に一生懸命取り組むように、自分の体調やメンタルバランスも自分でケアすることを心がけましょう。
「疲れた」「しんどい」と感じたら、積極的にリフレッシュすることがポイントです。
>>>あわせて読みたい「保育士のメンタルヘルスチェック|ストレスを感じたときは?」
実際に仕事を行う際に、保育士が心がけていることについてまとめました。
他人の子どもの命を預かる重要な仕事である以上、安全面には責任を持って考慮する必要があります。
子どもが怪我したり病気をしてしまうリスクはないか、いざ怪我や病気をしてしまったときの対応方法は把握しているか、今一度振り返ってみましょう。
子どもが安心・安全に過ごせられる環境づくりをすることで、保護者からの信頼を得ることもできます。
>>>あわせて読みたい「冬の保育室の適温は?子どもの体を考えた快適な保育室づくり」
子どもは年齢によってできること・できないこと、分かること・分からないことがあります。
また遊ぶ内容も、年齢によって最適なものが変わってくるでしょう。
保育士はこのような子ども一人ひとりの発達段階を理解し、それぞれに応じた最適な保育を行う必要があります。
乳児の遊びを幼児クラスに押し付けたり、反対に乳児に幼児レベルのことを求めることがないように気を付けましょう。
子どもが過ごす園内は常に清潔であることが求められます。
掃除がしっかり行き届いているか、適切な消毒は行われているか、子ども目線で確認することがポイント。
1人の保育士が掃除を担当するのではなく、複数の保育士で手分けし細かく掃除を行うことがベストです。
またたくさんの子どもが使用するおもちゃは細菌の温床になりやすいため、定期的に洗濯や消毒をするようにしましょう。
>>>あわせて読みたい「保育園でできるコロナ対策|基本の感染症対策をおさらい!」
子どもたちに好かれ、人気のある保育士は、日頃からどのようなことに気を付けているのでしょうか。
まだ難しい言葉を理解できない子どもにとって、表情は人の気持ちを汲み取る大きなツール。
常に子どものそばにいる保育士が無表情だったり怒った顔をしてばかりだと、子どもは不安になり、「自分が悪いのかな」と勘違いしてしまいます。
明るく楽しそうな笑顔を忘れず、優しい表情で子どもに語りかけるようにしましょう。
同じ園で過ごす子どもといえども性格や考え方はみんなバラバラで、中には「自分とは合わないな…」「この子と接するのは楽だな」と思うこともあるでしょう。
しかし、だからといって子どもの接し方に不平等性があってはいけません。
子どもが「自分には構ってもらえない」と察してしまうと、自己肯定感が下がったり、ひねくれた性格になってしまう懸念も。
保育のプロとして、子どもの好き嫌いはせず平等に接するようにしましょう。
>>>あわせて読みたい「保育士にお気に入りの子がいるのはダメ?子供を差別しないために」
いくら可愛い子どもとはいえど、ダメなことをしたときはきちんと𠮟ってあげることが大切です。
甘やかしすぎ育てても、子どもの発育に良い影響を与えません。
人間教育として、「ダメなことはダメなんだ」としっかり伝えることも保育士の仕事です。
ここで重要なのが、「怒る」と「叱る」を区別すること。
むやみやたらに子どもを怒鳴りつけることは絶対にやめましょう。
>>>あわせて読みたい「保育士が子供に怒りすぎてしまう原因は?対処法や叱るときのコツ」
後追いが始まった子どもやイヤイヤ期真っ最中な子ども、いつも泣いていいたり拗ねている子どもなど、保育園にはさまざまな気持ちを抱えた子どもがいます。
しかしこれらは、子どもの発達における大切な段階。
頭こなしに「泣きやみなさい!」「やめなさい!」と叱るのではなく、まずは子どもの気持ちを受け止めるようにしましょう。
>>>あわせて読みたい「【乳児クラス保育】後追いする子どもへの対応と注意点」
>>>あわせて読みたい「【保育士の悩み】イヤイヤ期の子どもへの対応方法を徹底解説!」
保育士にとって大切な業務である保護者対応ですが、できる保育士はどのような点を心がけているのでしょうか。
登園時間やお迎えの時間に、保護者とのコミュニケーションをしっかり取れていますか?
挨拶をするだけのコミュニケーションでは、保護者と良い関係を築くことが難しくなってしまいます。
「今日はこんな遊びをする予定です」「今日〇〇ちゃんは上手にお絵描きできていましたよ」など、その日の保育予定や子どもの様子を簡潔に話してみましょう。
保育士から積極的に話しかけることが、信頼関係構築のカギになることも。
保護者とのコミュニケーションを積極的に図ることは大切ですが、保育士ばかりが一方的に話している状況はよくありません。
家庭での様子がどうなのか、普段の生活習慣はどうなのか、保護者の話を積極的に聞き出すこともポイントです。
また保育士からのご意見やクレームには真摯に向き合い、すぐに反発などせずまずはしっかり傾聴するようにしましょう。
>>>あわせて読みたい「【保護者対応トラブル】原因別・事例別で見る保育士の対処法」
例えば子どもの怪我や体調不良、トラブルなどについて、保育士は保護者に事情を丁寧に説明する必要があります。
ポイントは、ただ説明するだけでなく、どのようにすれば保護者に納得・安心していただけるかを考えること。
連絡帳や紙に細かくメモしたものを渡すなどの工夫があると、なお良いでしょう。
保護者に「ここまで丁寧に説明してもらえた」という印象を与えることで、信頼につながります。
子どもを預かる特殊な職業である保育士には、心がけるべきポイントがたくさんあります。
全てを完璧に心がけることができなくても、まずは一つずつ目標を掲げながら実践してみます追う。
本記事が、さらに良い保育ができるよう、改めて自分の保育を振り返るきっかけとなれば幸いです。
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